カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)

  • 新潮社
3.95
  • (566)
  • (404)
  • (532)
  • (39)
  • (10)
本棚登録 : 5432
感想 : 281
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (615ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102010112

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 中巻も上巻同様一筋縄ではいかない連中ばかりだ。とくに恋愛に関してはそう思わされる。一体本音はどこにあるんだというような複雑な心理描写のオンパレードで読み切るのに疲れてしまった。でもミーチャには頑張れと言いたい。

  • 2017年1月21日読了。
    ミーチャが馬車をすっとばしていくシーンはまさに劇的でとても良い。滑稽なのに感動してしまう不思議さ。
    ジェットコースターに乗っているような読後感。

  •  第六編の三「ゾシマ長老の法話と説教から」が良かったかな~ いよいよ『カラマーゾフの兄弟』最大の見せ場、下巻へ

  • 上巻をクリアすると、スルスルと読めちゃうという不思議な感覚。ミーチャの独壇場ですな!
    早く結末にたどり着きたい!

  • 裁判前まで。

  • 上巻に比べて割りと読みやすいし、後半はストーリーが動きだしてするすると読めた。
    犯人はいったい誰か? ということに興味をそそられてくる。
    ストーリー以上に重厚で厚みがあり、必ずと言っていいほど、進みかけた逆方向にベクトルが向き、これからの展開を安易に示さないところがドストエフスキーの魅力なのかもしれない。

  • フョードル殺害、ドミートリィ逮捕。
    面白くなってきた。

  • いよいよ面白くなってきた。

    中巻ではほとんどがミーチャのシーンだ。

    尋問を受けているときのミーチャの二転三転っぷりが本当に面白い。
    ロシア的というか古典文学的というかオペラ的というか、重い空気なのにどこか笑えてしまう。

    ドラマではイワンを軸にしてストーリが転回するが小説ではミーチャなのかな。

    ドラマを見ていたので犯人は誰かわかっているが、もしわからなかったらどういう気持ちでこのストーリーを読み進めていただろうと思うと、犯人を知らずにこの本を読めなかったことに対して少し後悔。

    あと、グルーシェニカってそんなに魅力的な女性なんだと興味を持った。

    今日本屋で下巻を買って早速読む。

  • 朝の礼拝の紹介本です。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 20150926
    上巻よりは読みやすい。
    ゾシマ長老の「あらゆる人を愛し、あらゆるものを愛せよ」という教えは、たとえ物語の中の登場人物とはいえ敬服すべきものがある。

全281件中 91 - 100件を表示

著者プロフィール

(Fyodor Mikhaylovich Dostoevskiy)1821年モスクワ生まれ。19世紀ロシアを代表する作家。主な長篇に『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『悪霊』『未成年』があり、『白痴』とともに5大小説とされる。ほかに『地下室の手記』『死の家の記録』など。

「2010年 『白痴 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ドストエフスキーの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ドストエフスキー
ドストエフスキー
ドストエフスキー
ドストエフスキー
三島由紀夫
ヘルマン ヘッセ
夏目漱石
ドストエフスキー
ドストエフスキー
フランツ・カフカ
フランツ・カフカ
ドストエフスキー
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×