小暮写眞館III: カモメの名前 (新潮文庫nex)

著者 : 宮部みゆき

• 新潮社 (2017年1月28日発売)

作品紹介・あらすじ

あなたの過去(ひみつ)、癒してみせる。顔馴染みになった不動産屋の社長から渡された一枚の写真。そこに写る不格好なぬいぐるみを「カモメ」と断言する少年は、不登校の小学生だった。クラスの人気者で、成績優秀の彼は、ある日突然、学校に行かなくなった。その原因と「カモメ」はどう関係するのか……。相談を受けた花菱英一は、関係者に話を聞く中で、ある映画に行き当たる。家族の絆に思いを馳せる、心震わす物語。

感想・レビュー・書評

[hiroさんの感想 · 2017年3月12日]

あなたの過去、癒してみせる。

顔馴染みになった不動産屋の社長から渡された一枚の写真。そこに写る不恰好なぬいぐるみを「カモメ」と断言する少年は、不登校の小学生だった。クラスの人気者で、成績優秀の彼は、ある日突然、学校に行かなくなった。その原因と「カモメ」はどう関係するのか…。相談を受けた花菱英一は、関係者に話を聞く中で、ある映画に行き当たる。家族の絆に思いを馳せる、心震わす物語。

[のり坊さんの感想 · 2023年5月26日]

私、アタマ悪いのかと考えてしまう。スラーと読み終えて？？？？
心霊写真は？カモメの名前は？
英一と順子は？　謎解きはⅣを読めって事か？「はい、そうします」
石川信子　垣本順子　花菱風子
気になる女性三人衆

[mittipoohさんの感想 · 2022年8月3日]

2022.08.03

[七々海さんの感想 · 2021年6月6日]

柿本さん、意外にいいヒト？
最終巻がきになります。

[TAKUさんの感想 · 2021年4月22日]

ピカに愛着が湧く

[Yuricoさんの感想 · 2021年2月13日]

顔馴染みになった不動産屋の社長から渡された一枚の写真。そこに写る不格好なぬいぐるみを「カモメ」と断言する少年は、不登校の小学生だった。クラスの人気者で、成績優秀の彼は、ある日突然、学校に行かなくなった。その原因と「カモメ」はどう関係するのか…。相談を受けた花菱英一は、関係者に話を聞く中で、ある映画に行き当たる。家族の絆に思いを馳せる、心震わす物語。

[ミントさんの感想 · 2020年12月26日]

最終巻に向けて、物語の世界が広がり、深まってます。静かに、じわじわと。

[ゆかっこさんの感想 · 2019年9月27日]

英一が良いやつなんよねえ…良いお兄ちゃんなんよねえ……。言葉遣いがほんのちょびっと気になることがあるけど（例えば親に対してとか）、でも世間一般的にはまあ全然許容範囲内なのでしょう。自分が姉やからというのもあって、世のお姉ちゃんお兄ちゃんの、姉、兄としての頑張りにすごく弱い私には、その英一が兄として色んなことを考えたりその結果守ったりしながら生きてる姿だけで充分心が揺さぶられる。

[ゆてみさんの感想 · 2019年7月15日]

ほのぼのとした感じ。
小暮さんは本当に幽霊として存在しているのかな？見守って、助けてくれているのかな？
その辺の回答はないし、カモメの謎も解決した内容が本当に正しいのかよく分かんないけど…まぁこれはこれでありなのかな。

[ゆづきさんの感想 · 2018年10月13日]

ぬいぐるみが浮遊する写真と不登校児達、弟のピカと聞く戦争の話、強盗騒動、鉄道愛好会からの事務員の順子との調査的自主映画鑑賞等の新年度から夏。色々な人と付き合いがある事がリアルででも微妙に把握が追い付かない。順子を挟んだ英一と友人テンコの多くを語らない描写にビリッとした。小学生の不登校は意外かあ。。

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。