コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店― (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 126
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101801964

作品紹介・あらすじ

あなたの心、温めます。九州だけに展開するコンビニチェーン「テンダネス」。その名物店「門司港こがね村店」で働くパート店員の日々の楽しみは、勤勉なのに老若男女を意図せず籠絡してしまう魔性のフェロモン店長・志波三彦を観察すること。なぜなら今日もまた、彼の元には超個性的な常連客(兄含む)たちと、悩みを抱えた人がやってくるのだから……。コンビニを舞台に繰り広げられる心温まるお仕事小説。

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいると気づかないうちにこっちまで店長の魅力に持っていかれそうになった!それくらい魅力が自然に描かれていて、キラキライケメンの美しいお顔まで想像しながら読めた。各物語で登場する人物たちも年代性別バラバラで色々な立場から物語が味わえた。なんといってもどの物語にもコンビニがそっと寄り添っているから、ちょっと切なかったりほっとするような気持ちの物語を身近に感じて味わうことができた。

  • あー、なんだろ、傷んだ心をそっとやわらげてくれるような連作短編集。だれが読んでも幸せな気分になると思う。

  • 光莉さんのマンガ読ませてほしいー!

    こんなコンビニ我が家の近くにもないかなー。
    わたしはツギくんに会いたいよ一緒にご飯食べたいよ。
    四話目が素敵だった。五話目もいい。そして三隅さんのあの感じすごく好きだな…。



  • 町田そのこよ…
    君はなぜこんなにも魅力的な人間を言葉という武器だけで表現できるのか。
    その秘訣をわたしにだけ教えてくれないかしら。

    あたりまえだけれど小説には文字しかない。
    イラストによる表情の補足も、映像や音楽や俳優の演技の助けもない。
    言葉というたったひとつの武器だけで、町や人をつくり、感情を宿らせ、そこに彼らだけの世界を作る。

    文字だけなのに。
    どうしてわたしはこの作品に登場するすべての登場人物の顔が浮かぶのだろう。
    笑顔も泣き顔も困ったような顔も照れた顔もぜんぶ見える。

    魅力的で困るくらいだよ。
    わたしもこのコンビニの常連になりたいし、この世界に一部になれたらいいのになぁ。
    兄弟の関係性も最高だし、光莉さんのカラッとした空気も好き。
    ご本人が推してくれた通りわたしも四目と五話がすきだなぁ。
    (もう少し若ければ三話がもっと深く刺さったかも)

    またこの兄弟に会えますように。

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著者プロフィール

町田そのこ

1980年生まれ。福岡県在住。「カルメーンの青い魚」で、第十五回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。2017年に同作を含む『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュ。他に『ぎょらん』(新潮社)、『うつくしが丘の不幸の家』(東京創元社)がある。

「2020年 『52ヘルツのクジラたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

町田そのこの作品

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