甦る殺人者: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101801094

感想・レビュー・書評

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  • 以前にも増してコンビの連携感が強くなってきている感じがした。小鳥遊先生も鷹央先生の扱いにも慣れてきたようである。死んだはずの人が生き返って時間を起こしたのではないかという不思議であり得なさそうな怖い印象がする事件を警察に真相を突き止めようと謎を解く。真相が暴かれていくうちに作中のような症例があるのだと納得したり、怖いなと感じたりした。事件の謎を解くうちに信頼感を増していくコンビと、お互いに掛けた言葉、最後の小鳥遊先生が鷹央先生にかけた言葉が印象的だった。シリーズの中で一番好きである。

  • 2018002冊目

    一癖ある女医が事件を解決。シリーズ化されているようですが、最新刊にして、最初の一冊。でも、違和感なく読めました。

    知念さんは時限病棟などが面白かったので手にした一冊。後半、怪奇的な話が医療の話と交わって興味深く読み進めることが出来ました。

    ひとが怪物と言われるときには、畏怖の念が籠る。ベクトルの向き次第でひとの捉え方も違うはず。ひとの為になる怪物だっているはずですから。

  • 著者真骨頂のメディカルトリック。    
    面白かった。   
    やっぱり長編っていうのは読み応えがあって良いね。    
    また将来役に立ちそうな立たなそうな知識が増えてしまった……。

  • やっぱりこのシリーズは面白い。鷹央先生の能力にはただただ驚くばかり。この先シリーズが続くうちに危ない方に行かないことを願います。頑張れ小鳥先生。キメラって聞いたことはあるけど、そういう事だったんですね。でもいくら知識が浸透しない頃の話としても考えが偏り過ぎてませんか?と思う、犯人の父親に対して。愛情とか湧かないのかなぁ。かばい切れず、そして死に追いやられた母親にちょっとヤキモキ。血液型も時折、いわゆる常識とは違う子供が産まれてくるらしく、それだけでも不安になるのに遺伝子レベルだと信じる方が難しいのかしら。

  • 正しいことをする。
    それによって傷つく人がいる。
    傷つく第三者もいる。
    そのことを承知の上で
    その後のことも覚悟の上で
    一歩を踏み出す。
    正しさと優しさは
    相反するものでないことを
    信じて生きていくしかない。

  • 天久鷹央の事件シリーズ、連続3作品読みましたが、これがBEST!!

    ミステリーとして、真相の衝撃度もそうですが、そこに至るまでの過程がすごい!
    なるほど、それが真実か!と思わせておいての逆転の繰り返し。
    医師ならではのミステリーです。
    短編もいいけど、長編の方が好きです。
    このシリーズ、次も早く読みたい~!

  • 天久鷹央シリーズ長編。
    殺人のシーンからはじまりぐいぐい引き込まれる。
    主人公の天久が後手にまわり焦る様子もめずらしい。
    予想はつきつつも最後まで一気読みさせられた。

  • 知念実希人はよく読んでいる作家さんですが、このシリーズは漫画チックな表紙が何となく読むのを避ける要因でした。
    読んでみると知念実希人らしい最後まで先が読めないストーリーで面白かったです。
    この天久鷹央シリーズ他のも読んでみようと思いました。
    最近こういった漫画チックな表紙が書店で増えてますが、合うのと合わないのがあるかなぁ(^O^;)

  • 今作も面白かった。怪しい教団絡みかと思えばただのザコだし、元産婦人科の医師があっさり殺されたのは少なからずショック。猫とかでキメラがいるっていうのはネットニュースで見たことがあるけれど、人間でもあり得ることなのだなというのは初めて知った。

  • 怖かったー。゚(゚´Д`゚)゚。夜中に読む本じゃない。

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著者プロフィール

知念 実希人(ちねん みきと)
1978年、沖縄県生まれ。医師。2011年、第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビュー。その他の作品に『螺旋の手術室』(『ブラッドライン』改題作)、『優しい死神の飼い方』(死神シリーズ)、『天久鷹央の推理カルテ』シリーズなどがある。
近刊として2018年9月刊行の『ひとつむぎの手』。

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