天久鷹央の推理カルテIII: 密室のパラノイア (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 125
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800356

作品紹介・あらすじ

密室殺人。犯人は、病気(アイツ)だ。呪いの動画によって自殺を図った女子高生。男性に触れられた瞬間、肌に異常をきたす女性。そして、密室で溺死した病院理事長の息子……。常識的な診断や捜査では決して真相にたどり着けない不可解な事件。解決できるのは、怜悧な頭脳と厖大な知識を持つ変人女医・天久鷹央(あめくたかお)、ただ一人。日常に潜む驚くべき“病”と事件の繋がりを解明する、新感覚メディカル・ミステリー第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • 続きが気になり読んでしまったσ^_^;
    面白いのですよ。
    この本を読んで医師や看護師を目指すというのはわからないでもないか。

  • 日常に潜む驚くべき “病” と事件の繋がりを解明する、新感覚メディカル・ミステリー第3弾。
    (裏表紙より)

    karte.01 閃光の中へ

    本当に起きたら怖いお話。
    映像の中にあるものが脳に作用する。
    昔から、いろいろこういうことが起きてる。
    アニメの映像が問題になって、今ではどの作品でも始めに注意喚起を出している。
    途中にサブリミナル効果の例として映画館を挙げている。
    今は禁止されてるみたいだけど、やってても気づかないからまだやってる所あったりして…。


    karte.02 拒絶する肌

    テレビでよく見る疾患でした。
    長い間、原因がわからいって辛い。
    でも、意外と原因は単純だったりもする。
    karte.01と02は精神科が舞台のお話でした。
    簡単に精神科に送られるのは嫌だな~と思いました。


    karte.03 密室で溺れる男

    密室と病、疾患がうまく合わさってるお話。
    読んでいくと着地点は見えてくるが、どのようにしてそうなったのか、医療の知識がないからわからない。
    そこが面白いんだけど。
    このエピソードは、それにプラスされているものがあった。
    ピースは揃っているのに、真実にたどり着けない。
    今までになかったパターンだった。
    天久鷹央、ひとりだけで真相解明しているんじゃなく、小鳥遊優とコンビでしてるってことを再確認できる。


    読み終わったら、新刊が出てました。

  • シリーズ3作目。
    始まりに不安感を煽られ、今までで一番ドキドキしたかも。先が気になり、ページをめくる手が止まらなかった。一度長編を読んでみたい。
    会話もテンポ良く、鷹央と小鳥それぞれお互い補い合う良いコンビ。これからも楽しみなシリーズです。

  • 天久鷹央と小鳥遊のやりとりが面白いし、途中で飽きのない医療ミステリー!

  • いいね

  • シリーズ2巻が面白かったので、引き続き3巻も読了。

    前作までと同様に、短編2本と中編1本の構成。短編2つは、どちらもなるほどな解決に着地していまね。

    中編については、メイントリックが肩透かし気味(というか飛び道具)ではありましたが、全体としてはよく出来た構成で面白かったです。

  • 変わり者だが天才的な頭脳を持つ女医・天久先生と、そのわがままにいつも振り回される小鳥遊先生。
    この2人の活躍が様々な『謎』を解く医療ミステリーシリーズ、第3弾。

    今回は、短編2編、中編1編の3編。
    呪いの動画により、自殺を図った女子高生。
    男性に触れられると肌に異常をきたす女性。
    そして、密室で溺死した総合病院の理事長の息子。

    それぞれ、常識的な診断や捜査では、決してたどり着けない不可解な事件。
    その謎が解けるのは、天才・天久先生のみ。

    最後の『密室で溺れる男』では、事件解決に小鳥遊先生の出向の打切りの話も絡み、切羽詰まった状況に...
    最後、出向が継続することで、ほっとしました。

  • シリーズ第3弾。今回も破天荒で一癖も二癖もある変人女医の天久鷹央が様々な事件の謎を医学的に解き明かす。

    今回の最大の事件は天久鷹央の部下の小鳥遊優が天医会総合病院から純正医大に呼び戻されることだろうか。描かれる事件も、呪いの動画に異常なまでの男性アレルギーの女性、密室溺死事件と興味を引くものばかり。

    『閃光の中へ』『拒絶する肌』『密室で溺れる男』の三編に加え、プロローグとエピローグを収録。『閃光の中へ』以外は全て書き下ろし。

  • 見た目は幼いのに怜悧な頭脳と膨大な医学知識を持つ変人女医・天久鷹央を主人公に据えたシリーズの第3弾。
     
    今回は鷹央の助手である小鳥こと小鳥遊(たかなし)が大学病院に戻ることに!
    しかし、それを阻止するために鷹央が動く!
     
    相変わらずこの2人の掛け合いが最高に面白い本シリーズ。
    今回も期待に応える面白さでした。
     
    謎、という点では、医学知識のない私でもKarte01とKarte02は途中で分かってしまったくらい、序盤はいつもより静かな滑り出し。
     
    しかし、それは2/3近くのページ数が割かれたKarte03に繋がるプロローグに過ぎなかった。
     
    最後に全ての謎が溶けた時にはスッキリ爽快。
    医学知識がない人でも分かりやすい、でもストーリーの雰囲気を壊さない説明で、大満足の1冊。
     
    天久鷹央シリーズ、やっぱり最高に面白い!

  • ある病院の理事長室で、その息子が不審な死をとげた。
    殺人だとすれば犯人は
    不仲な異母弟…と警察は捜査を進める。

    意外なところから
    そのとばっちりが鷹央たちに降り掛かった。
    犯人と目される青年は、小鳥遊の先輩医師で
    彼が逮捕されてしまうと
    小鳥遊は出向先である鷹央のもとを
    離れなくてはならないのだ。
    捜査陣の中に旧知の顔を見た鷹央は
    情報交換を持ちかけるのだが…。

    水のない密室で溺死!
    ちょ〜ナイスな謎っすよ〜。
    ちゃんと科学的に説明がつくのがすごい。

    あと、呪いの動画を見ちゃった双子が
    その気がないのに自殺しようとする話も
    ドキドキしましたわ。
    しかし「貞子」もいまやネット配信(笑)
    小鳥先生ったら『リング』は
    夜に読んじゃ駄目っすよ←経験者・談

    あやうく最終巻?と思わせる展開でしたが
    まずは危機を乗り切ったようで
    よかった、よかった。

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著者プロフィール

1978年、沖縄県生まれ。東京都在住。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi(上・下)』で、18年、19年、20年本屋大賞連続ノミネート。『優しい死神の飼い方』『時限病棟』『リアルフェイス』『レフトハンド・ブラザーフッド』『誘拐遊戯』『十字架のカルテ』『傷痕のメッセージ』など著書多数。今もっとも多くの読者に支持される、最注目のミステリー作家。

「2021年 『硝子の塔の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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