グッドモーニング (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 257
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800899

作品紹介・あらすじ

わたしの名前を君たちは知らない。あらゆるものに手が届きそうなのに、何だってできそうなのに、私たちの現実は行き詰まっている。閉じている。愛とか、死とか、そこにドラマなんて、ありはしない。――本当に? それは誰が決めたの。それはいつ、わかったの。私たちの、僕たちの世界を、塗り替える言葉たち。見たことのない景色。知らなかった感情。新しい自分が、ここから始まる。中原中也賞に輝いた鮮烈なる第一詩集。

感想・レビュー・書評

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  • 最果さんの紡ぐ言葉が大好きです。十代の頃に書かれた第一詩集ということで、今まで読んできた詩集よりも、ひとつひとつが傷のような気がしました。言葉の渦に圧倒されました。夜、眠る時に一旦死に、朝、蘇る、日々はその繰り返し。生きるはきたない。最果さんのように的確に言葉に出来ないですが、この衝動は私の中にもあります。改めて最果さんすごい。

  • 文庫版あとがきがよかった。

    「もうあんなのは書けない」って未来の自分に言われるものじゃないと、今、書く意味がない。

    かっこいい。

  • 普段、小説ばかり読む自分には、理解不能。
    ごめんなさい。

  • 2019/3/29購入

  • 正直、初めて読んだときはよく分からなかった。
    なにが言いたいのか分からないな〜なんて。
    でも、その受け止め方自体が違ったのだと思う。

    どの詩にも私のなかにグッとささる節があって
    うわぁってダメージを受けたり
    心がぶわぁっと暖かくなったり
    読んでいて不思議な気持ちになる詩集だ。

    あとがきの言葉が好きだ。

  • 死ぬという言葉を惜しげもなく使うからすごい。表現者としてこれだけは最後まで使わんとこう、と思う言葉をひょいひょい使って、それでもまだ言葉が尽きない。震撼。

  • あとがきで彼女がモネについて語っていたことがうれしくてたまらなかったので5。私も心の奥底に持っている終わらない夜。周回遅れの時計。
    電車で読むとふっと泣いてしまいそうになって困った。ゆっくりと部屋で読みたい。

  • 最果タヒさんの詩集。言葉の宇宙が広がっている。
    とある人と初めて会ったときに私がちょうど読んでいて、そのまま興味を持ってくれたのが嬉しい。

  • すごいのはわかりましたし、おもしろさもわかりました。
    でも難しいです。
    『苦行』とか「読む」ことすら難しいです。

    個人的には以前読んだ『死んでしまう系のぼくらに』の方が好きです。

  • 分かるような分からんようなライン。
    年上とか年配の人から勧められて読んだらとりあえず絶賛しときそうで、中高生から勧められて読んだらケチをつけたくなる、そういう感じ。

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著者プロフィール

最果タヒ(Tahi Saihate)
1986年、神戸市生まれ。2008年、『グッドモーニング』で中原中也賞を受賞。2015年、『死んでしまう系のぼくらに』で現代詩花椿賞を受賞。詩集に『空が分裂する』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』『愛の縫い目はここ』、小説に『星か獣になる季節』『かわいいだけじゃない私たちの、かわいいだけの平凡。』『渦森今日子は宇宙に期待しない。』『少女ABCDEFGHIJKLMN』『十代に共感する奴はみんな噓つき』、エッセイに『きみの言い訳は最高の芸術』、対談集に『ことばの恐竜』がある。最新詩集に、2018年9月刊行の『天国と、とてつもない暇』。

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