- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101801360
作品紹介・あらすじ
密室がある。糸を使って外から鍵を閉めたのだ。これが、トリックです。本来ネタバレ厳禁の作中トリックを先に公開してミステリを書くという難題に、超豪華作家陣が挑戦! 鍵と糸――同じトリックから誕生したのは、びっくりするほど多彩多様な作品たち。日常の謎あり、驚愕のどんでん返しあり、あたたかな感涙あり、胸を締め付ける切なさあり……。5人の犯人が鍵をかけて隠した5つの“秘密”を解き明かす、競作アンソロジー。
感想・レビュー・書評
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2019.6.23.密室ミステリーの使い古されたトリック…窓やドアの内側のつまみ(クレセントやサムターン)に紐を巻きつけて、外から引っ張り、締めて密室をつくりだすというもの、を最初から使うと宣言して書かれたミステリー集。似鳥鶏、友井羊、彩瀬まる、芦沢央、島田荘司による。ミステリー集のコンセプトが面白いなと思った。
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密室がある。糸を使って外から鍵を閉めたのだ。これが、トリックです。本来ネタバレ厳禁の作中トリックを先に公開してミステリを書くという難題に、超豪華作家陣が挑戦! 鍵と糸――同じトリックから誕生したのは、びっくりするほど多彩多様な作品たち。日常の謎あり、驚愕のどんでん返しあり、あたたかな感涙あり、胸を締め付ける切なさあり……。5人の犯人が鍵をかけて隠した5つの“秘密”を解き明かす、競作アンソロジー。
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同じトリックを使ったアンソロジー。
先にネタを明かされているので、どうストーリーを進めるかが読むポイントとなっています。
どの作品も面白かったですが、薄着の女にはやられた!と思いました。
サンタはトリックが違うのではと思うのは私だけかなぁ。 -
窓やドアの内側についている鍵のつまみ(クレセントやサムターンなど)。つまみにひもを巻き付けて、もう一方の端はドアの隙間から外に出す。それを外から引っ張れば、施錠される、というミステリのあるあるトリック。
このトリックを使うことを条件に、各作家が書いた短編が収録されているアンソロジーです。
トリックは分かっているので、何のためにそんなことをしたのかに焦点を当てたもの、
トリックは分かった上でどうやったのかを解き明かしていくもの...
多種多様な登場のさせ方がありました。5人とも、全く違う話になっていて読んでいて面白かったです。 -
読んだことのない作家さんが多かったのですが、テーマが良いと思い購入。
友井羊さんの短編が思いのほかよかった。 -
・このトリックの問題点/似鳥鶏
・大叔母のこと/友井羊
・神秘の彼女/彩瀬まる
・薄着の女/芹沢央
・世界にただひとりのサンタクロース/島田荘司
似鳥と友井作品がおもしろかった。
薄着の女は、ラスト2行で思わず笑った。
島田荘司はこの短編集に入れる必要なかったのでは?他の作品の倍あるし、もともと長編の一部らしいし、個人的にはこれだけ浮いてる気がした。
(キャリアが違うと言われればそれまでだけど)
akikobbさんのレビューは分析とか解説もされて...
akikobbさんのレビューは分析とか解説もされていて、もうすごい!って尊敬しております。私には難しくてできないことなんです。
育休刑事の続編は、フフフ…明後日4/24発売のようですჱ̒⸝⸝•̀֊•́⸝⸝)図書館に入るのを待ちますが、楽しみです。育休延長ってタイトルうまいですよね!ジャケットが好きで、2つ並べたくて読む前に先に登録しちゃいました!
(夜分にすみません〜、おやすみなさい!)
(夜分にすみません〜、おやすみなさい!)
こちらこそ、夜分すみませんでした。
おやすみなさい*˘ ...
こちらこそ、夜分すみませんでした。
おやすみなさい*˘ ˘*zzZ♡