幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 947
レビュー : 88
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800769

作品紹介・あらすじ

手術室での不可能犯罪。なぜ麻酔医は死んだのか。手術後のオペ室で起きた医師死亡事件。記録用のビデオに録画されていたのは、一人の麻酔医が「見えない誰か」と必死に格闘し、その末に絶命する場面だった。手術室は密室。容疑者は全身麻酔で身動きのとれない患者のみ。西東京市・清和総合病院で起きた不可能犯罪に対し、天才女医・天久鷹央は独自の捜査に乗り出すが……。事件に隠された“病”を解き明かす、本格医療ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • 本屋に寄ってはならん!
    真面目に思ったわ(^◇^;)
    でも、面白かった。
    透明人間の殺人がこうなるのか。
    凄いなー。

  • 天久鷹央シリーズ。
    今回は長編で読み応えあり!
    全く見当もつかなかった「透明人間」による殺人事件の謎が見事に解明していく様は圧巻。
    今回は鴻ノ池さんが目玉になりましたね。明るくて良いキャラなので、次からも活躍が楽しみです!

  • ますます快調のシリーズ第6弾。巧みなプロットと医学をベースにした見事なミステリー。安定の面白さ。

    今回、変人で天才女医の天久鷹央が挑む事件は密室の手術室で起きた奇妙な殺人事件。手術室に居たのは、殺害された麻酔医と、全身麻酔状態にあった患者の二人だけ。しかも、その患者・鴻ノ池舞は、近々、鷹央と小鳥遊の所属する統括診断部に入局する予定だった。

    ラノベチックな表紙にオジさん世代は購入するのに多少の勇気を伴うが、読んでみて、満足。

  • 医療系のミステリーではありますが、密室での出来事の謎を解明するという展開で、解き明かした謎の説明も素人にもわかるように解説されていますし、医学の知識がなくても十分楽しめる内容であろうと思います。
    個人的には天久鷹央シリーズとしては2作目の読了でして、鷹央の思考パターン、とくにある出来事や見つけた事柄に対して”脊髄反射”するのではなく、そこから考えられる原因や事後の展開について論理的に考えうるパターンをひとつづつ洗い出し精査してゆく手順が印象に残ります。やっぱアタマのいい人ってこういう思考回路なのかなと、自分は小鳥と同じでついつい脊髄反射的に考えて(本当の意味で考えてはいないということになります、あくまでも反射なので)しまうタチなので。

  • 天久先生シリーズの長編2冊目。
    あいかわらず、面白いう。
    鴻池先生は短編でかなり親しみがあったので、長編発の登場だったが親しみがかなりあった。
    物語は、密室となった手術室で殺人事件が。そこにいたのは術後の鴻池先生のみ。
    重要参考人となった鴻池先生を救う為、天久先生・小鳥先生が推理をする。
    だんだんと謎をといていく行動や、次が気になる展開。
    やはり面白いな。
    このシリーズの虜になりつつある。

  • ある総合病院で起こった麻酔科医の殺人事件を巡る医療ミステリー。

    簡単と思われた虫垂炎の手術後、麻酔科医が突然何者かと争い、そしてメスで喉を裂かれ絶命した。
    まるで『透明人間』と争っているかのように...

    しかし、その部屋には、麻酔科医と全身麻酔を施した患者の2人しかおらず、必然的に、その患者『鴻ノ池 舞』しか、容疑者はいない。

    警察の非協力的な態度もあり、天久先生の天才的な頭脳も発揮出来ない。果たして、天医会総合病院・研修医の鴻ノ池先生は、逮捕されてしまうのか?

    最後のどんでん返しで、真相が明らかになりますが、そういう事だったんですね。
    麻酔科医の命をかけた必死の想いが伝わります。

  • 手術後のオペ室で起きた医師死亡事件。記録用のビデオに録画されていたのは、一人の麻酔医が「見えない誰か」と必死に格闘し、その末に絶命する場面だった。手術室は密室。容疑者は全身麻酔で身動きのとれない患者のみ。西東京市・清和総合病院で起きた不可能犯罪に対し、天才女医・天久鷹央は独自の捜査に乗り出すが…。事件に隠された“病”を解き明かす、本格医療ミステリ。

  • このシリーズ、読んだことなく、初挑戦がこの本。
    天久鷹央シリーズでは第7弾なのかな?
    前のお話は読んでないのですが、小鳥遊くんが助手役でイジられキャラってのはすぐわかりました。こういう設定は好きです。小さめの強気な女性と大きな心優しい?男性助手。うふふってなる。
    医療ミステリーなのですが、一般的によく聞く事柄でミステリーが組み立てられていて感心しました。ミステリーを読んでいると「あっ、この事柄は事件の核心に触れてくるな」って感じの伏線に気づいたりするのですが、この本はとても上手に隠していて。種明かしされてから、あーあれが伏線か!さり気なすぎるわ〜とちょっと悔しくなる。良い本です。医療関係者なら気がつけるのかな?
    第1弾から読んでみたいなって思いました。

  • 鷹央先生、やや謎解きに苦戦しているように見えた中盤まで、そこからの謎解きはいつも通りお見事でした。小鳥先生の協力(かなり強引にさせられた)の賜物♥二人の連携はもう鉄板で読んでいてニヤニヤしちゃいます。私にはややウザいキャラだった鴻ノ池舞も今回は被害者となりその生い立ちの背景や、様々な小鳥先生との会話を読むにつれていい子だなぁ、と♪事件そのものは身勝手で凄惨で。軽んじられる命が悔しくて仕方ない。医者が麻薬とは…そしてセクハラ&パワハラ。ため息ものの事件でした。賑やかになりそうな今後。続きが楽しみです。

  • この作家の本は初めて。表紙絵でもっと軽いものかと思ってたけど、しっかりとした医療ミステリーだった。
    鷹央と小鳥遊のキャラがなかなか良い。
    他の話も読んでみたい。

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著者プロフィール

1978年、沖縄県生まれ。東京都在住。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー。15年、『仮面病棟』が大ヒット。人気の「天久鷹央」シリーズをはじめ、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『改貌屋 天才美容外科医・柊貴之の事件カルテ』『あなたのための誘拐』など著書多数。最注目の医療ミステリー作家。

「2020年 『文庫 崩れる脳を抱きしめて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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