ケーキ王子の名推理2 (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1891
感想 : 91
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800936

作品紹介・あらすじ

涙の数だけケーキを食べよう。ケーキを愛する女子高生・未羽は、世界一のパティシエである青山から店のケーキバイキングに招待された。夢の時間が始まったそのとき、外国人の美女が乱入。彼女は青山とただならぬ因縁があるらしく──!? 未羽の新しい友達、颯人のリベンジをかけたコンクール、そして青山の秘められた過去が明らかに。恋も悩みも、お菓子の知識で鮮やか解決。未羽と颯人の青春スペシャリテ2弾。

感想・レビュー・書評

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  • ○パネトーネ クリスマスに食べると恋が成就するという伝説があるらしい。イタリア伝統のパン。
    ○カーディナルシュニッテン 枢機卿の意味を持つ。ケーキの色、黄色と白は、バチカン市国の旗に由来。十字に切ってはいけない。
    ○イースターエッグ 現在ではチョコレート製も多い。北欧神話の女神エオストレがイースターにが有力説。
    ○タルト・タタン リンゴパイの失敗作からの発想。姉のうっかりミスを妹がカバーして銘菓となる。

    ケーキ好きの女子高生が、パティシエを目指すイケメン高校生と青春しちゃうお話。今回は、ミステリー部分はヴィジュネル暗号。解説を読んでも、難しい。この暗号を使って手紙書かれても読めないですよ。

  • 2巻もサクサクっと読めた!
    1巻よりはキュンキュン要素少なかったような。。

    これから2人がどうなっていくのか楽しみ。
    まだ登場人物が少ない印象、これから増えてほしい。

    心にずしっとくるミステリーとか読んだ後に読むのがおすすめ!可愛くて美味しい物語

  • 生まれてこのかた、スイーツに興味を持ったことがなかったので、それぞれの由来や名前しか知らなかったスイーツがどんなものなのかを知ることができるのが面白い。
    人間関係も少し前進して、今後どんな風に展開していくのかたのしみ。

  • シリーズ第2弾。今回はケーキ王子颯人の師匠の青山さんの話がメイン。
    ちょっと重めな話もありましたが、前回同様少女漫画の感覚でさらっと読めました。
    未羽と颯人の恋の進展も気になりますが、そこは気長に見守る感じですかね♪

  • お菓子が食べたくなる作品。
    キャラクターが魅力的で面白い。

  • 青山さんの過去の恋愛話と、ケーキにまつわるプチ知識が面白かった。

  • ☆4

    今作では、キュンキュン要素が少なめだったのですが(次回に期待!)未羽に新しい友達が出来たり、青山さんの過去を知ることが出来たりと楽しませてもらいました❁⃘*.゚

  • 気楽に読めて、
    でもあちこちに散りばめられた細やかな表現にハッとなるような、素敵なストーリーです♡

  • 推理というほどいろんな推理が出てこなかった1巻と比べ、今回は暗号まで出てきてなかなか楽しめた。青山さんの過去も何かあるだろうと思っていたが。

  • 青山さんの過去に迫る2巻。イケメンくんのトゲトゲしさも和らいで、よかった。「待って!待って!」っていうセリフはイマドキだなぁと苦笑いしつつも微笑ましい。オタク描写は生々しすぎてちょっと恥ずかしくなったけど(笑)

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著者プロフィール

大阪府生まれ。『Astral』(電撃文庫)でデビューし、ライトノベル、一般文芸などジャンルを超えて幅広く活躍。第3回京都本大賞受賞作『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(宝島社文庫)はミリオンセラーとなり話題を集めた。他の著書に『君にさよならを言わない』(宝島社文庫)、『ケーキ王子の名推理』(新潮文庫)などがある。

「2021年 『100万回生きたきみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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