郷愁―ペーター・カーメンチント (新潮文庫)

  • 新潮社
3.60
  • (38)
  • (46)
  • (112)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 783
感想 : 52
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102001073

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 無償の愛、苦難を超えた後にすっと入って来る美しい情景。

  • すべてがとても美しい小説。
    夜のボート、素敵な親友、好きな女の子、心の美しい子供と病人
    本当に何もかもがきらきらして感じられます。文章も取り上げてるものも美しい。青春の瑞々しさ、あらゆる愛情。
    訳も読みやすくて、60年代のものらしい少し古風で丁寧な言い回しが小説とぴったりですごく良かったです。

  • 常に読み返す本。
    高橋健二氏の翻訳が秀逸。

  •  
    ── ヘッセ/高橋 健二・訳《郷愁 ~ ペーター・カーメンチント
    ~ 19560831-19651015-19740915 新潮文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4102001077
     
    …… 私は、異郷でどんなあさましい商売を営み、どんなにたびたびど
    ぶにはまりこんだかを、彼らに言わないように、用心している。そんな
    ことを話そうものなら、たちまち私はばかにされ、あだ名をつけられる
    だろう。ドイツやイタリアやパリの話をするときにはいくらかほらを吹
    く。それで一ばん正直な話をしている個所でさえ、ときどき自分自身の
    真実さが多少疑われてくるのである。これほどさまよい歩き、年月をむ
    なしく費やした結果はどうだったろう?(P183)
     
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20000103 われらがボピー
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/18840823 Family of Hesse
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%A5%D8%A5%C3%A5%BB
     
    …… 【先験】客観的・学術的な観点からの疑問 【事例】哲学的・文
    学的な観察からの記録 【私験】感傷的・現実的な偏見からの脱却。
    http://q.hatena.ne.jp/1353593188#a1178889(No.10 20121126 16:29:15)
     
    https://q.hatena.ne.jp/1570946459#a1272730(No.2 20191014 03:29:10)
     
    (20091109)(20171212)
     

全52件中 41 - 50件を表示

ヘッセの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヘルマン ヘッセ
ドストエフスキー
ヘミングウェイ
ツルゲーネフ
フランツ・カフカ
ヘルマン ヘッセ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×