黄金の羅針盤〈下〉 ライラの冒険 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102024126

感想・レビュー・書評

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  • ライラがさらわれてはとりかえし、さらわれてはとりかえしの繰り返し。 しかし、ライラもタダでさらわれず、さらわれた先で色々活躍します。 ライラに休める時があるのか?個人的に心配です。

  • 追っ手を逃れ、冒険家の男達と北国へ向かうライラ。囚われの子供達を助けようと頑張ります。
    荒っぽい女の子がイイコになるってわけでもなく、強さを生かして難局にぶち当たっていく〜果敢さが良いですね。
    この世界には「よろいグマ」という知能も戦闘能力も高い白熊がいて、この中のはぐれ者イオレク・バーニソンがかっこいいんです。
    イオレクに出会ってからのライラは勇敢で〜後半、ぐっと盛り上がります。

  • 久しぶりの外国ファンタジー。あまり子供っぽすぎず感じられるのはきっと翻訳された文章だからだろう。日本の子供向けファンタジーは文が稚拙で読むに堪えない。これなら最終巻まで読めそう。

  • 少し入り込みづらかった。
    翻訳版だからかもしれないから英語で読めたらなと少し思った。

  • 人攫いに子供達が連れ去られる事件が続く。少女ライラと守護精霊(ダイモン)は子供達を助けるために世界に6個しかない黄金の羅針盤を持って北極へと向かう。そして鎧をつけた熊、気球乗り、空飛ぶ魔女の力を借りて敵地に乗り込む。ライラが旅立つあたりから俄然面白くなる。ハラハラドキドキの連続。誰が敵で誰が味方なのか。ライラは子供達を救えるのか。早く続きが読みたいライラの冒険第一弾

  • ライラの冒険シリーズ第一作目とのこと
    ダイモンという守護精霊とセットの世界に暮らすライラが何かに導かれて北国へ向かうファンタジー冒険もの。久しぶりの純粋ファンタジーは、あくまで人間少女のライラがダイモンや魔女、熊などと協力したり敵対しながら冒険していく、独特の世界観の物語。決して正義の側にいるわけではない父と母と敵対しながら、さらわれた友達を救いに行くストーリーは新鮮で斬新。次の展開が読めないから楽しかった。

  • イオレクとイオファーを決闘させた機転はよかった。アスリエル卿がダストについて説明するところは、煙に巻かれた感ハンパない。専門用語並べればいいってもんじゃない。
    最後の、ロジャーについての対応が、あっさりしすぎな印象。

  • 2008年に読みました。

  • 図書館で。少し前に映画にもなっていたし面白いのかなあ、と借りてみたのですが。私にはそれほど面白いとは思えなかったです。

    古き良きイギリス児童文学の雰囲気だけは感じるんだけど登場人物たちがずいぶんと近代的なのでなんとなくちぐはぐな感じがします。そしてライラはお転婆というか考えなしで能天気なのであまり彼女の活躍にワクワクしないというか、ピンチでもハラハラしない。彼らが感じているダイモン?との離別に対する恐怖もそんな存在が側にない人間としてはソウナンダ~くらいしか思えないし。大体、ライラが世界の命運を握るとか…勘弁して、という感じです(笑)まあそういうおとぎ話なのだから仕方ないけれども。
    親友(の一人)の最後もそれほど悲壮感もなかったしなんとなく盛り上がらないなあ~と思いながら最後まで読みました。でも中々に自分勝手なライラの両親は斬新で面白い存在ですけどね。あの両親にして、この子あり。私だったらライラには世界の運命を託したくないなあ…。

    3部作という事ですが私はここまででいいや。鎧クマは可愛いですけどね。写真が。

    再読。というか一度読んでたんだ。ぜんっぜん覚えてなかったわ~ ちょっとびっくり。自分の記憶力が。

  • “ゴブラー”によって連れ去られた友達・ロジャーを追って北極圏へと向かったライラは船上生活者ジプシャンや鎧を身にまとうクマ、空飛ぶ魔女たちの力を借りつつ敵地へと潜り込む。
    そこで子供たちに行われていた悍ましい実験とは。
    宇宙からではなく、しかし空からこの世界に降り注ぎ、影響を及ぼしているという“ダスト”。その空に浮かんで見える別世界の街。
    うしろには、苦痛と死と恐怖が。前には、不安と、危険と、はかり知れないなぞが。ライラは自身のダイモンと真理計だけを胸に、生まれた世界に背を向け歩き始める――。

    おおよそ子供の身には重すぎる世界の真理。しかし主人公・ライラは決して挫けない。諦めない。性格は確かに難ありかもしれないが、彼女は賢く強い、そして思いやりのある少女だ。そしてクマより男前である。

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