誘拐サーカス: 大神兄弟探偵社 (新潮文庫 さ 81-23 nex)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 105
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800554

作品紹介・あらすじ

アイドル志望の女子高生、“秘密”の代償は3億円! 黎(れい)の前に、死んだはずの父親が現れた。家族を守るため罪を背負い、刑に服していたという父の存在に困惑する黎。そんななか、鏡市の許には女子高生の捜索依頼が舞い込む。ある資産家の溺愛する娘が消息を絶ったのだ。誘拐犯からの要求で身代金を輸送中、黎までも拉致された。交錯する謎に浮上する、闇社会を牛耳(ぎゅうじ)る男とは。──黎の奪還に命を賭(と)す大神兄弟探偵社、絶体絶命か!

感想・レビュー・書評

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  • 現実離れした事件の内容と、それを追うなんでもアリな探偵たち。
    007やルパン三世を彷彿させると言ったら言い過ぎですが、そこまでやるんかいと突っ込みたくなるようなアクション描写は頭を使わずに楽しんで読むのにピッタリです。
    もう少し練られた展開なら文句なしに星4つのところですが、3.5がないので今回はやや甘めです。

  • 秘密のオーディション、その代償は3億円!?

    雨宮黎(あまみやれい)の前に、死んだはずの父親が現れた。家族を守るため罪を背負い、刑に服していたという父の存在に戸惑いを隠せない。そんななか、探偵社には女子高生の捜索依頼が舞い込む。ある資産家の愛娘で、アイドル志望の少女が消息を絶ったのだ。そして身代金を輸送中、黎までも拉致されてしまう。事件に浮上する、闇社会を牛耳(ぎゅうじ)る男とは――黎の奪還に命を賭(と)す大神チーム、絶体絶命か!

  • 本屋に二巻目がなかったからとばして三巻目を。一巻目よりは面白かった気がする。相変わらずの鏡市の先読みスキル。ちょっと現実味がないけれどそういうものだと思って読む分には楽しい。
    カゲロウが割とあっけなく死んだのが惜しかった。土壇場で物語が急スピードで進んでくのも相変わらずな気がする。次巻があるとするなら黎には戻ってきて欲しい。

  • お金持ちがらみの大金が動く犯罪。日本とは思えないドンパチ。

  • え!?続きはどうなっちゃうの……?

    と、巻末まで読んだあと久しぶりに次の巻の心配をしてしまいました(;゜゜)
    ので、次回作に期待をこめて。


    (次回作あるならば、意外と普通に冒頭から黎が復活していそうだけれど)

  • 28.1,15 読了

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著者プロフィール

1969年、東京都生まれ。早稲田大学を卒業後、編集プロダクションに所属し、ライターとして映画、テレビドラマのノベライズを数多く執筆。2004年『獣のごとくひそやかに』で小説家デビュー。『彼女の知らない彼女』(新潮社)で第20回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。

「2017年 『小説L DK 柊聖’S ROOM』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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