100回泣いても変わらないので恋することにした。 (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101801001

感想・レビュー・書評

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  • 青森県出身の作家という事で興味があり読んでみた。
    この類の小説は読んだ事無かったがミステリー?恋愛?なのかな?笑
    ストーリーが完成されていて読みやすいがワクワク感というかミステリー小説だったら気になり1ページが早くめくりたくなる様な描写や内容が無いと感じた。
    たんたんと読むならいいが途中の緑野ワタルとの恋愛ストーリーなどありきたりな展開が多い印象を受ける。
    最後のコナンばりの名探偵はとても面白い。
    桜化公園の歴史や河童伝説との関わりを現代に絡ませ進んでいくのは良かった。
    女性のドロ沼関係や轟木社長の傲慢さが1番の魅力だったかな。

  • 表紙かわいいんだけど。
    なんか登場人物全員が物足りないというか魅力がないというか。
    猫出てくるけどあんま意味ないような気がするし。
    人死出てくるけどミステリーじゃないし。
    100回泣くのかと思ったらそんなに泣いてないような気がする。
    恋してる理由が分からない。あんなのが良いのか?
    まあ、主人公の人の良さで読後感は悪くない。

  • ヤベッ小さなおじさんよりも先に手を出してしまった

  • タイトルと内容の繋がりは疑問。
    恋愛ものなのか? と思えば、そうでもない推理のような、どっちをメインに読めばいいのだろうか?
    いやー、この母親と関係のある男性と…というのはナイわ。うん、絶対ない。
    学芸員とか伝説とか面白そうだと思えたのだが。

  • 出てくる人全てが素っ頓狂というか、変な感じの人達ばかり。内容も散漫な印象。
    小さなおじさんとか存在する意味が希薄な気がします。
    恋もお互いどこが良かったの?と思うくらいで、凄くわちゃわちゃしてる。

  • 小さいおじさんが出てくる時点でファンタジーなのはわかってましたが
    なんだか不思議キャラが多すぎる気がします。
    そして事件があっちこっちで起こって
    バタバタ…
    ちょっとごちゃっとした印象。
    表紙の絵が可愛くて読んでみたくなったけど
    期待したほんわかの展開とは程遠く…

    面白くなかったわけではないけれど
    もう少しすっきりしていたらもっと良かったかなー、と。

  • ■私にも、ハッピーエンドをください

    地方都市のしがない学芸員として働く手島沙良は、仕事の途中で体長15センチの謎の小さなおじさんを発見する。彼の名は槇原伝之丞。孤独な人間にしか見えない存在だという。なりゆきでその願いを叶えるハメになった沙良だが――。ひょんなことから出会ったイケメンは訳ありで、街に伝わる河童伝説が蘇ったり、あげく殺人事件発生? 彼女の平凡な日常は今、涙とともに変わり始める。

  • 小さいおじさんシリーズ?
    寂しい人にだけ見える小さいおじさん。

    今回も傍若無人な振る舞いながら、殺人事件や、河童同士の争いまで解決します。

    今回は、ドロドロな人間関係すぎて、前作の方が好みでした。

  • 会話は軽く、小さいおじさんは良く分からない。その存在が重そうだったり軽そうだったり。推理するおじさん‥‥謎解きが‥‥やっぱり良く分からない。ごめんなさい

  • かなりドタバタ展開で話が進んでいく。
    なんだろう……幻想シリーズは結構話が作り込んであるというか構成がしっかりしてるからか、この作品は結構ドタバタ進むなーという印象が(苦笑)

    小さいおじさん(笑)
    都市伝説的な存在の小さいおじさんの話は結構な人が一度は耳にしたことがあるよな。
    興味引かれて買ってしまったよね。

    小さいおじさんに纏わる話をがっつりするのかと思ったけど、小さいおじさんが主人公が巻き込まれていく困った話や事件に関わって解決していくちょっとしたミステリーみたいな感じだったな。
    それにしても轟木家がどろどろ過ぎた。
    義理父とその息子が〇兄弟とは…。
    というか、轟木のおっさんが糞エロ親父で畜生すぎた。
    昼ドラかよって展開だったわ。
    そんな糞親父より妻を取るのは分かるけど、修一郎はそれでも涙子が好きってのは凄いわ。
    なんかその辺りは凄すぎて感情が理解は出来なかった。
    つか、結婚したのも何で?って感じだし。
    いくら好きでもちょっとなぁ…。
    そう思うと、明と愛加はまだマシか。

    沙良が探偵役になるというか抜擢される展開はまあ然もありなんというかまだ分かる。
    しかし、ワタルとのことはちょっと分からん(苦笑)
    母親の愛人、元だけども、そのワタルのこと好きってのはなぁ…。
    結構どろどろな部分が多かったわ。

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著者プロフィール

1964年青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。『幻想郵便局』がベストセラーとなり、以降、「幻想」シリーズで人気を博す。他の著書に『ある晴れた日に、墓じまい』『うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした!』『オリンピックがやってきた 猫とカラーテレビと卵焼き』「おもてなし時空」シリーズ、「仕掛け絵本の少女」シリーズなどがある。

「2023年 『キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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