スケッチ・ブック (新潮文庫)

  • 新潮社
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本棚登録 : 97
感想 : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102039014

感想・レビュー・書評

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  • 内容
    「わたくし自身について」「船旅」「妻」「リップ・ヴァン・ウィンクル」「傷心」「寡婦とその子」「幽霊花婿」「ウェストミンスタ−寺院」「クリスマス」「駅馬車」「クリスマス・イ−ヴ」「ジョン・ブル」「スリ−ピ−・ホロ−の伝説」が本書には収められている。

  • ・わたくし自身について
    ・船旅
    ・妻
    ・リップ・ヴァン・ウィンクル
    ・傷心
    ・寡婦とその子
    ・幽霊花嫁
    ・ウェストミンスター寺院
    ・クリスマス
    ・駅馬車
    ・クリスマス・イーヴ
    ・ジョン・ブル
    ・スリーピー・ホローの伝説

  • 再読かもしれない(覚えてない・苦笑)。『アルハンブラ物語』がとても面白かったので、他のアーヴィングも読んでみようと思ったのですが、これ、映画『スリーピーホロウ』の元ネタが収録されているんですよね。なので、おそらく映画公開時に読んだかも(自信がない・苦笑)。

    基本的には『アルハンブラ物語』と同じく旅行エッセイで、そこにその土地で聞いた言い伝えや風習がちょくちょくちりばめられている感じ。個人的にはやはり伝説系のエピソードが好きで、くだんの映画の元ネタになった「スリーピーホローの伝説」や、西洋版うらしま太郎的な「リップ・ヴァン・ウィンクル」は面白かったです。妻とは、とか、女性とは、みたいな啓蒙的エッセイ(?)もちょいちょい混じってるんですが、さすがに現代人から見るとちょっと封建的というか・・・共感はできなかったかな。

  • 某読書会で知り会った可愛い女の子が「お気に入りです」と言っていたので読んでみた一冊。ワシントン・アーヴィングは 19世紀前半の米国作家で、この「スケッチ・ブック」はエッセイとも小説ともつかぬ短編集。
    お気に入りは、ニューヨークのオランダ系移民に取材した『スリーピー・ホローの伝説』。これはアーヴィングの短編の中でも傑作の部類に入るそうで、アメリカの話とは思えないほど懐古的な雰囲気に満ちた佳作。元来、米国はこの手の小説を生み出すには歴史が浅過ぎると言われる(その代わりに未来に目を向けた SF が生まれたのだとも)。しかし、アーヴィングのこの小編は米国開拓時代を描いて、そのような批判を一蹴するだけの面白さを持っている。次点はネタバレながら楽しめる怪奇小説『幽霊花婿』と、金銭ではない夫婦の情愛を描いた『妻』。『リップ・ヴァン・ウィンクル』も悪くはないのだが、まあいかにもありがちな浦島太郎譚といった感じで、この手の話がゴマンとある中国の伝奇に及ぶべくもない。
    もう一冊、アーヴィングでおススメされた「アルハムブラ物語」も読んでみる。また、新潮文庫の「スケッチ・ブック」は原著の抄訳で、全32編のうち9編のみを訳出したものであるため、ぜひ全訳を読んでみたいものだ。

  • ジョニーデップ主演のホラー映画、スリーピーホローの原作も収録されている短編集。

    1800年代の作品、いわゆるゴシック小説ですかね。

    翻訳の人が良かったのか、やたらと文章が良かったです、漠然と。

    13編入ってたんですが、特にお気に入りは、
    船旅、リップ・ヴァン・ウィンクル、幽霊花婿、クリスマス・イーヴ
    ですかね。

    全体的な印象としては、作者の古き良き時代を懐かしむ気持ちが文章を通して痛々しいくらい伝わってきて、なんつーか、昔も今も考えてることって変わらないんだなぁって思いました。

    リップ・ヴァン・ウィンクルってなんだか浦島太郎みたい。

  • リップ・ヴァン・ウィンクルとスリーピー・ホローは有名だし、面白い。

  • これは新潮文庫版。

    原書『スケッチ・ブック』に32編の物語とエッセイから、短編小説3編と、エッセイ9編が収められています。

    岩波文庫からも出ているのだけど、そちらとは収録されている作品が微妙に違うようです。

    あたしはディズニーや、ティム・バートンが映画化した『スリーピー・ホローの伝説』の原作を読んでみたくて映画公開時に一度買って、この一編だけ読んで、そのままになっていたのだけど、他の収録作品がどんなだったか気になったので、買い直して読んでみた^^;

    ちなみに『スリーピー・ホローの伝説』は新潮文庫版にしか収録されていないようです。
    完訳も日本では出版されていないようですね。


    まぁ、エッセイとか、そんな面白いわけではありません…。

    でも『スケッチ・ブック』というだけあって描写はうまいようで、読んでいると風景が目に浮かんで、ちょっと一緒に、その街に旅に出ているような気になったりします。


    ほか『リップ・ヴァン・ウィンクル』と『幽霊花婿』という小説が入っています。

    『リップ・ヴァン・ウィンクル』は、アメリカ版『浦島太郎』でした。

    お話としては『幽霊花婿』が一番、面白かったかな。

    『スリーピー・ホローの伝説』は、なんというか事件の結末が曖昧で、真実はいかようにも解釈できるようになっているところが面白いというか、そりゃ噂話になって『伝説』になるタネかな…。なんて思った。


    ワシントン・アーヴィングは、ちょと不気味な雰囲気のお話がお好きなようですね。

  • ティム・バートン監督『スリーピー・ホロウ』を観て、買った。
    昔の本なので、読むのに苦労した。

  • 12/01

  • 未読

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著者プロフィール

ワシントン・アーヴィング(Washington Irving)
アメリカのロマン派文壇の大御所ワシントン・アーヴィングは文壇デビュー作の『ニューヨーク史』(1809)においてユーモアや軽妙な諷刺で才気を発揮した後、1815年にイギリスに渡ってからは牧歌的でスケッチ風の物語や神話伝説の独自の世界を描いた短編集『スケッチ・ブック』(1819-1820)で一世を風靡した。また、スペインに舞台を移してからは、旺盛な創作意欲とイスラム文化への傾倒を遺憾なく示した力作『アルハンブラ物語』(1832)に代表される歴史文化の分野でも意欲的に文学活動を展開した。アメリカ帰還後は自らの西部旅行の体験や有用な史料に基づく開拓史的な要素を漂わせる『アストリア』を経て、晩年は念願としていた畢生の作品『ジョージ・ワシントンの生涯』(1855-59)の執筆に没頭してこれを完成した。

「2021年 『ワシントン・アーヴィングのリップ・ヴァン・ウィンクル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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