世界でいちばん透きとおった物語2 (新潮文庫nex(ネックス))
- 新潮社 (2025年1月29日発売)
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感想 : 494件
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784101803005
作品紹介・あらすじ
新人作家と敏腕編集のビブリオ・ミステリ。新人作家の藤阪燈真の元に奇妙な依頼が舞い込む。コンビ作家・翠川双輔のプロット担当が死去したため、ミステリ専門雑誌『アメジスト』で連載中の未完の作品『殺導線の少女』の解決編を探ってほしいというものだ。担当編集の霧子の力を借りて調べるうちに、小説に残された故人の想いが明らかになり――。各種メディアで話題沸騰の新人作家と敏腕編集によるビブリオ・ミステリ第2弾!
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
無垢な罪と赦しをテーマにした物語が展開され、知識と無知の対比が深く描かれています。主人公の藤阪燈真が、亡くなった作家の未完の作品の解決編を探る過程で、彼の想いが明らかになり、物語に透明感が生まれます。...
感想・レビュー・書評
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良かれとやったことで
気付かず誰かを殺めて
しまう──
無垢の罪とでも呼ぶの
でしょうか。
彼女は知らぬまま死を
運び知らぬまま赦しを
生む。
人が知ることで苦悩が
芽吹くなら、
知は濁りで無知は澄み。
無知とは欠落ではなく
透明なままにただ在る
ということ。
たしかに透きとおった
物語でした。
そして今、目の前では
鍋のなかで昆布と鰹が
静かにほどけて、
透明な湯気が立ち昇り
澄みきった出汁が香り
始めてます。
罪も赦しも知らぬまま、
それでも、旨味だけは
ちゃんと出てますよー。
さ、澄みをすくい上げ
ましょうかね。 -
翠川双輔という宇津木静夫と菊谷博和の共同名義のミステリ作家のうちの菊谷が亡くなります。
かけだしの小説家になっていた僕、藤坂燈真に途中まで『月刊アメジスト』に連載されていた『殺導線の少女』という小説の第四回目を書いて欲しいという依頼がきますが…。
この作品を読まれる皆さん考えるのは同じ手は二度使えないだろう。ではないかと思います。それなのに前作と同名タイトルに「2」をつけただけで、探偵役は同じ人物です。
感想としては作中作の前半が私にはあまり面白いと思えないミステリだったので、前半は読んでいるのがちょっと辛かったです。
燈真の書いた後半の作中作は、なるほどと思いました。
そして『世界でいちばん透きとおった物語2』というタイトルがつけられた意味も(解説がないので正しいかどうかわかりませんが)わかりました。-
2025/03/17
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ヒボさん♪
私は星3つにしましたが、やっぱり気になりますよね。
230ページくらいの薄い本ですのですぐに読めると思います。ヒボさん♪
私は星3つにしましたが、やっぱり気になりますよね。
230ページくらいの薄い本ですのですぐに読めると思います。2025/03/18
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未完で終わった物語の謎… ミステリへの愛情で溢れるミステリ再び #世界でいちばん透きとおった物語2
■あらすじ
『世界でいちばん透きとおった物語』で有名になった作家藤阪燈真、担当編集者の霧子と共に二作目の長編に挑むも筆が進んでいなかった。
ある日、コンビ作家である翠川双輔のプロット担当が亡くなってしまい、専門誌で連載していた『殺導線の少女』が未完になってしまう。燈真のもとに、この『殺導線の少女』の解決編、そして隠された秘密を調査して欲しいと依頼されるのだが…
■きっと読みたくなるレビュー
またもや透明感のあるお話ですね~。前作は仕掛けに驚かされましたが、今回は洗練されたミステリーになっていて素晴らしい! 個人的には前作よりも好きです、丁寧で高品質な小説になっていると思います。
まず感じるのはミステリーに対する愛情ですね。間違いなく杉井光先生はミステリーを愛してる。読者にミステリーの何たるかを解説してくれるし、興味を引くように楽しませて書いてくれているのがわかります。
物語の筋としては、作中作『殺導線の少女』が作者死亡により三話未完で終わってしまい、そのストーリーの行く末と、背後に隠された秘密を探っていくという内容です。
まずこの作中作が無骨ながらも謎に満ちたミステリーで興味深々なんですよね。そしてなんかこう説明できないアンバランスさも感じるんですよ、うんうん。この奇妙な感じは編集者の霧子が新設に説明してくれるのでご安心を、理解しやすくてGOODですね。
この霧子がお母さんみたいなんです、いつも気弱で甘えん坊キャラの燈真を叱咤激励する感じが優しくてイイのよ! そしてもうひとり重要キャラ、女子高生の琴莉。女学生まんまのキャラだけど、表現力豊かに描けてるんですよ。読んでてこの子カワイイ!と思えるのは描写が上手な証拠。燈真とのやり取りなんかは、ぐぐっと惹きつけられてしまいました。
物語の終盤にはしっかりと謎解きがなされ、物語としても美しく幕引きがなされます。いわゆる「素敵」な小説なんですよね、読んでると心が洗われる気がします。今後の作品にも超期待しております!
■ぜっさん推しポイント
『世界でいちばん透きとおった物語』と同じく、ミステリー小説家が主人公の物語でしたね。前作はギミックが強烈だったので、ひょっとしたら物足らないと感じている方もいるかもしれません。本作で杉井先生が何を語りたかったのか、優しいメッセージが伝わってきましたか?
最後のページをめくった後、私は思わず涙を流してしまいました。やはりそうだったのですね。私もミステリーファンのひとりとして、同じ想いですし、ほんと感謝しかありません。何を言ってるかよくわからない方は、ぜひ検索してみてください。 -
1から引き続きビブリオミステリとなっています
コンビ作家のプロット担当が死去
現在雑誌連載中のミステリ作中作が未完となる
その解決編を探るというなかなか凝ったミステリ
3/4くらいまで読んで、このままだと
今回何が透き通っているのかわからないのでは?と不安になり、最初から読み直し
結果、わかりませんでした…
主人公のセットが同じでビブリオミステリとしてシリーズ名みたいな感じなのかしら、とか?
わかったかもというレビューを読んだ気もするので皆さんがもう少し読み終わったら
こっそり教えてもらおうかと計画中
物語としては、2の方が作中作も凝った感じで好きでした
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まことさん、ご挨拶が遅くなりました、初めまして!
まことさんのお名前も皆さんからよくお聞きしてました♪ありがとうございます、是非とも宜しくお...まことさん、ご挨拶が遅くなりました、初めまして!
まことさんのお名前も皆さんからよくお聞きしてました♪ありがとうございます、是非とも宜しくお願い致しますm(__)m2025/05/18 -
この作品、私も読んでますけど
透き通っていたのかは…
あれ??う〜ん^^;
ただ、とっても優しいものを感じる作品で
そうそう、作中作...この作品、私も読んでますけど
透き通っていたのかは…
あれ??う〜ん^^;
ただ、とっても優しいものを感じる作品で
そうそう、作中作、これ面白く読みました!2025/05/18 -
かなさん、おはようございます
私が考えすぎだったのでしょうか笑
主人公とビブリオミステリの構成のシリーズ名という感じで使用しているんでしょう...かなさん、おはようございます
私が考えすぎだったのでしょうか笑
主人公とビブリオミステリの構成のシリーズ名という感じで使用しているんでしょうね
ただ、私は作中に出てきた
1の一番重要なページというところも
さっぱり何も思い出さなくて
わかってないんです
1は購入してまだ本棚にあるので
いつか再読して 確認しようかなと思います2025/05/19
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前作同様、優しい物語でした。
1作目のインパクトから、どんな続きになるのか気になっていたのですが、なるほど!そう来たか!って感じです。
あらゆる小説や作家の謎を解く新人作家…といったところでしょうか。(実際解くのは編集の霧子さんですが…)新人作家とはいえ大物作家の2世ですから信頼度も抜群。これぞまさにビブリオ・ミステリー。今後もシリーズ化出来そう。期待しちゃう。
今作はデビュー作がヒットしたものの、なかなか長編2作目が書けなくて将来に悩む藤阪のもとに、とある小説のラストがどうなるのかを調べて欲しい…という依頼が舞い込む。(2作目が書けないとか作家事情がリアルで良き)
とある小説とは、コンビ作家・翠川双輔が連載中の『殺導線の少女』だ。実はプロット担当・菊谷が急逝し、結末が誰にも分からないという。
作中には、この『殺導線の少女』が、作中作として全編登場するのですが、これがまた面白いのです。読んでいると自分もラストを知りたくなる。
正直、ストーリーの真相には結構早々に気づいてしまったのですが、終盤の謎解きのスピード感は、とても良かった。良すぎて読了後直ぐに再読してしまったくらい。
特に作中作『殺導線の少女』は結構名作では?
まさかの名前ー!で、声が出てしまった。
そうなるのか。藤阪先生、天才ですよ(笑)
前作ほど透きとおってはいなかったけれど、全てを見通せた…という点では、透きとおっていたのではないでしょうか。
今後も続いて欲しい作品です。 -
衝撃のラストに世界が透きとおった前作。2が出たら、そりゃ読みますよ。
続編どうするの?そんなわけないよね?と思いながら、念のため確認してから読み始めた。きっと、みんな確認するはず。笑
今回は、コンビ作家・翠川双輔のプロット担当が死去したため、ミステリ専門雑誌『アメジスト』で連載中の未完の作品『殺導線の少女』の解決編を探っていく物語。
相変わらず名探偵な霧子さんが、見事に真相を解明していく面白さと、『殺導線の少女』の解決編がどうなるのかと2倍楽しめた。
作中に前作に関するクイズが出されているので、手元に前作もある状態で読むのがオススメ!
それにしても、今回の物語について“出版したら全部無駄になってしまう”と燈真が小説にしないと言っているのに、現実にはもちろん出版していることがモヤモヤする…-
おはようございます。
コメント欄では、はじめましてですね!
いつも、いいねをしてくださってありがとうございます。
この作品、私もつい最...おはようございます。
コメント欄では、はじめましてですね!
いつも、いいねをしてくださってありがとうございます。
この作品、私もつい最近読みました!
確かに、出版されていることにモヤモヤ…わかる気がします(*^^*)
遅くなってしまいましたが、
ベーさんの新たなレビューが読めるように
こちらからもフォローさせていただきますので
よろしくお願いします。
読書を通じての交流が図れること、楽しみにしています。2025/04/19 -
かなさん
こんにちは!
フォロー&コメントありがとうございます!
モヤモヤした気持ちが自分だけじゃなかったと知れて嬉しいです(≧∀≦)
...かなさん
こんにちは!
フォロー&コメントありがとうございます!
モヤモヤした気持ちが自分だけじゃなかったと知れて嬉しいです(≧∀≦)
かなさんのレビューもいつも楽しみにしています。
今後ともよろしくお願いします!2025/04/20
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「世界でいちばん透きとおった物語」の続編。
今回は“透きとおって”はなかったが、前作を引き継いだ設定で燈真と霧子が登場し、普通に楽しめるお話だった。
コンビ作家である翠川双輔のプロット担当が亡くなってしまい、連載していた「殺導線の少女」が3話で未完になってしまうが、燈真がその解決編に興味をそそられる内に、背後に隠された秘密にも近づいてしまうという展開。
『ミステリのアイディアというのは、驚愕と納得を両立させるためのなにがしかの仕組みです。ちょっとやそっとでは考えつかない見事なものでなくてはいけないんです』と登場人物に語らせる作家さんだが、それに違わず、謎解きに至る過程に飽かなければ、明かされた顛末と動機にもなるほどと思うとともに企てた人々の心根も知れて気持ちが良い。
作中作「殺導線の少女」もそれだけで十分に面白いし、続けて書かれた“解決編”にもそう来たかと思わされた。
以下、どうでもいい雑感。
私は“ミステリー”を“サントリー”と同じイントネーションで発音し、語尾も伸ばすのだが、どっぷり浸かった方々は“ミステリ”と語尾は伸ばさず且つ“エスプリ”なんかと同じイントネーションで発音されるとか。そうなんだ。
翠川双輔が小説を書こうとするきっかけになった小説が「テロリストのパラソル」というのがいい。
コンビ作家と言えば、私には競馬ミステリーで楽しませてもらった岡嶋二人さんを思い起こさせ、作業分担のプロットが誰某、執筆が誰某というのや、誰某のプロットがだんだん遅くなって…というのも尚更。
最後のページに、参考文献として井上夢人さんの本が記されていたので、作者さんも十分踏まえられていたのだなあと思った。 -
前作もよかったけど、この作品もまた全然違う作風だけど、よかったです。
ストーリーは、新人作家の藤阪燈真の元に、ミステリ専門誌「アメジスト」で連載中の未完の作品、「殺導線の少女」について調べてほしいとの依頼が入る。「殺導線の少女」はプロット担当の菊谷が亡くなったために、未完となっていた。編集担当の深町霧子の力も借りながら、隠された真実に近づいていくというもの…。
1つの作品の作品なのに、全く別の作品も読める、ちょっとおいしい作品でした。というか、「殺導線の少女」も結構面白かったですよ。前作のような透きとおりはなかったけど、本編の方もやさしさにあふれたストーリーで、なおかつ、あぁ~そうだったんだ!と思わせてくれました。燈真と霧子さん、このふたりの今後も気になるし…また別の形での次の作品が読めたら嬉しいですね!-
1Q84O1さん、おはようございます。
まだ、前作も読まれていないんですね!
気が向いたら、ぜひぜひ(*'▽')
前作は、仕掛けありき...1Q84O1さん、おはようございます。
まだ、前作も読まれていないんですね!
気が向いたら、ぜひぜひ(*'▽')
前作は、仕掛けありきのような感じ…
でも私は楽しめました♪
この作品はそれはないけど、こっちも楽しめました!2025/04/14 -
前作読みました。超びっくりした仕掛けの本ですよね?
2もあるんですね。さすが かなさん読むのが早い!前作読みました。超びっくりした仕掛けの本ですよね?
2もあるんですね。さすが かなさん読むのが早い!2025/04/17 -
ぴこさん、おはようございます。
前作は評判になっていて、どうしても読みたくて
書店で購入しました♪
で、2は読もうかどうか迷ってて、
...ぴこさん、おはようございます。
前作は評判になっていて、どうしても読みたくて
書店で購入しました♪
で、2は読もうかどうか迷ってて、
そのうちに図書館に入ったので借りて読みましたよ(*^^)v
2は仕掛けどうこうは、ないけれど
また別の形で、私は楽しめました♪2025/04/18
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前作を読んだ時、既に続編は出版されてました。前作を好きになれなかったので続編は読まないつもりでしたが、何故好きになれなかったのか?を確認したくて敢えて手に取ってみました。
やはり前作と同じ様に、読んでいて何故か常に違和感が付き纏いました。
何故だろうか?
一つ判った事は私は主人公が好きでない。
作家が主人公の作品は他にも結構読んできたつもりです。それなのに、この著者の作品は何かが引っ掛かる。それは決して良い意味ではありません。
しかしながら後半の展開については、なかなか興味をそそられました。「東野圭吾著作真夏の方程式」を彷彿させられ最後まで読んでしまいました。
相変わらずタイトルとは遠く俗っぽい内容ですが。 -
読書中に「えっ」とか「そういうことか」とか感じるあの瞬間がたまらなく愉しいので、作中に「愉しいミステリとは高く遠く美しい論理による驚きと納得の両立」と記載があり非常に納得しました。
本作タイトルの「透きとおった」には優しさが込められていると感じました。 -
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前作の仕掛けが、本作にも使われているのではないかと、真っ先に確認したのは、私だけでないと思います。
コンビミステリー作家のプロット担当が急死。連載中の「殺導線の少女」が未完となったため、その続きを探ってほしいと主人公に依頼が入る。
関係者に話しをきくうちに、ある真実に辿り着く。
といったあらすじ。
未完の小説の続きを探るミステリーと「殺導線の少女」という作中作のミステリー。
一作品で二つのミステリーを味わうことができました。
メインストーリーでは、切なさと優しさを感じ、作中作では、見えないところから殴られ、これぞミステリー。
なんとなく続編が出そうな雰囲気。
楽しみに待ちたいと思います。-
コメントありがとうございます♪
前作読んでいたら、確認しちゃいますよね!タイトルも前作と一緒だし(^^)
面白かったので、オススメです(^O...コメントありがとうございます♪
前作読んでいたら、確認しちゃいますよね!タイトルも前作と一緒だし(^^)
面白かったので、オススメです(^O^)2025/02/02 -
オミさん、お返事ありがとうございます。
積読消化月間ですが、たぶん今月中に買っちゃいそうです(笑)オミさん、お返事ありがとうございます。
積読消化月間ですが、たぶん今月中に買っちゃいそうです(笑)2025/02/02 -
マメムさん
積読本を消化したいのに、新しい本を買ったり、図書館で本を借りたりして、減るどころか増える不思議がありますよね(*_*)
私も今月...マメムさん
積読本を消化したいのに、新しい本を買ったり、図書館で本を借りたりして、減るどころか増える不思議がありますよね(*_*)
私も今月こそは頑張って、積読本を減らしていきたいと思います!2025/02/02
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前作も経験のない不思議な感覚で良かったが、今作も違った意味でとても楽しめた。
新人作家の藤坂燈真の元に届いた奇妙な依頼。
コンビ作家のプロット担当が死去した為に連載中の未完の作品『殺導線の少女』の解決編を探ってほしいというものだった。
担当編集の霧子の力を借りながら故人の想いを探っていく。
とにかくこちらの『殺導線の少女』の3作に釘付けになり、結末が気にならないわけがない。
だがこれをどう終わらせるのか…全く予想がつかなかったのだが、出来上がった最終話に凄さを感じた。
この敏腕編集の霧子がミステリに熟知したかなりの強者では…と。
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前作のアイデアがこの本にもあるかと最初に見てしまった。やはり無理だったようだ。
父親の才能がある程度あったのか、作家となった藤坂燈真。ただ敏腕編集者の霧子によるものが大きい。今回も全ての秘密を解き明かしたのも霧子。燈真は隠し事も無く全てを霧子に伝える。女子高生との交友も全て伝えることで、霧子の嫉妬を買ってしまう。二人は頻繁に会って食事などを一緒にしているが、燈真の気持ちにはなかなか気付け無いのが微笑ましい。
前作よりもミステリとしては仕掛けが小さくなってしまったが、シリーズは続くのだろうか?
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ひまわりめろん謎を解く!
はい、というわけで2ですよ2
でね、これまで度々レビューにも書いているんですが、自分って推理しない読者なんです
ミステリは大好きなんですが、それは超人的な頭脳をもった探偵や、粘り強く証拠を積み上げていく実直な刑事たちの活躍を読みたいからなんです
謎を解くのはあくまで物語の中の主人公たちの仕事ですもの
シャーロック・ホームズになりたいわけじゃないんです
ちょっとお間抜けなワトソンになりたいんです
でも、今回は違いますよ
やったります!謎解いちゃいますよ!
だいたいね
全体の4/5くらいかな
ひと通り材料が出揃うタイミングですわな
ここらでビシッと謎解いちゃいますよ
で、最後の材料は「すき焼き」!
Σ(゚Д゚)
はい、しゅーりょー
わい「すき焼き」嫌い!
無理!そんなん出されたらもう無理!
これ以上推理なんてできません
終わり、解散
あ、もうひとつ謎っていうか、こっちのがメイン?のほうね
「はたしてこの物語はどのへんが透きとおっていたのか?」
というわけで考察します
まずは冒頭の『Two of Us』
これはビートルズの曲よね
解散後に作られたアルバムに収められていた曲でもあるってことで、ファンの間ではポールとレノンの関係を歌った曲と言われているので、まぁ物語全体を素直に暗示しとるんでしょな
ってことで「透きとおった」とは直接関係なさそう
次に注目したのは表紙絵です
なんか水面に主人公が映っているように見えますな
とても透きとおった泉のような…
透きとおった泉、なんかそう聞くと女神とか出てきそうじゃない?
そこから出てくるイメージって清らかさ、純真さ、正直さ…なんか神聖なイメージよね
つまりね、『透きとおった(泉のような清らかなこころを守るために作られた)物語』ってことだったんじゃないかな〜と
もしくは「すき焼き」とかかってるか
うん、こっちくさいな(絶対違うやろ!)-
2025/06/29
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2025/06/29
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2025/06/29
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まさかの続編!!前作の仕掛けがスゴすぎたので、続編は出ないだろうと踏んでいたのに。
今作では、作中作における謎を解いていく話。思わず作中作のミステリーに惹き込まれてしまった。ほんと、よく考えられてるなぁ。
そんななかで感じる違和感も、架空の世界と現実世界とが繋がり、全てが明らかになった瞬間、驚きと納得を得られた。
前作ほどの驚きはなかったものの、私は今作の方がよかったかな。登場人物たちの関係性も少し進展していて、そのかけ合いがおもしろかったり、デビュー作が売れた作家ならではの悩みとかは杉井光さん自身にも重なるところがあるのかなとか、楽しく読めた。
そして、真実はやっぱり優しかったなぁ。-
ですねっ!
ほんと、私も続編出るとは思ってなかったです。
そして、前作よりこの作品のほうが好きだったりします(*^^)v
優しいお話、...ですねっ!
ほんと、私も続編出るとは思ってなかったです。
そして、前作よりこの作品のほうが好きだったりします(*^^)v
優しいお話、まさにそうでしたよね!!2025/04/28 -
ねっねっ!まさかの続編!
驚きは前作ほどではなかったけど、内容は前作より私も好きかもしれません(*^^)v
また、続編がでることがあったら、...ねっねっ!まさかの続編!
驚きは前作ほどではなかったけど、内容は前作より私も好きかもしれません(*^^)v
また、続編がでることがあったら、ぜひ読みたいです♪
2025/04/28
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(1)がかなり独自性のあるものだったので、同じような驚きがあるのかと勝手に期待してしまっていて…
もはや続編の(2)じゃなかった方が、先入観なく楽しめたかも。
本にまつわるビブリオミステリとしては、こちらの方が面白いくらいだった。
ミステリなのに、温かさが感じられるところもいい。
本題からそれるけど、「ミステリ」の発音は読書家達は「エスプリ」と同じイントネーションで、ミステリに親しんでいない人は「サントリー」と同じように「ミステリー」と言うという文章があった。
私、「サントリー」派だから、初心者なんだな。
というか「エスプリ」派の人には実際に会ったことがない気がする。
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2025/03/15
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2025/03/15
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2025/03/16
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読み始める前に、ページをペラペラめくって、「透きとおっているか」確認したのは、私だけではないはず。
これはこれで、面白かったんだけど、前作の衝撃が忘れられず、続編を読み始めたので、期待値があがりすぎていたかもしれません。
よくまとまっていて、読みやすい本でした。霧子さんとの掛け合いがいい味だしてました。
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まさかの続編。
藤阪燈真が未完の作品「殺導線の少女」の謎を追うミステリ。
あまり気が進まなかったけど読んでみたら面白かったです。
前作とは違うテイストで、なるほどこうきたかっていう感じ。またよく出来てます。
文章がきれいで読みやすいし構成もいい。(作中作はハードだけど)
人の優しさが心に沁みる物語でした。
燈真くんと霧子さんのコンビが良くてシリーズ化しそうな予感がします。
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SNSで今作の告知を見た時、「え、続編…?」とすごく驚いた。続編が出るなんて思いもよらなかったけれど、発売を楽しみにしていた。
藤阪燈真と深町霧子が遺稿に秘められた“想い”を解き明かすビブリオ・ミステリ。
前作と同じく、今作も、もちろんネタバレ厳禁なので、感想もサラッと。
今作も序盤からミステリーが好きな人なら思わずニヤリとしてしまう描写がある。
私はミステリーは好きだけれど、ミステリーについて詳しいわけではないので、知らなかったことも知れて勉強になった。
燈真と霧子さんのコンビもいい!
終盤のやり取りがとても微笑ましかった。
前作も好きだったけれど、私は今作の方が好きだった!
是非、前作と併せて楽しんでほしいです( .ˬ.)"
✎︎____________
どんなに経験豊富な作家だろうと、最初の0を1にするところだけは、なんのノウハウもなく、ただひたすらに息を詰めて踏んばって絞り出すしかない(p.9)
『書く』ことはどうしようもなく孤独な行為なのだ。だれとも共有できない。(p.9)
なんにでも巧い言い方というのはあるものだ。(p.126)
こんなときに煙草は便利な道具だ。他のどんなものでも埋めようのない時間を、ただ燃やして萎れさせてくれる。(p.168)
著者プロフィール
杉井光の作品

世界で一番透き通った物語は続編が出ているのをコルベットさんの本棚で知りました。
今度自分も読んでみたい...
世界で一番透き通った物語は続編が出ているのをコルベットさんの本棚で知りました。
今度自分も読んでみたいです。