オリバー・ツイスト 上 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2005年12月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784102030059

みんなの感想まとめ

不幸と苦悩が織りなす物語が展開され、主人公オリバーは運命に翻弄されながらも、真っ直ぐな性格を保ち続ける姿が印象的です。物語の中で、彼はさまざまな困難に直面し、特に十四章ではその重さが際立ちます。オリバ...

感想・レビュー・書評

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  • 不幸の連続で、読んでいて気持ちが折れそうになった。
    十四章の終わりくらいは、特に気持ちが重く暗くなった。
    この先、ブラウンローとの深いかかわりが明らかになっていくのだろうけれど。
    オリバーは受動的に運命に流されていく、といった感じだな、と思った。
    自発的に動いたのは、サワベリー葬儀屋から逃げ出したことくらいで、あとはとても従順で非力だ。
    辛いことが多いのに、性格はゆがまず真っ直ぐなのは素晴らしいとは思う。
    登場人物も多いので、混乱しそうになるため、メモをとりながら読んでいる。

  • まだ読んでいる途中ですが、オリバーツイスト自体のストーリーには文句はありません。しかし、翻訳者の中村能三の日本語がくそ過ぎると思います。英語を直訳しすぎてる。ブラウンロー氏がオリバーのことを説明している言葉で「若い友達」とあったがhis young friendと書いてあったんだなと思わせたし、グリムウィグ氏のセリフで「牛肉面の男の子をもってる男がいる」。もってる?who has~を直訳したんじゃないの?わしの友達の子どもで〜でいいじゃん!小さい友達でいいじゃん!もっと言い回しが出来たでしょうに!
    翻訳者って重要だな〜と思わせられました。

  • ディケンズを読むのは久しぶり.物語が非常に強い.よいことがおこりそうとか,悪いことが起こりそうとか読者は予測できるし,実際に本のなかでもそうなるわけだが,そういうことを超えた面白さがディケンズにはある.

  • 【出版日】: 1837~1839年
    【読書日】: 2003~2004年?、英米文学の授業で。

  • 読んでいて気が滅入るほど残酷で辛い毎日を過ごすオリバーだが、それでもまっすぐな心を失わない姿に勇気を貰える

    葬儀屋から逃げる途中に友達と再会する場面、たった1ページのシーンだけど、とても美しく、読んでいて涙が出た どれだけ辛い目にあっても他者の為に祈ることの出来る子供たちの尊さに胸を打たれた

  • 子どもがこんなに可愛そうな暮らしをしていた時代があるかと思うとゾッとする。この環境の中でも正しく生きようとするオリバーの心はとても美しい。

  • ディケンズを読むのは三作目。取り敢えず上巻のみ読了。

    不幸な境遇にありながらも正直であり続けようとするオリバーの姿に切なくなりました。こんなに良い子なのに、運命は悪い方へばかり彼を運んでいきます。また、彼を取り巻く大人の多くは、孤児というだけで彼を不良呼ばわりし、虐待します。そして、オリバーはこれらの理不尽に対してなんの抵抗もできないのです!オリバーに災難が降りかかる度に(と云っても降りかかりっぱなしなのですが)、心が痛くなり、怒りを感じずにはいられませんでした。特に、ただ一度彼に愛情をかけてくれたブラウンロー氏の元から誘拐された上、濡れ衣を着せられた部分ではもどかしさで一杯になりました。
    上巻はオリバーが再び暖かい人々に救済される未来を予感させて終わっているので、下巻に早く取り掛かろうと思います。

    余談)ブラウンロー氏の友人、グリムウィグ氏が結構好きになりました。「この首を喰って見せる」という珍妙な発言もいい味を出していますし、何より本心とはあべこべのことを云いたがるツンデレじみた彼の性格が魅力的です。

  • 村上春樹作品で登場したもんだから、背伸びしてディケンズに手を出してみた。

  • Very interesting!

  • 名著

  • 【あいつむぎ2013年10月陳列】2013.10.15 推薦者:くらら(http://ayatsumugi.blog52.fc2.com/blog-entry-328.html

  • 救貧院うまれの可愛そうなオリバー!度々、生命の危険にさらされながらも、純粋な正義と果敢な勇気で幾多の危機を切り抜ける。

    上巻はまだしも下巻はオリバー空気化してたね…(笑)
    おもしろい小説ではあったけれど、勧善懲悪小説とくゆうの、「全てに都合のよいハッピーエンド」感は免れなかったw
    大衆小説として必要な要素は全てに盛り込まれているので、単純に、愉快で痛快で楽しかったです。

  • 海外文学でここまで物語性の強い作品は新鮮だった。

    悪人たちの皮肉さや風刺的な文章の割合が大きすぎて、その分善人が神様のように見えてくる。
    社会も人間もストーリーも文章さえもオリバーに味方してくれないので悲しくなってくるのだけれど、必死に正しく生きようとするオリバーの健気さに希望がみえるので、早くこの子が幸せになってほしいという気持ちで読み進める手が止まらなくなる。

  • オリバー少年は不幸なうえに、まったくツイてないため、物事が悪い方へ悪い方へといってしまう。なので読んでいてどうしようもなく悲しくなってくる。

  • 19世紀のイギリスが舞台の作品。
    主人公のオリバーが幼少期を過ごす救貧院というのは、今まで聞いたことがなくイメージしづらかったのですが、風刺的に描き出されているのはよくわかりました。
    全体的にこの物語は善人よりも悪人の方が断然生き生きとしているように感じます。
    ロンドンの街も、小汚い裏町の様子が目に浮かぶよう。
    そのせいか、主人公の印象はちょっと薄くて頼りないかな。
    ディケンズのほかの作品を読んでみたくなりました。

  • 孤児オリバー・ツイストが世間の荒波に翻弄されていく様子を描く.詳しくは下巻にて.

  • オリバーがただ可哀相な話。周りにろくな人物がいない。下巻のハッピーエンドに期待。

  • 1q84 315ページに出てきた

  • 面白い。でも相変わらず文章が私には難しい(>_<)

  • 59

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著者プロフィール

中村 能三(なかむら・よしみ):1903-81年。福岡県生まれ。翻訳家。モーム、サキ、クローニンなどの文学作品からミステリ、SF、児童文学まで多くの訳書がある。主な訳書にクローニン『城砦』、モーム『要約すると』、『サキ短編集』、コリンズ『月長石』、クリスティー『カーテン』など。

「2025年 『シリウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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