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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784101801377
作品紹介・あらすじ
化けて、笑って、恋をしてケモノたちの青春物語。男子大学生のふりをして気ままに生きるオスの三毛猫・谷中千歳は恋に落ちた。人間(ドーナツ屋さん)の女の子・愛宕椿と。正体を明かせず悩む千歳……けれども椿の秘密の方がもっとすごかった。なんと彼女は歌舞伎町の任侠団体の組長の娘、しかも……!? お互いに秘密を抱えた奇妙なカップルが、運命に翻弄されながらも、自分らしい生き方を選びとる。恋人たちの青春ストーリー。
感想・レビュー・書評
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大学生姿で大学生活を謳歌する谷中千歳はオスの三毛猫で化け猫なのだが、シッポのドーナツ屋のアルバイトの愛宕椿に恋をする。ところが、この椿が任侠団体組長の娘だったのだ。さらにもっと隠された秘密があって、てんやわんやの展開になる。愛宕に椿!!いかにも時代がかっている名前だよねえ。椿さん、可憐なようでいて、さすが組長の娘だけあって、逞しいところがある。千歳の見張り役の愛宕組の諏訪がなかなかいい味を出している。うーん、ありきたりの展開になっちゃったなあ。「ヒトリコ」の額賀澪なので期待したんだけど。
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なんともファンタジーなお話☆
化け猫だけど家族に疎まれ、名前すらつけてもらえなかった谷中千歳。人間のフリをして愛宕椿と恋愛ごっこをしている…なんてなんとなく悲恋で終わるのかなと思いきや。意外なことに丸く収まった(笑)
なんといっても出てくる化け猫、化け狸が可愛らしい☆これドラマ化したら面白いかも?ということで、谷中千歳は伊野尾慧さん、愛宕椿はめるる、愛宕君彦は寺島進さんで脳内再生されました☆ -
化けて、笑って、恋をする化けと狸の女の子と任侠の世界で生きるケモノたちの青春?物語。お互いに秘密を抱えた奇妙なカップルが、自らの生き方を自分達で選び取る姿が清々しい。作中で語られる狸たちの哀愁漂う身の上話にはどことなくジブリの「ぽんぽこ」を思い出す。設定モリモリだったけどテンポよく物語が展開して読みやすかった。
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単純な猫と狸の恋物語かと思って読み始めたら全く違う。想定外の方向で当たりだった。
人間社会に紛れて生きる化け猫と化け狸の物語。それぞれの背景にリアリティのある事情を上手く落とし込んでいて面白い。現実の狸から創作の狸まであらゆるネタを上手く取り入れられていて、オリジナルらしい設定との塩梅も良い。猫も然り。変化の下手な狸がぶっ倒れて狸に戻ってしまいレッドブルで復活するって描写に笑ったw切なくて笑ける狸達の生き様が愛しい。諏訪君がお気に入り。
猫と狸の物語ではあるが根底で人間に共通するテーマも多い。2巻も買う。 -
「五十音順の作者を読む」第23冊目「ぬ」。
男子大学生になって生きるオスの三毛猫で化け猫の谷中千歳が、狸の愛宕椿と恋に落ちたことから始まる、青春ストーリーです。
読みやすく、「自分らしい生き方」をテーマとした作品でした。
最後は椿と駆け落ちをするかと思いましたが、真逆の結末になったので少し驚きました。
千歳の今後が心配されますが、椿と一緒なら大丈夫かなとも思えました。
巻末の関連書籍紹介が「猫推し」なので、そこも注目です。
「自分らしい生き方」を絶賛模索中の方におすすめしたい作品です。 -
設定が面白い。楽しめた。
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表題通りの内容。没入感が今一つであった。
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面白かった。イラストが可愛いので、若者向けかな?と思ってあまり期待していなかったけど、猫やら狸やら犬やら出てきて、そのしぐさとか描写が可愛かった!
平成狸ぽんぽこの続きみたいな話だなあと思っていたら、後半でそれにも触れられていて、物語ってある物語と違うものを作らなければいけないのではなく、好きな話があったらその続編でもパロディでも、やっちゃっていいんだ、とある意味おどろいた。
たぶん作者は平成狸ぽんぽこがすごく好きなんだろうなあと思う。私もあの映画で悲しそうな目をしている狸たちの姿が印象に残ってたから、作者も彼らを何とかしたくて考えたんじゃないのかなと思ったり。
テンポよくすすみ、最初の人間視点から猫視点にいつの間にかなっていたところの描写がすごくうまかった。映画みたいだった。
ドタバタも読みやすかったが、描写力のある人だなあと思う。狸たちがかわいく思えるお話。 -
「化け猫、谷根千を駆ける」
見守っていたはずが。
不審者と思い見ていた相手が、実は自分の事を不審者だと思い逆に捕まってしまうなんてあるあるな気もするな。
彼女はあんな生活が嫌だから飛び出したというのに、これだけ監視されていたら家出をした気にもならないだろうな。
「化け猫、再びの歌舞伎町」
依頼された仕事の内容。
娘が怒鳴って連絡してくるのも無理はないだろうが、それでもなお彼に執着する理由はただそれだけなのだろうか。
臆病というよりかは、人を扱う事の上手さに長けている組長な印象が強いな。
「化け猫、潜入する」
狸という設定で居候。
彼は隠密や情報収集にとても向いているようだが、中途半端な情報だけではそれ以上は出来ないだろうな。
怪しげな雰囲気や単語は分かるにせよ、相手があくまで化けて平凡に暮らしていれば問題はないのにな。
「化け猫、脱走する」
彼等が裏でやっていた事は。
いくら余所者だと思い込んでいたとしても、やっていい事悪いことの見極めは必要だと思う。
彼の言う通り彼等は被害者の様に言っているだけで、本当の被害者は彼等に騙された者達だというのに。
「化け猫、飼い猫になる?」
再会後に連れられた場所。
思い返してみれば彼女は彼の娘なのだから、当たり前だが度胸や肝の座り具合は彼が想像するよりも厄介だろうな。
飼い猫にはなりきってはいないが、自分と似た者に出逢えた事でこれからの彼の人生は大きく変わるだろうな。 -
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化け猫と化け狸が密かに、だがどっしりと根を下ろしている東京の街で繰り広げられる珍妙な青春劇。
いや、青春と呼称するにはきな臭い要素も満載だが、全体的には柔らかい空気感で包まれている物語で、この著者の作品としては今までにない空気感。
特異なるものであるが故の生きづらさと、独居老人の課題、様々な家族像みたいなものが一緒くたに詰まっていて、まとまってはいるのだがワシはやや焦点がボヤけた印象を持ってしまった。
谷根千、神楽坂、歌舞伎町と、そこそこ馴染みのある土地が舞台なので、街中を往く主人公たちの姿が想像できて楽しい。 -
2019/01/22 読了。
著者作初。
面白かったです。
続きがあるのなら、諏訪さん…表紙に出ないかな!
椿ちゃんよか諏訪さんが可愛くて…ツボった!笑 -
今までの額賀さんの作風とは違った
ファンタジー要素のある物語。
ファンタジーだけど恋愛もので任侠ものの、
ジャンル分けが難しい作品。笑
猫と狸の化かし合い、アニメで見たら面白そう!
もっと千歳の家族のこととかも掘り下げた続編も読んでみたいな〜。 -
椿がちょっと千歳に優しくなくて、
「いいのか、千歳!」と思った。
タイトル通りで、かるーく読める作品でしたが
狸がなんか意地悪でイヤだった。
千歳の眼は素敵ぃ。
アニメ化狙ったような作品だった。 -
稀少なオスの三毛の化け猫である谷中千歳は大学生の振りをして生活しつつ、ドーナツ屋で働く愛宕椿と清い交際中。
ある日突然彼女の父親と対面する事になった千歳はそこで衝撃の事実を知る…。
タイトルもあらすじもそして表紙イラストも決して嘘はついていない。
けれど、本編の中であらすじに書かれていない部分が読前になんとなくイメージしていたハートフルコメディな雰囲気とは大きく違う。
ハートフルではあるけれど、実は結構なハードボイルド。
椿の印象も前半と後半ではガラリと変わり、良い意味で裏切られて楽しめた。
千歳の家族については少し触れられるだけだったので、いずれ続編が読めるのかもしれない。 -
額賀さん作風方向転換でしょうか?今までの作品とは違ったファタジーであり、楽しく読めました。
狸と猫の化かし合いぜひ
アニメ化を期待したいです。
主人公2人(2匹)の行く末が気になってしかたありません。ぜひ続編を期待します。 -
今まで読んだ額賀澪さんの青春ものはたいてい王道を行くものだったように思うのですが、本作はいわゆる王道とはちょっと違ってコメディタッチのサラッと楽しく読める作品でした。
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人間に化けた猫の「千歳」が恋した相手は任侠ヤクザ「愛宕組」親分の娘「椿」。題名のとおり猫と狸のお話のファンタジーですが人情物でちょっとハードボイルド。楽しかった。愛宕組の諏訪さんがなかなか良い味だしてる。すんなり話に入っていけて面白く読んだ。
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化け猫と化け狸のドタバタ物語。
サラッと読めて楽しみました。 -
なんか、どこかで聞いたような話でした。
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