おもいでマシン 1話3分の超短編集 (新潮文庫nex)

  • 新潮社 (2022年5月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784101802435

作品紹介・あらすじ

1話たったの3分! なのにこんなに面白い。たった3分で読める物語で、驚き、笑い、恐怖、涙が味わえる! 登山道で出会った若い女性たち。山小屋の主人は彼女たちの正体は幽霊だと告げるが(「鬼童岳の霧女」)。会社員が取引先に言いにくいことを代わりに伝えてくれる仕事があったら(「こんなお仕事」)。亡くなった母を想う娘たちに起きた小さな奇跡とは(「母の日のできごと」)。スキマ時間に楽しめる超短編の玉手箱、全40話。

感想・レビュー・書評

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  • ショート・ショート。
    1作5~6ページで40作。
    個人的に梶尾真治さんはSF作家と認識していたんですが、意外とSFチックな作品は少なめ。
    ダジャレ的なオチは苦手。
    好きだったのは、「今日は何の日?」と「ママのくるま」。
    「ママのくるま」は、『吸血鬼は夜恋をする』で読んだクロード・F・シェニス「ジュリエット」と似た、自動車×AIテーマの作品。自分はこのテーマが好きらしい。

  • 梶尾真治の久々のショート・ショート集全40作品。もったいないので一日一作品のペースで読もうと初めの頃は思っていたが、だんだん我慢できず、ある日を境に一気に一日で読みきってしまった。中山七里でよく使われる「どんでん返し」と帯で謳っているものの、星新一ほどドライなオチではなく、どちらかと言うとほのぼのとした意外性という感じ。

    ショート・ショートを書き続けると、質の良いアイディアが枯渇する、以前に書いたアイディアを無意識に再掲してしまう等の弊害が多発し、中編・長編作品向けのアイディアにも影響を与えてしまうのではと危惧している。実際、いくつかの作品では駄洒落を使ったものもあり、アイディアの厳しい台所事情があるのかもしれない。

    「白岳」や「しろ」の米焼酎で有名な高橋酒造のHP(楽しむ>カジシンエッセイ)で梶尾真治のショート・ショートの新作が毎月アップされている。2022/9時点で第215回目の連載とのことで、こんな偉業を現在も進めている作家って他にいるのかな。高橋酒造は本社が熊本県人吉市にあり、梶尾真治と同郷ということもあり長年の付き合いもあるのだろう。それにしてもこのシリーズは息の長い共同作品とも言える。多分今回の本は200作品以上の中から選りすぐった40作品なのかもしれないが、惜しくも僅差で選外になった作品と今後の新作とを組み合わせて第二弾、第三弾が今後出版されても不思議ではない。エマノンシリーズの様に今後注目されることを願っている。

    来月は「クロノス・ジョウンターの黎明」が発売される。こちらも久々のクロノスなので今からワクワクドキドキしている。出版に当たっては大分修正が加えられたと聞いているが、そうであれば修正前version・修正後version両方見てみたいな。

  • ほんのり、びっくり、戦慄、笑いなど、星新一の作品を初めて読んだワクワク感があった。書くのも大変だと思うけど。

  • ショートショート。しんえんくんでニーチェの格言集を読みたくなった。

  • 短編というか、ショートショート?なのでどこからでも読めるし、いつでも読めるやと思っているとなかなか読み進まないというパターンに陥ってしまった…
    そのうち読むぞ。という決意。

  • 令和の星新一

    そんな趣きかな。ストーリーというより言葉遊びが多い気がするけど、気楽な読書タイムで満足。

  • さらっと読めるショートショート。最後のどんでんがえしがぴりりときいています。

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著者プロフィール

熊本県生まれ。「美亜へ贈る真珠」でデビュー。代表作に『地球はプレイン・ヨーグルト』『怨讐星域』「あしびきデイドリーム」(星雲賞)『未踏惑星キー・ラーゴ』(熊日文学賞)『サラマンダー殲滅』(日本SF大賞)、そして映画化した『黄泉がえり』や、舞台・映画化した『クロノス・ジョウンターの伝説』など。

「2022年 『未来のおもいで 白鳥山奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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