ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)

制作 : 野崎 孝 
  • 新潮社
3.65
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本棚登録 : 5162
レビュー : 524
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102057018

感想・レビュー・書評

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  • サリンジャーとくれば、ライ麦畑でつかまえてが一番最初に思い浮かぶことが多いです。

    この作品は題名通り9編の短編からなっています。

    この本を知るきっかけは、新潮文庫の夏の100冊

    大学生のころまだ、梅雨時期でした。

    何気ないストーリーが9編なのですが、非常に心にのころ1冊です。

    外国文学特有で、訳が難しかったりすると、何度か、読みなおしますので、それが、また印象を
    変えていることもあると思います。


    個人的に好きな短編は「バナナフィッシュにうってつけの日」

    シーモアと妻がフロリダへ2回目の新婚旅行に出かけた際の出来事が舞台
    ビーチで過ごすシーモアの一日を追いかけている。
    前半は、奥さんや奥さんの母親の会話が淡々と続いていきます。
    しかし、その日の夜、シーモアは突然拳銃自殺をとげる。
    なぜ?と思わせる展開に次を読みたいと思わせる作品

    淡々と描かれた作品群の中になぜか引き込まれていく1冊。

  • 十代の頃ライ麦畑で仲違いしたサリンジャーと和解しようと思ってこの歳になって読んでみて、永遠にこの作家とは仲良くできないとわかった。何これ。読むんじゃなかった。

  • ……しかし彼らはぼくやブーパーをーーブーパーってのは妹だけどーーそんなふうに愛してはくれないんだな。つまり、あるがままのぼくたちを愛することはできないらしいんだ。ぼくたちをちょっとばかし変えないことには愛せないらしい。彼らはぼくたちを愛すると同時にぼくたちを愛する理由を愛してるんだ。いや、理由を愛してるときが大部分だな。

  • これを「面白い」という言葉で片付けるのは少し違うと思うんだよな/ 9篇それぞれ色々あるんだけど、最後の1篇がまぁ好きかな/ 最も有名な?笑い男?とはアッチに対する郷愁というか雰囲気の喚起があっていいけど、面白いかと問われればまた少し違う/ 愛らしき口もと目は緑、に関してだけはネットで答え合わせをしてしまった/ ライ麦のほうが好きなんだな、トータルね

  • わたしが読んだサリンジャー3冊(ライ麦畑、フラニーとズーイ、ナインストーリーズ)の中で一番読みやすかった。とくにバナナフィッシュからエズミに捧ぐまでの6編が良い。瑞々しい感性を持った子どもたちの目を通して大人の世界を覗き見ているような感覚になる。人は一度大人の側に渡ると子どもの頃は何にも考えていなかったように感じてしまうけれど、幼いなりに日々さまざまな感情を抱いていたはずで、そういう一度は消えてしまった記憶が蘇ってくるような一冊。

  • 短編集ですが、話によって好き嫌いが分かれるので
    好きな話だけピックアップして読むのが良いかと思います。

  • 人生で最もよく読んだ一冊かもしれない。人生の苦楽、人間のエゴ、家族愛、宗教観が軽妙でウェットに富んだ語り口で紡がれている。とてもよい。

  • 終始"分からない"の連続でした。
    意味を考えてしまうけれど、もともと意味なんかないのではないかとも思いだして…
    サリンジャーは一つ一つの言葉選びが秀逸で、これを訳すのはとてもとても大変だろうなぁと思います。
    好きなのは、
    ・Uncle Wiggly in Conneticut
    ・For Esme-with Love and Squalor
    ・De Daumier-Smith's Blue Period
    ・Teddy
    また全部読み直そうと思います(^^)


  • 何回も何回も読んでしまう。

  • サリンジャー自選の短編集(9話)。

    解説なくして解釈しかねる話が多いが「愛らしき口もと目は緑」はシチュエーションがゲスくてナイス。

    ・嫁ジョーニーの浮気を疑っているアーサー
    ・サムから嫁の浮気について電話相談を受けているリー
    ・リーの横には、アーサーの嫁ジョーニー。

    そう、リーの浮気相手はサムの嫁ジョーニーというわけです。
    人生は文春だ!

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