甦る殺人者: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1375
感想 : 90
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101801094

作品紹介・あらすじ

殺人鬼は、何者なのか。戦慄の医療ミステリー! 都内近郊で若い女性が次々と首を絞められ、惨殺された。警察は現場に残された血痕のDNA鑑定を行い、容疑者を割り出すが、それは四年前に死んだ男だった……。止まない殺人劇。メディアに送りつけられる犯行声明文。これは死者の復活か。あるいは、真犯人のトリックか。天医会総合病院の天才女医・天久鷹央は事件の裏に潜む“病”を解き明かし、シリアルキラーに“診断”を下す。

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり面白いんだな。
    結局、出ている作品を揃えてしまった(^◇^;)

  • 2つの遺伝子を持つ人間がいるんだなという驚きとそれを自分の中の秘事にできない欲望の描き方が非常に面白い。
    物語の展開も好みな感じなのでサクサク読めてしまった。

  • 知念実希人『甦る殺人者 天久鷹央の事件カルテ』新潮文庫。

    『事件カルテ』シリーズ最新作。安定、安心の面白さに加え、扱う事件がよりハードになり、面白さは倍増。シリーズ最高傑作ではなかろうか。今回、天久鷹央が暴くのは、シリアル・キラーの正体だ!

    都内近郊で次々と若い女性が首を絞められ、惨殺される。警察は現場に残された血痕のDNA鑑定を行い、容疑者を割り出すが、4年前に死んだ男であることが判明。天才女医・天久鷹央は小鳥遊と共に事件の謎に迫る…

    清々しいラストと、急接近する天久鷹央と小鳥遊の関係。次回はどんな展開が待ち受けるのだろうか。

  • 面白いです。
    ストーリーとしてもすごく面白いし、
    主人公のキャラクターが好きです。

  • 天才女医・天久 鷹央(あめく たかお)が謎を解く、戦慄の医療ミステリー。

    頭脳は天才だが、性格に難ありの天久先生と、気の弱い部下・小鳥遊(たかなし)先生。
    2人を待ち受ける新たな謎は...

    都内で、若い女性の連続絞殺事件が発生する。
    警察は、現場に残された血液から、DNA鑑定を行い容疑者を割り出すが、なんとその人物は4年前に死んでいた。

    果たして、死者が復活し、殺人事件を起こしたのか?
    真犯人は、いったい誰なのか?
    深まる謎に、天久先生は、どう立ち向かうのか?

    最後の展開に、衝撃を受けます。
    なるほど、そういう事もありですか...
    まさに、医療ミステリーですね。

    最後、天才であるがゆえの苦悩も描かれ、人間・天久先生の人となりも伺えます。

  • ある事件現場から採取されたDNAが
    鷹央が過去に死亡宣告をした
    男性患者のものと一致した。
    そのため彼女の診断に誤りはなかったか
    なじみの刑事が聞き込みにくる。

    疑惑を完全にぬぐい去れないのは
    遺体が通常のように荼毘にふされず
    新興宗教にはまっていた母親が
    生き返らせると言って引き取ったからだ。
    はたして、男は本当に復活したのか?

    今回は連続殺人事件で
    次の犠牲者を救えるかどうかの瀬戸際。
    いつもより積極的に事件と関わる
    鷹央ちゃんと小鳥先生です。
    それにしても恐ろしい犯人でしたわ…。

  • +++
    殺人鬼は、何者なのか。戦慄の医療ミステリー! 都内近郊で若い女性が次々と首を絞められ、惨殺された。警察は現場に残された血痕のDNA鑑定を行い、容疑者を割り出すが、それは四年前に死んだ男だった……。止まない殺人劇。メディアに送りつけられる犯行声明文。これは死者の復活か。あるいは、真犯人のトリックか。天医会総合病院の天才女医・天久鷹央は事件の裏に潜む“病”を解き明かし、シリアルキラーに“診断”を下す。
    +++

    今回は、いままさに続いている連続殺人事件の謎解きで、しかも、鷹央が死亡診断をした男のDNAが現場に残されていたことで、自分の診断ミスが生んだ事件なのでは、という責任感もあり、鷹央ののめり込み方も普段に増して激しかった印象である。さらに言えば、普通に考えを巡らせていては永遠に真実にはたどり着けない設定でもあるので、焦燥感はさらに増す。ただ、途中からは、理由はともかく、何となくの印象で怪しい人物が浮かび上がってくるので、そこからは、理由を知りたい欲求がむくむくと頭をもたげてくる。そう頻繁にはない事案だとは思うが、最後はさすがお見事、という展開である。小鳥先生とのコンビもさらに絶妙になり、次が愉しみなシリーズである。

  • この作家の作品は読みやすく、この作品も面白かったです。ただ、トリックだけは少し残念でした。

  • 今回は、いつも以上に殺人事件の捜査にがっつり関わってたので、途中二人が医者だということを忘れそうだった。そうそう、医療ミステリーだったよね、と何度か思い直す。おもしろかった

  • 女性が絞殺される事件が発生し、桜井公康刑事が天久鷹央と小鳥遊優の元に力を借りに来た。死んだ男が生き返ったのか?それとも双子だったのか?三浦刑事を疑ってしまいました。捜査情報が分かるしもしかしてと思ったのですが、何と弟だったとは。父親からの虐待が怪物を生み出し、しばらくは抑え込んでいたのに。自分の誤解から解き放ってしまった。幼少期に辛い不幸があったとしても、やはり人を殺めるほどの不幸は存在しないと思う。

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著者プロフィール

1978年、沖縄県生まれ。東京都在住。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi(上・下)』で、18年、19年、20年本屋大賞連続ノミネート。『優しい死神の飼い方』『時限病棟』『リアルフェイス』『レフトハンド・ブラザーフッド』『誘拐遊戯』『十字架のカルテ』『傷痕のメッセージ』など著書多数。今もっとも多くの読者に支持される、最注目のミステリー作家。

「2021年 『硝子の塔の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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