だから見るなといったのに: 九つの奇妙な物語 (新潮文庫nex)

  • 新潮社
3.09
  • (19)
  • (56)
  • (160)
  • (46)
  • (11)
本棚登録 : 1422
感想 : 123
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101801322

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「恐怖」をテーマにした9人の作家さんによるアンソロジー。
    怖いというより、ぞわっと圧がかかるような読後感。

  • とわの家の女が1番好きかな

  • どれも個性的で面白いなと思いながら読んでいたら小林泰三がズバ抜けてひどかった。最後の北村薫もよくわからなくて途中で投げ出してしまった。

  •  9人の作家さん達が短い恐怖を綴った物語。

     内容紹介:色とりどりの恐怖をどうぞ召し上がれ。あのとき、目をそらしていたら。でも、もはや手遅れ。あなたはもとの世界には二度と戻れない。恐怖へ誘うのは、親切な顔をした隣人、奇妙な思い出を語り出す友人、おぞましい秘密を隠した恋人、身の毛もよだつ告白を始める旅の道連れ、そして、自分自身……。背筋が凍りつく怪談から、不思議と魅惑に満ちた奇譚まで。作家たちそれぞれの個性が妖しく溶け合った、戦慄のアンソロジー。

     怖い話というよりは、奇妙な物語と言ったほうがしっくりきます。 どの話しも、ショートながらさすが読み終わった後にどうだったんだろう?どうなったんだろう?って気持ちが残ります。 特に気になったのはこの作品で

     恩田陸さん・・・最後までわかんないが口には出せない言葉 「あまりりす」 

     織守きょうやさん・・・おとぎ話のような悲しいお話し 「とわの家の女」

     小林泰三さん・・・まるでSF でも人生は...「自分霊」

     澤村伊智さん・・・怖い話を順に語っていくとそこには...「高速階段」

     他の先生方も良かったんですが、後々まで心に残った4作品です。

  • ホラー、怪談、奇妙とそれぞれ違った話が楽しめる。
    ひたすら奇妙で閉じる話があれば、切なさを含んで消えていく話も。
    それぞれ異なった切り口から物語を綴られているので、好みの著者から次の作品を選ぶ楽しみも味わえる。

  • 初めの4作と高速怪談は。怪談ぽかった。
    トイレ行くのがこわくなりそうな。
    ほかの作品はよくわからなかったな。

    アンソロジーは今まで読んだことなくて、面白そうな作家さんを探すのにいいので、主題が好みなら読んでみる。
    他も読んでみたいと思ったのは、前澤伊智さんかなー。
    でも、ホラーは苦手だから読まないだろうな笑

  • 怖い話から不思議な話まで
    バラエティーに富んだホラー(?)アンソロジー9編。
    凄く怖いって訳でもなく
    ちょっと肩透かしかな気もしないでもない「(ーヘー;) 
    恩田陸さんの〝あまりりす〟
    文字で読むより映像で見た方が怖いと思う。
    芦沢央さんの〝妄言〟
    前に読んでるので…一軒家の隣人は選べないよなぁ。
    織守きょうやさんの〝とわの家の女〟
    ( ̄◇ ̄;)エッ…こっち?と、そっちに驚き!!
    小林泰三さんの〝自分霊〟
    〇〇は変えられない?
    澤村伊智さんの〝高速怪談〟
    これが一番怪談っぽい。さすが澤村さん(゚д゚)(。_。)ウン

  • ・あまりりす 恩田陸 ★★★★★
    ついつい、話に引き込まれ「もう終わり!?もっと読みたい!」ってなった。
    あまりりすってなに?長編で読みたい!

    ・妄言 芦沢央 ★★★★
    寿子がいい感じに嫌なやつやと思ったら。。
    オチはイマイチ。

    ・破落戸の話 海猫沢めろん ★★★★★
    初めて読む作家さんの話。面白かった。
    なんとなく謝花というキャラに魅力を感じた。
    この作家さんの違う本も是非読みたい!

    ・とわの家の女 織守きょうや ★★★★
    これも初めて読む作家さんの話。
    面白かった!死ぬのは自分じゃなく相手なのね。


    ・自分霊 小林泰三 ★★★★
    面白かった!

    ・高速怪談 澤村伊智 ★★★★★
    やっぱり澤村さんの話は面白い!
    ちょっとゾクゾクするしいー感じ!!

    ・ヤブ蚊と母の血 前川知大 ★★★★
    ちょうど今の時期の話でタイムリー。
    家庭菜園がしたくなった。ちょっと青春も感じ◎。

  • ホラーと短編って相性が良すぎて怖い……

  • これ!という話を見つけられませんでした。

全123件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

恩田陸の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×