カカノムモノ3 :呪いを欲しがった者たち (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
3.38
  • (0)
  • (6)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 59
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101801797

作品紹介・あらすじ

母なる女神よ俺の声は届いていますか? 生きることに前向きになり始めた碧だったが、一方で相棒の桐島の元に不穏な影が迫っていた。彼の過去を無遠慮に暴き立てるその人物の目的もわからないまま、桐島は追い詰められていく。あえて遠ざけられた碧は、従兄の涼から、カカノムモノを呪いから解放するための衝撃的な方法を告げられる。はたして碧はどんな決断を下すのか。そして呪いの意味とは──。シリーズ最終巻。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2020年1月新潮文庫刊。書き下ろし。シリーズ3作目。これってこんなに理路整然とした話だったっけ?と思うほど、前作のノリとは違うかっちりとしたストーリー展開で、驚いています。んで、これで、最終巻というのにもまたまた驚きです。終わるのは残念ですが、一気に書ききってしまったということなのかもしれません。

  • これで一応大団円なのでしょう。

    神様なんてものは私たちの理解の外にいると私は考えるものですから。

    人のことは人が解決する。この終わりに納得です。

  • 碧と涼、呪いを解きたい思いは同じでもその意図は違う
    その違いが桐島との出会いで前向きに変わっていった碧を悩ませるけれど、山場を越えて浪崎家当主として、人間として一回り成長
    それにしても女神の祝の子孫はイケメン揃いで素敵

  • 可愛い子には旅をさせよ。
    だけどどうしても鎖をつけたがる。
    鎖のつもりはなかったのだけどね。
    鎖と思われちゃう、重荷と思われちゃう。
    こんなものがあるから、と。
    でもそれもまたひとつの理由で、縋りつく理由で。
    自分が上手く立てないのを、鎖のせいだと言っていれば、とりあえず自分を保てるから。
    でもそんな自分を誰よりも憎々しく思っているのは自分で。
    罪の意識は感じてないと言いつつも、自分の在り方にどうしようもない疑問を感じていたことは確かなのだろうと思う。

  • ドロドロしてるがぐいぐい読ませるな…。これでシリーズ終わりなの?最後の振りは?

  • 2巻で賑やかだったJKはなりをひそめ、物語はいよいよ核心へ。律→涼→碧→(相棒)←桐島、という美味しく分かり易いクライマックス。いや〜良かった律の涼への揺るぎない愛情(萌)。番外編にJK再登場だけど、そうかそのための大雅だったのね

  • ハッピーエンドでよかった。まことにカミなる存在は人の子には想像も及ばぬ慈愛で見守っているのだな、とそういうことかな

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

第17回電撃小説大賞で<メディアワークス文庫賞>を受賞。「空をサカナが泳ぐ頃」でデビュー。

「2021年 『【ドラマCD付き特装版】神様の御用人10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

浅葉なつの作品

ツイートする
×