人魚の姫―アンデルセン童話集 1 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102055021

感想・レビュー・書評

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  • 装丁が…俺のとは違うなぁ
    再読ですが、キラキラした童話の世界に再び癒されました。人魚姫のラストは、いつ読んでもほっとします。
    人魚姫が早く神様のお国へ行けるように、いつもいい子でいてあげようね

  • これぞ、現代の心を洗濯してくれる物語。
    悲しく消えていくのは姫だけどなく、
    汚い人間の黒くしつこい汚れた心。
    残るのは漂白されたかのような、
    まっ白いカタルシス。
    柔軟剤で柔らかくなった頭で、
    考えてみよう。
    美しい声を犠牲にしてまでも、
    人魚姫は何を手に入れたかったのかを。

    貴方は、
    大切な何かを犠牲にしてまでも、
    欲しいものはありますか。

  • 童話と言いながら、なかなかハッピーエンドは迎えられないものばかり。しかし、キリスト教的には救われる話になっているのがアンデルセン。デンマークは確かにヨーロッパの中でもキリスト教がしっかり根付いた土地なんだと納得。
    人魚姫が実は相当に苦難の物語だったと知った。読む価値あり。

  • 大好きな作品。

    自分の欲望のために家族や故郷を捨てた人魚姫が
    本当に王子さまのことを好きになって初めて
    自分の欲より相手を大切に想うことができた。

    読むたび、自分の中の感情が溢れます。

  • アンデルセンの本ってどうして泣きたくなるんだろう。とりわけ人魚の姫は格別!!!

  • 人魚姫がすっごく、好きです。

  • 超有名な表題作他、アンデルセンの童話が16編収録されています。
    クラシックあり、シュールありとそれぞれ大人でも詩を読むような感覚で読めました。
    「人魚の姫」はやはり、悲しいのですが、読後感が悪くないのは、話の美しさにあるのでしょうか。

  • ●人魚の姫●
    か弱い足は、するどいナイフでつきさされるようでしたが、いまはそれを感じないほどに、心のきずは、もっともっと痛んでいるのでした。

  • アンデルセンってロマンチック過ぎてなんか合わない
    クラシックでならグリムがショパンでアンデルゼンがモーツァルトって感じ
    良くも悪くも正統派なのかね
    あとクリスチャンなのかな?ところどころ説教臭い

  • 080510(m 080627)
    090227(n 不明)

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著者プロフィール

デンマークの作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen、1805年~1875年)。

「2022年 『即興詩人 初出影印版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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