大いなる遺産 上巻 (新潮文庫)

  • 新潮社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102030158

作品紹介・あらすじ

優しい鍛冶屋の義兄ジョーに育てられている少年ピップは、あるクリスマス・イヴの晩、脱獄囚の男と出会う。脅されて足枷を切るヤスリを家から盗んで与えた記憶は彼の脳裏に強く残った──。長じたある日、ロンドンからやってきた弁護士から、さる人物の莫大な遺産を相続することを示唆されると、貧しいながらも人間味ある生活を捨て去り、ピップは大都市ロンドンへと旅立つのだった……。

感想・レビュー・書評

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  • ロイド・ジョーンズの『ミスター・ピップ』を読んでから、気になっていたチャールズ・ディケンズの『大いなる遺産』。重々しそうなタイトルに難解なストーリーをイメージして、なかなか手を出せなかった。
    けれど、その後、19世紀の英文学に興味をもちだすと、それらの作品の文中のあちこちでディケンズの名前や『大いなる遺産』をはじめとした数々の作品のフレーズが引用されていることに気づかされ、そこにブク友さんの素晴らしいレビュー!
    もうこれは、読むなら今でしょ。あ、ブク友さんがもうおひとかた、レビューをアップされてる~


    孤児のピップは年の離れた姉にひどく意地悪をされながら育てられるものの、姉の夫のジョーの優しさや懐の深さ、幼なじみのビディの献身的な愛や思慮深さに救われながら、いつの日かジョーの鍛冶屋を継ぐことが自分の将来だと疑うことなく生活をしていた。

    あるひどい天気のクリスマス・イブの夕方、ピップは荒涼とした教会の墓地で監獄船から脱走した囚人と出会う。脱獄囚に家から食料と足枷を切るためのヤスリを持ち出すよう脅されたピップは、それらを盗み出し彼に与えた……。

    そんなある日、ピップはかつて婚約者に裏切られた過去をもつ老女ミス・ハヴィシャムの館に通うことになり、そこで彼女の養女で美しい少女・エステラに一目惚れし恋焦がれるようになる……のだけど、このエステラはとんでもなく冷酷な少女で、会うたびにピップの心をズタズタに傷つけていた。彼女に振る舞いが下品で紳士的でないと罵られるピップは、次第にエステラに似合う紳士になりたいと願うようになる。

    しかしながら、そう願えば願うほど、ピップは尊敬し大好きだったはずのジョーの無教養さや品のなさを恥ずかしく思うようになり、また田舎で鍛冶屋として生涯を終えることに我慢できなくなっていった。

    そこへロンドンからやってきた弁護士から、ピップはさる人物の莫大な遺産を相続することを示唆される。ピップはエステラに好かれる紳士になるために、貧しいながらも人間味ある田舎での生活を捨て去り、ロンドンへと旅立つのだった……。


    上巻を読み終えたところなんだけど、いやぁ、面白いわ。
    読みやすい……というか、物語から問いかけられるものが伝わりやすい、というか。だから私としては、あらぬ方向に向かっていきそうなピップの言動にハラハラしどおしになってしまう。

    居心地のよかったはずの小さな世界が色褪せ、富と未来を求めて大きな世界へ飛び立つピップ。物語の軸はピップの成長物語だと思う。
    上巻では彼がロンドン行きを選ぶまでの分岐点が描かれる。それは囚人との偶然の出会いであったり、家族が犯罪に巻き込まれてしまったことだったり、ほのかな恋心を抱いたことも然り。そういったことの先で彼を待っていたのが人生最大の分岐点、名を明かさない人物から莫大な遺産の相続だ。
    それらターニングポイントがストーリー上に散りばめられているのだけど、そのどれもが何かしらの謎や秘密を含んだまま上巻は終わる。なので下巻が気になってしかたがない。

    けれども面白いストーリーの根底にあるのは、産業革命によって資本主義社会が確立したヴィクトリア朝社会における矛盾や問題といったもののようだ。その社会では資本家はより多くの利益を得るために労働者に対し低賃金長時間労働で働かせていた。富は資本家のものとなり、どんな悪条件だったとしても、そこで働くしかなかった労働者は貧困から抜け出せず、資本家と労働者という階級間の対立が起こっていた。

    作者のディケンズは、ピップをお金や教養など何もなくても、良いことも悪いことも含めて人間性豊かな田舎の暮らしから、お金さえあれば何不自由なく楽しく過ごせる都会へと旅立たせる。
    そのことで、ピップが何を得て何を失ったのか、また富(お金)が本当に幸せになるために一番大切なものなのか、そういったことを当時の読者に問いかけていたのではと思いながら読んだ。

    ピップをはじめとした登場人物たちの個性は強烈であるのだけれど、でもそこがどうにもほっとけない魅力となる部分でもあって、だからこそ、今の状態のピップではアンハッピーエンドを迎えてしまいそうな予感。なんだか不安なんだよねぇ、でもそんなストーリーが面白いんだから、困ったもんだ。

    • アテナイエさん
      地球っこさん、ほんとに勉強家ですね~すごいです!
      先日から雅楽も楽しまれているようで素晴らしいです。わたしは『源氏物語』で若い美男の源氏と...
      地球っこさん、ほんとに勉強家ですね~すごいです!
      先日から雅楽も楽しまれているようで素晴らしいです。わたしは『源氏物語』で若い美男の源氏と頭中将が青海波を舞う姿を美しく想像しているだけでお腹いっぱいになっておりました(笑)。

      京都御所は実際に特別拝観されたのでしょうか? そういえば『源氏物語』が大河ドラマになる機会に、広く国民にも建造物財産や室内装飾品や美術を公開して欲しいところですね。
      2022/11/19
    • 地球っこさん
      アテナイエさん

      京都御所は通日一般公開されてると思うのですが、今まで興味がなかったので、ちょっとわかりません 笑
      ただ今回はイベントとして...
      アテナイエさん

      京都御所は通日一般公開されてると思うのですが、今まで興味がなかったので、ちょっとわかりません 笑
      ただ今回はイベントとして、通常では一部しか公開していない小御所の東廂の公開や狩野永岳により画かれた小御所の障壁画などは見られました。
      雅楽は無料の15分ほどのもので、感動というよりも紹介みたいなものでした。
      そして、やっぱり舞人さんには悪いのですが、どうしてもマイ源氏のお顔で妄想してしまいましたね(^^;

      来年は『源氏物語』をもっとプッシュしてほしいですね。
      私は出不精なのですが、来年は源氏系の催しには出掛けたいと思いますヽ(*´∀`)ノ
      2022/11/20
    • アテナイエさん
      地球っこさん

      そうです、そうです、この特別拝観がいいのですよね。建物自体もすごいけど、襖絵や天井絵など室内装飾もきれいですものね。とり...
      地球っこさん

      そうです、そうです、この特別拝観がいいのですよね。建物自体もすごいけど、襖絵や天井絵など室内装飾もきれいですものね。とりわけ秋と春、京都の神社仏閣は普段あまり見ることのできないものを特別公開していることが多いです。そのかわり人が多すぎて……しかも社寺によっては事前申し込みがあったりして、これがなかなか大変です(泣)……ということで、奈良の飛鳥や遺跡巡りも楽しい(笑)。といいながら先日は久しぶりに西洋美術展で癒されました。
      ではまたディケンズのレビューを楽しみにしています♪ 
      2022/11/20
  • イギリス文学を代表する作家ディケンズの『大いなる遺産』でっか

    先日読んだカルロス・ルイス・サフォンの『天使のゲーム』で主人公ダビッドの人生を変えたともいえるこの名作
    本当にそこまで魂を揺さぶるようなお話なの?ってことで確かめてみることにしました

    出来れば光文社古典新訳文庫で読みたかったんですが、ラインナップにないものはしょうがない(『クリスマスキャロル』『二都物語』『オリバー・ツイスト』はある)
    と思っていたら新潮社がわいの大好きな加賀山卓郎さん訳で新訳版を出してるじゃないですか

    やるな新潮社
    まぁ今回ばかりはいい仕事したなと認めてやろう

    さて中身の方はと言えば加賀山さんらしからぬちょっと古めかしい訳、新潮社に飲まれたか?いや元のディケンズの文章がかなり腫れぼったいんだな

    いや「腫れぼったい」ってどういう文章よ?って思われるかもしれないが、自分としてはかなり的を射た表現なので説明しない

    そして何より主人公のピップがぜんぜん好きになれない

    莫大な遺産を相続することになった幸運をさも当たり前のように享受し、浪費して、これまでどんなときでも味方になってくれ、愛情深く育ててくれた義兄で田舎の鍛冶屋ジョーを恥ずかしいと感じて粗末に扱う
    かなり最低な奴
    子どものころは心やさしいいい子だったのにすっかり変わってしまってがっかりりな上巻

    ふふふふふ

    でも分かってますよ

    分かってますとも、これってあれでしょ?ディケンズが仕掛けた巧妙な罠なんでしょ?読者を一回嫌な気持ちにさせといてからのーなんでしょ?
    間違いないでしょー!

    さて下巻や如何に?!

    • Macomi55さん
      ひまわりめろんさん
      ほんまに読んだんですね^^
      腫れぼったい文章ってどんな文章よ^^
      ひまわりめろんさん
      ほんまに読んだんですね^^
      腫れぼったい文章ってどんな文章よ^^
      2024/04/08
    • ひまわりめろんさん
      まこみさん

      むしろ読まないほうがどうかしてますw

      腫れぼったい=はれふくれて重くなってる状態のこと

      余計な修飾が多く1センテンスが必要...
      まこみさん

      むしろ読まないほうがどうかしてますw

      腫れぼったい=はれふくれて重くなってる状態のこと

      余計な修飾が多く1センテンスが必要以上に長くなって、重く感じる文章のことを指して言ってます
      ちゃんと説明するとなるほどって思うでしょ?w
      2024/04/08
    • Macomi55さん
      ひまわりめろんさん
      わっ!すごいちゃんとした説明!
      「なるほど」って思います^^
      ひまわりめろんさん
      わっ!すごいちゃんとした説明!
      「なるほど」って思います^^
      2024/04/09
  • 先日読んだ「20の古典で読み解く世界史」で紹介されていたうちの1作品

    主人公ピップは幼い頃両親が亡くなり、20以上年上の意地悪な姉とその婿である鍛冶屋のジョー(こちらは良い人)に育てられた
    ジョー以外ほとんどの大人がピップをサンドバッグかのように当たり散らし、意地悪を言い、傷つける
    結構読んでいくのがしんどくなる
    ここまでみんなで意地悪をする場面を描く必要はあるのか?と素朴な疑問が浮かんでしまう
    どうやらディケンズの両親が金銭的にだらしなく一家が破産し、ディケンズは靴墨工場で働いていたようなのだが、そこでの仕打ちはひどく、かなり精神的ダメージだったようだ
    そんなことも影響しているのかもしれない…
    それでもジョーだけが強い味方で何度も助けられ支えられ、それなりになんとかやっていく

    退屈であまり愉快とはいえない日常に変化が…
    クリスマスイブに脱獄囚と出会う
    脅されながらも食糧を渡し、誰にも話さないことを約束
    これを皮切りにピップの身に次々と変化が…

    その中でも一番の出来事はお金持ちハヴィシャムの屋敷に招かれ、美しく誇り高いエステラと出会ったことだ
    しかしエステラはピップを軽蔑し、ひどいことをたくさん言い、ピップは辱めを受ける
    自分が下等で情けない暮らしをしていることを嫌と言うほど思い知るのだ
    そしてハヴィシャムはエステラに言う
    「男の心をずたずたにしておやり」
    (そうハヴィシャムは過去に婚約者に裏切られひどい目にあっているのだ)

    今までジョーを誇りに思い、ジョーの徒弟になるのを幸せなことと思っていたのに…
    ピップの中で何かが変わっていく…
    心の葛藤が生まれる
    ジョーとの単調で貧しいながら、人としての誇りを持つ暮らし
    一方、新しい都会での生活に憧れ立派な紳士を夢見るピップの気持ちは痛いほどよくわかる
    (若い頃はそういうものだと言ってしまえばそれまでなのだが…)
    どちらも気持ちも正直なピップの心だ
    揺れ動きつつももう後ろを見たくない前のめりな若さの勢いが加速する

    一見シンデレラストーリー(少年版)かに見えるがそんな一筋縄ではいかなさそうな意味深なことがあちこちに潜んでいる(ワクワク)

    誰にも内緒に食糧を渡した脱獄囚、彼とはまた再会の予感を示唆している…
    一体姉は誰に襲われてしまったのか 再起するのであろうか?
    ハヴィジャムはピップに何を仕掛けているのか
    (ピップ及び一部の人間は彼女から遺産を引き継いだと思っているが、密かに違うと思っている…
     では一体誰が…)
    エステラは人間らしい感情が芽生えるのか ピップに対する気持ちに変化は起こるのか
    はたまたピップはエステラを愛し続けるのか
    ヒディに対する気持ちはどうなるのか?
    そして、ピップは与えられたこの環境でどう成長していくのか

    そうそう新たに出会う友人となるハーバートはとても粋で心暖かい青年
    彼との友情シーンはポッと明かりが灯りホッコリする!(数少ない癒し場面)

    イジメられたり、ひどい扱いを受けてばかりいるピップ
    それでもストーリーが暗くならないのはウィット感に溢れる文章のせい
    ジョークにイギリスらしさが溢れており、テンポの良さがジメジメさせない
    そしてあまりに個性あふれる登場人物たち
    しかしアクが強過ぎ…みなさん
    この時代の英国って???

    下巻で張り巡らされた伏線がどう回収されるのか楽しみである

    • 地球っこさん
      ハイジさん、おはようございます♪

      クリスマスに脱獄囚と出会うことや、ピップがいじめられていたことや、おおまかな出来事は先に読んだ小説でなん...
      ハイジさん、おはようございます♪

      クリスマスに脱獄囚と出会うことや、ピップがいじめられていたことや、おおまかな出来事は先に読んだ小説でなんとなく知ってましたが、ハイジさんのレビューのおかげで「大いなる遺産」の全体像が見えてきました。
      ハイジさんの「一体姉は誰に襲われてしまったのか……」から連なる疑問への答えがとても気になります。

      ハイジさんの下巻のレビュー、首を長くして待ってます。楽しみ♡
      ……ハイジさんのおかげで読んだつもりになれます 笑
      2022/05/18
    • ハイジさん
      地球っこさん
      コメント有難うございます!
      地球っこさんが読まれた「ミスター・ピップ」にはどのくらいの内容が網羅されていたのか気になります…
      ...
      地球っこさん
      コメント有難うございます!
      地球っこさんが読まれた「ミスター・ピップ」にはどのくらいの内容が網羅されていたのか気になります…

      いえいえ
      読んだつもり…なんて
      そうおっしゃらず、ぜひ読んでみてください!
      読みやすいので思った以上に短時間で読めます
      あとミステリー要素も多いので、先が気になり読むスピードも加速します(笑)

      では下巻も頑張ってレビューしますね(^ ^)
      2022/05/18
  • 大いなる誤解をしたまま、どんどん話が進んでいくありさまがこの小説の面白いところで、ピップはものすごく小心者なんだなぁ。はたから見ればなんとなくちがうということがわかるのに、本人はそれに気付かぬふりをして、それを自分に言い聞かせるようにする。

    イギリスの田舎町とロンドン、それとなぞの婦人となぞの出来事。

  • 母は亡く年の離れた厳しい姉と優しいその夫に面倒を見られている少年。脱獄囚に脅されて犯した罪を抱えて成長する。弁護士がやって来る。大いなる遺産についての知らせを持って。貧しい生活から都会へ、彼の思いはどう変わっていくのだろう

  • 上下一括感想
    下巻にて

    私にとっては
    エステラは“グウィネス・バルトロー”
    “イーサン・ホーク”や“ロバート・デ・ニーロ”
    そう、1998年アルフォンソ・キュアロン監督の映画『大いなる遺産』は、不思議な色彩に溢れた物語だった。

    でも、できるだけ排除して読んでみている。

  • 3.3

  • ・登場人物がまたよい。義兄のジョー、幼馴染のビディの純朴で揺るがない温かさ、冷淡でタフで弱点のみつからない弁護士ジャガーズ、善良で友愛に満ちたハーバートとウェミック。ひとつひとつのセリフ、人物描写がページをめくらせる。さまざまなやさしさに守られながらピップの物語は進む。
    ・遺産の出どころが明らかになったところから物語は急展開する。活劇となり、さまざまな伏線が回収されていく。感情移入し、手に汗握る。
    ・映画(マイク・ニューウェル監督、2013)も観てみた。原作のプレッシャーに耐え切れなかった感なきにしもあらず。ハリウッド版もあるようだが、本作については、あえて原作にとどめておく、という選択肢もあったかなと思う。

  • 新潮文庫のものですが、山西英一さんの翻訳のものを読みました。ディケンズのものは初めて読みますが、著者も書名も有名なものなので、どんなに深い話かと期待して読みました。しかし、内容的には大味な印象を受けました。
    鍛冶屋で養われていた孤児の主人公が、何者かによる莫大な遺産を受け継ぎ、激動の人生を歩んでいく20年あまりのお話。

  • チャールズ・ディケンズの代表作であり、新潮文庫のStar Classics 名作新訳コレクションの1冊として発売されたばかりであり、セレクト。

    ディケンズは『クリスマス・キャロル』と『オリバー・ツイスト』しか読んでいなかったのだが、両作にも共通するように、ストーリーテリングの巧みさが際立っている。特に本作『大いなる遺産』では、主人公の少年ピップが冒頭で巻き込まれる脱獄囚との恐怖に満ちた出会いが彼を奇想天外な運命へ導く下巻のドライブ感が素晴らしい。

    点在する登場人物の関係性が最後には綺麗につながっていきながら、早く続きを読みたいという思いに駆られていく古典的名作。

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著者プロフィール

1800年代を代表するイギリスの小説家。おもに下層階級を主人公とし、弱者の視点で社会を諷刺した作品を発表した。新聞記者を務めながら小説を発表し、英国の国民作家とも評されている。『オリバー・ツイスト』『クリスマス・キャロル』『デイヴィッド・コパフィールド』『二都物語』『大いなる遺産』などは、現在でも度々映画化されており、児童書の発行部数でも、複数の作品が世界的なランキングで上位にランクされている。

「2020年 『クリスマス・キャロル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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