結婚式のメンバー (新潮文庫)

制作 : Carson McCullers  村上 春樹 
  • 新潮社
3.64
  • (23)
  • (40)
  • (28)
  • (12)
  • (3)
本棚登録 : 522
レビュー : 62
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102042021

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 田舎の少女のはちきれんばかりの生(きること)への欲望と情熱。湧き出る心の訴えを周囲に理解して貰いたいのに、いまいち正体のわからない不満の消化方法を模索する。しかし自分がもがいてしんどい様子を知られるのは、子供っぽいから避けたい。大人の振りをして何もかもわかっているわよ、という素振りを見せなくてはならない。
    という、よくある思春期もの。

    南部の夏の重苦しい雰囲気は存分に伝わる。しかしやっぱり別の訳者で読みたい。この訳者は好みでない。

  • 「緑色をした気の触れた夏の出来事で、フランキーはそのとき十二歳だった」尖った出だしで、興味をそそられる。そう言えば訳者は村上春樹氏だったな。少し楽しみに思う。が、数ページで読めなくなる、外国系も文学系も苦手なのに、何故これを読もうと思ったのだっけな、 そうか「book barお勧め本」か。こう言った場合、速読の練習と思い、斜め読みするが、やはり途中で終了。家の中で女性がおしゃべりしている話には興味をそそられず。

    #book barお勧め本

  • 村上柴田翻訳堂。
    村上春樹の翻訳を読むのは、(絵本を除いて)本格的には初めてになる。けど、やっぱり翻訳でも春樹ズムが溢れてる感じというか、春樹の文章になってるなあと感じた。他の作家を読んでないのでなんともいえない部分もあるけど。
    内容に関しては、正直、ちょっと頭のおかしな女の子が、妄執に囚われて暴走する話で、うーん、自分にはこれが思春期特有の閉塞感をよく表現していたとかとは捉えられず、ただその、破滅に向かうイカれっぷりを読まされてる感じで読むのが辛かった。
    ラストの方に展開が随分偏ってる気もするし…全体がもう少し短い方が良かったかなあと自分は思った。

  • 多感で繊細な思春期の少女の微妙な心理を見事に描き切った傑作、という評価が本作に関しては一般的なようです。

    分かる方には分かるということなのでしょう。
    私にはこの作品の良さがさっぱり理解できませんでした。

    自意識過剰な主人公の自分勝手な脳内妄想の連続につき合わさせられるのがきつかったというのが読了後の率直な感想でした。自分勝手さに根拠があれば共感もできたと思うのですが、若いから、ということ以上の理由を見い出すことが私にはできませんでした。日によって名前を変える行為についても??でした。

  • 春樹、もうちょっと上手に訳せなかったの?涙
    ティファニーは良かったのに…哲学書みたいだった…
    ごめんなさい、疲れました…

  • 少年時代のなんとも言えないあの頃を思い出した。

カーソン・マッカラーズの作品

ツイートする