パンセ 上巻: 冥想録 (新潮文庫 ハ 4-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102019016

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  • (1967.03.16読了)(1966.11.18購入)
    *解説目録より*
    パスカルはフランスの生んだ世界的物理学者であるが、無限大の宇宙に比すれば人間や理性は無に等しく「人間は考える葦にすぎぬ」となし、無神論者たちにキリスト教弁証論を意図した論稿がこの「パンセ」である。熱烈な信仰と人間探究の科学精神が融合された古典として、今日なお人類の魂に強く呼びかけている。

    【構成】
    はしがき  訳者
    第一類 幾何学の心と繊細の心
    第二類 人間の認識
    第三類 不信仰の人々に対して
    第四類 信仰の方法
    第五類 法律
    第六類 思考の尊厳
    第七類 キリスト教の教理

    ☆パスカルの本(既読)
    「愛の情念に関する説」パスカル著・津田穣訳、角川文庫、1950.09.30

  • 中学校のときに引いてた赤ペンごと面白いです。アホかと思ったりおみそれしましたと思ったり。

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著者プロフィール

一六二三―六二。フランスの数学者、物理学者、哲学者。幼少のころから数学に天分を発揮、16歳で『円錐曲線試論』を発表し世を驚嘆させる。「パスカルの原理」を発見するなど科学研究でも業績をあげる。後年は「プロヴァンシアル」の名で知られる書簡を通して、イエズス会の弛緩した道徳観を攻撃、一大センセーションをまきおこした。主力を注いだ著作『護教論』は完成を見ることなく、残されたその準備ノートが、死後『パンセ』として出版された。

「2018年 『パンセ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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