おもてなし時空ホテル: ~桜井千鶴のお客様相談ノート~ (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 277
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101801292

作品紹介・あらすじ

過去と未来の、どちらにお泊まりですか? 北日本のとある都市でひっそりと営業する『はなぞのホテル』。所在を明かせぬこのホテルには、たった一つだけ約束事があった。それは、過去ないし未来から来た〝時間旅行者〟しか宿泊させないこと。ホテルの新米従業員になってしまった一般人・桜井千鶴は、過去から未来からやってくるお客様を必死でおもてなしするのだが。ほっこりでどたばたな時空ホテルには、今日も何かが起こる!

感想・レビュー・書評

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  • 過去や未来からの時間旅行者が泊まる「はなぞのホテル」。ホテルを軸に色々な人の想いが繰り広げられる。最初は仕事を軽く感じていた千鶴だけど、色々な人と接していくうちにホテルが、かけがえのない場所になっていたんだなぁと感じました。ドタバタしてたけど楽しく読めました。

  • チズこと桜井千鶴はひょんなことから小さな”はなぞのホテル”の客室係として勤務することに。そのホテルには秘密があり、チズは図らずもその秘密にまつわる出来事に巻き込まれていく…。未来でタイムマシーンが開発され、それにより過去にも時間跳躍できる装置があるという世界の物語。チズが過去や未来からやってきた人物たちのお世話係としてドタバタ活躍するハートフルコメディ。お見合いから始まる恋も有り、これは良い物語でした。チズかわいい。

  • y

  • 完全なる悪人がいないのが読みやすい。
    悪人になるも、善人になるも、出会いなんだなー。
    少しでも誰かにいい影響を与えられる人になりたいと思った。

  • マジで時空を超えてくるんやな・・・
    やっぱり異邦人もの???っていうのか????得意なんだな堀川先生・・・

  • [おもてなし時空ホテル] 
    堀川アサコ
    おもてなし時空シリーズの第一作。
    かなりスケールの大きな内容になりました。春日局、中国・明の初代皇帝更に最後には明の大群までも。千鶴と尊が幸せになる日は来るのか。時として御都合主義と取られかねない内容もあったが面白ければOK。
    お話だもの。

  • 友人のアルバイトの面接の付添に来たことがきっかけでタイムマシーンでやってくるお客を泊めるはなぞのホテルで働く事になった千鶴。歴史を変えない為に頑張るのかと思いきや、人が不幸にならなければ管理局の人達も見て見ぬふりをしてくれる、という結構緩い設定。
    最初はほのぼのとした感じだったけど、千鶴の見合い話と並行して時の仙人をめぐってのちょっと血なまぐさい話に。管理局の人達、全く活躍する場が無くてあまりいる意味なかったなぁ。歴史に詳しければもっと楽しいと思います。次作もあるらしいので、近いうちに買おうかな。

  • 字が混んでいなくて、読みやすい。
    お話好きな小学生高学年とかにおすすめ。
    勘違いして、うっかり2冊購入してしまいました。

  • 時間旅行が科学なのか超能力なのか定まらない点にイラッとしてしまい途中で読むのをやめてしまいました。
    設定の粗さは小説というより児童書的なものなのかな…

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著者プロフィール

1964年青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。『幻想郵便局』がベストセラーとなり、以降、「幻想」シリーズで人気を博す。他の著書に『ある晴れた日に、墓じまい』『うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした!』『オリンピックがやってきた 猫とカラーテレビと卵焼き』「おもてなし時空」シリーズ、「仕掛け絵本の少女」シリーズなどがある。

「2023年 『キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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