ゲーテ格言集 (新潮文庫)

著者 :
制作 : 高橋 健二 
  • 新潮社
3.63
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本棚登録 : 1743
レビュー : 149
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102015063

作品紹介・あらすじ

偉大なる詩人であり作家であると同時に、最も人間的な魅力にあふれたゲーテは、無限に豊富な知と愛の言葉の宝庫を残している。彼の言葉がしばしば引用されるのも、そこには永久に新鮮な感性と深い知性と豊かな愛情とが、体験に裏づけられて溶けこんでいるからである。本書は、彼の全著作の中からと、警句、格言として独立に書かれたものの中から読者に親しみやすいものを収録した。

感想・レビュー・書評

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  • いつでも自分の手の届くところにおいておきたい本だと思う。
    気分が落ち込んでいるときや、選択に迷ったとき、また人に何か言葉をささげたいとき、わたしはきっとこの本を手にとるだろう。
    この本の中にある言葉に救われたことも、少なくはない。
    人生とはとてもささやかで、それでもいとしく、大変重要なものであることを、わたしはゲーテから教わった。
    これからももっとこの本から人生のさまざまを、人間のさまざまを、感じとりたいと思う。

  • マジにちょっとえげつない人。自然と一体化している。全体構想を行う哲学者は幾らかいるが、芥川などはこの人を格別視した。大きな所から降ろしてくる、真ん中の言葉。「天才も不滅ではないことほど、凡庸なものにとって慰めになることはない」。ファウストは読みかけ。

  • もうずいぶん前(20年とか…)に読んで、持っていることすら忘れていた本書。
    先日、何かの本でゲーテの格言「今日できないことは、明日もできない」というのを読んで、ふと思い出して登録。

    短いけどはっとさせられるような言葉が多く、時々手にとっては気分をリフレッシュしていたなあ。
    久しぶりに少しパラパラと捲ってみたけど、やっぱり示唆に富んだ本です!

  • なんでかゲーテが大好きだ。情熱家のゲーテが大好きだ。好きな人を見つけることが読書の目的かもしれないというくらいこの出会いが嬉しい。ブックオフで250円の値札を付けられ眠っていたゲーテが大好きだ。詩集も持ってるが、こっちの格言集もなかなか良い。
    こんな深遠な言葉をこれでもかと吐き続けたこの天才は人一倍に悩みが多かったんだろうなあ。

    「感覚は欺かない、判断が欺くのだ。」
    どうやったらこんな言葉が出てくるのか。生涯の師匠でいて下さい。

  • ゲーテの話をファウストしか読んだことがないのもあり、本中の台詞でも背景とか意味がつかみきれないものが多かった。

  • 文学
    思索
    自己啓発

  • この手の過去の偉人の格言集は、往々にして今の自分への戒めになる。

    個人的には特に、
    「自我と自由と節制について」の項目がガツンときた。
    一つ格言を引用するとすれば、
    「個人は何ものかに達するためには、自己を諦めなければならない、ということを誰も理解しない」P131より
    だろうか。
    自分の目指す「なにものか」、について。
    そしてそのために自分が「諦めなければならないもの」とは何か。

    これはこの本に収められた一つの格言に過ぎない。
    あなたの心に問いかける多くの格言がこの書には収められている。

    別の本の名前を出して恐縮だが、アランの「幸福論」のように、生活の中で折に触れて読み返したい一冊。

    その度にきっと発見があるだろう。

  • 30.05.06

  • 少し難しいのでさくさくとは読めなかった。いつかまた読んで挑戦したい。

  • ★★★★★太陽が照れば塵も輝く。人間の過ちこそ人間を本当に愛すべきものにする。心理に対する愛は至る所に善いものを見いだしこれを貴ぶことを知るという点に現れる。いつも変わらなくてこそ本当の愛だ。一切を与えられても、一切を拒まれても変わらなくてこそ。愛する人の欠点を美德と思わないほどの者は愛しているとは言えない。恋愛と情熱は消え去ることがあっても、好意は永久に勝利を告げるだろう。碑銘:少年の頃は打ちとけず反抗的で、青年の頃は高慢で卸しにくく、大人になっては実行に励み、老人となっては気軽で気まぐれ!君の墓石にこう記されるだろう。たしかにそれは人間であったのだ。人間は現在を貴び生かすことを知らないから、より良い未来にあこがれたり、過去に媚びを売ったりする。卑怯な考えのびくびくした動揺、女々しいしりごみ、小心な嘆き。そんなものは不幸を防ぎもせず、お前を自由にもしない。あらゆる暴力に逆らって自己を守り、決して屈せず力強く振る舞えば、神々の腕を呼び寄せる。中途半端にやる習慣を脱し、全体の中に、善きものの中に、美しきものの中に、決然と生くることを心せんかな。芸術も人生と同じく深く入り込めば入り込むほど広くなるものである。明瞭さとは明暗の適当な配置である。思索なんかする奴は枯野原で悪霊にぐるぐる引き回されている動物みたいなものです。その周りには美しい緑の牧場があるのに。人はみな、分かることだけを聞いている。愚か者と賢い人は同様に害がない。半分愚かな者と半分賢い者だけが最も危険である。正直であることを私は約束できるが不偏不党であることは約束できない。どんな場合にも口論なんぞするな。賢い人でも無知な者と争うと、無知に陥ってしまう。

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