デイヴィッド・コパフィールド(3) (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102030127

感想・レビュー・書評

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  • 3巻に入ると友人の駆け落ち、婚約、伯母の破産、雇い主の死、事務所の解散、新たな職のための勉強、そして結婚と波瀾万丈な変化がまたしても繰り広げられる。

    デイヴィッドを取り巻く女達、ドーラは可愛いけど個人的に好きになれない。アグニスは元から出来過ぎだけど確かにいい人、ベッティ伯母さんも実によく出来た婦人だと思う。そして最後に先生の奥さん、アニーも汚名返上出来た。

    この話は比較的善人と悪人がはっきり分かれていてストーリーもわかりやすいので、長いって事を除けば子どもでも読めるんじゃないかと思う。

  • ミコーバーさんが面白いね。

  • 立ちまくったフラグが徐々に回収されてく第3巻。
    しかし個性豊かなサブキャラ群に比べ、主人公コパフィールド君はほぼ傍観者に徹してるかのような薄さ。
     1巻目は結構な冒険をしていたが、それもやむにやまれる事情だったのか。まあ、彼の抑制こそが大味に走らず物語に滋味を与えてるのかもしれない。

  • (8/22)

著者プロフィール

Charles Dickens 1812-70
イギリスの国民的作家。24歳のときに書いた最初の長編小説『ピクウィック・クラブ』が大成功を収め、一躍流行作家になる。月刊分冊または月刊誌・週刊誌への連載で15編の長編小説を執筆する傍ら、雑誌の経営・編集、慈善事業への参加、アマチュア演劇の上演、自作の公開朗読など多面的・精力的に活動した。代表作に『オリヴァー・トゥイスト』、『クリスマス・キャロル』、『デイヴィッド・コパフィールド』、『荒涼館』、『二都物語』、『大いなる遺産』など。

「2019年 『ドクター・マリゴールド 朗読小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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