小暮写眞館II: 世界の縁側 (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800851

作品紹介・あらすじ

写真の謎、君に解ける? 高校の先輩に呼び出された花菱英一は、当事者に話を聞くことなく、三年前に撮影された写真の謎を解明するよう言い渡される。困惑する英一だったが、親友の店子力や同級生の寺内千春の助力を得て、当時の出来事を調べ始める。唐突に破棄された婚約。父親の病死。涙を流す家族。一枚の写真に隠された物語とは? 現代を生きる人の温もりと優しさを描き出す、宮部ミステリーの真骨頂。

感想・レビュー・書評

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  • 写真の謎、君に解ける?

    高校の先輩に呼び出された花菱英一は、当事者に話を聞くことなく、三年前に撮影された写真の謎を解明するよう言い渡される。困惑する英一だったが、親友の店子力や同級生の寺内千春の助力を得て、当時の出来事を調べ始める。唐突に破棄された婚約。父親の病死。涙を流す家族。一枚の写真に隠された物語とは?現代を生きる人の温もりと優しさを描き出す、宮部ミステリーの真骨頂。

  • SNSで膨らんだ心霊写真浄化の噂で先輩が持ち込んだ涙を流す家族写真とその裏の婚約破棄を同級生のコゲパンこと千春と共に調べる新年。一巻から時間を置いた所為か前半は入り込めなかった。不動産屋の毒舌事務員が面倒で絶食し線路に入り込んだ所で引き込まれ、後半の英一と利用したという千春も純粋でキラキラしていた。

  • お洒落だね
    子供が主人公という設定は「名探偵コナン」似
    この人は人間観察力に長けそのユーモアセンスは山田洋二監督を彷彿とさせる。

  • 自分の仕事で婚約した相手の家業を潰すことになり、婚約を解消した男性の話

  • 小暮写真館、2冊目、というところでしょうか。不思議だなあ、と思う点ですが、この作品の、刊行形態?のようなものです。

    2010年
    「講談社創業100周年記念出版書下ろし作品」として、講談社から単行本、発売

    2013年
    講談社文庫から、上下巻で発売

    2016年~2017年
    新潮文庫nexから、全4巻で発売

    と、ふむ。講談社からも新潮社からも、作品として発売されている。不思議です。講談社からのみの発売なら、素直に納得できるのですが、何故に途中から、新潮社からも発売されることになったのでしょうね?珍しい例だと思うのですが、、、なかなか、興味深いですね。宮部さんに、いっぺん、どんな経緯でそうなったのか、質問してみたいです。そんな機会を得らえることは、まあ、無いと思うのですが笑。あ、ちなみに、自分が入手したのは、新潮文庫nex版でした。なんだか、ライトノベルっぽい感じだなあ、という雰囲気の出版形態?ですね。

    内容としては、そらもう間違いなく安定安心して読み進められる宮部ブランド、という感じでしょうか。「Ⅰ」の時と同じ感想なのですが、安定感、という意味では流石サスガの宮部みゆき。及第点は当たり前、という感じです。

    ただ、個人的には、、、安定感、安心感がありすぎまして、「ガツン!!」とくる、ビックリするほどの読書の驚き、愉悦、というものは、感じられませんでした。こんな言いかたして申し訳ないのですが、予定調和、といいますか、、、うむう、マンネリ、というのは、ちょっと、キツすぎなのですが、、、読んでて、こう、「ドキドキするう!先が気になりまくる!!」という程の高揚は、なかったかなあ、、、という。大変に生意気な意見で申し訳ないです。宮部さんの作品、基本的にはどれもこれも、大好きなのに。ごめんなさい、、、

    個人的贔屓の登場人物は、「コゲパン」こと、「寺内千春」ちゃんですね。こういう人物を描写させたら、宮部さんは、ほんっとうに上手いなあ!とね、感心しちゃいます。好きにならずにいられない、応援せざるにいられない、彼女の幸せな将来を願わずにはいられない。そう思わせる魅力をもった女の子ですよねえ、、、「頑張ってね!」って、強く強く思うのです。

  • やっぱり高校生の青春モノっていいな。頑張る高校生とか恋する高校生とか、読んでて楽しい。
    今回は先輩の写真に写りこむやつ。コゲパンと解決していくとこが読んでて楽しい。ほんわかしてウルウルもあり、充実した一冊でした。しかし、3と4もあるとは…

  • この巻から登場のコゲパンこと寺内千春嬢のキャラが印象的。人の「思い」が念写された写真の謎を紐解くのは1巻と同じ展開だけど、そこから対象者だけでない謎を解く側への想いにまで及ぶとは思わなかった。ごく普通に生きる少年少女の思いや悩みに自然に寄り添う視点がホッとする。

  • 高校の先輩に呼び出された花菱英一は、当事者に話を聞くことなく、三年前に撮影された写真の謎を解明するよう言い渡される。困惑する英一だったが、親友の店子力や同級生の寺内千春の助力を得て、当時の出来事を調べ始める。唐突に破棄された婚約。父親の病死。涙を流す家族。一枚の写真に隠された物語とは?
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    物語自体は真相解明をしてゆくもので面白く、登場人物もいろんなカラーがあっていい。でもⅠの本でもそうだったけど、じゃあなぜそれが心霊写真?何で写り込む?というのが最後まで読んでもしっくり来ない…。私の理解力不足かも?
    今回はコゲパンというあだ名の寺内さんが登場。テンコとともにまたいい味を出していた。ピカちゃんも相変わらずかわいい。

  • 全巻読破後に。

  • 2017.3.31読了

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著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ みゆき)
1960年、東京都生まれ。1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。
1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、1999年には『理由』で直木賞、2002年『模倣犯』で司馬遼太郎賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞など、数々の文学賞を受賞。
大沢オフィス所属。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。直木賞、日本SF大賞、小説すばる新人賞、河合隼雄物語賞など多くの文学賞で選考委員を務める。
『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』など、多くの作品がドラマ化や映画化などメディア・ミックスされており、日本を代表するエンターテインメント作家として人気を博している。

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