ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)

制作 : 野崎 孝 
  • 新潮社
3.65
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本棚登録 : 5160
レビュー : 524
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102057018

感想・レビュー・書評

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  • 全話面白かったです。「小舟のほとり」、「エズミに捧ぐ」の愛と「笑い男」の汚辱についての表現。「エディ」が最後の話というのも、素晴らしい流れだと思います。サリンジャーの考えの移り変わりがすごく伝わりました。最後に「エディ」のような考えになったとしたら、サリンジャーは俗世では生きづらい人なんだろうと思いました。「ド・ドーミエ=スミスの青の時代」と「エディ」で仏教?が絡んできたのも個人的には印象に残りました。

  • 日本語が所々、変な箇所がある。女の子が架空の男の子の話をするのに萌えた。
    短編は大変、良い出来映えだが……ラノベ読みが読んだらつまらんかも。

  • グレース一家のエピソードを求めて読みました。

    でも、フラニーとズーイと比べるとなんだか物足りなさがあります。

    エンデの短編集を読んだときのような印象。

    リアルな小説描写なのか心象風景のスケッチ的な物語なのかよくわからなくて混乱した。

    シーモアの自殺話もちょっとシーモアがエキセントリック過ぎて残念だった。

  • 「バナナフィッシュにうってつけの日」
    「コネティカットのひょこひょこおじさん」
    「対エスキモー戦争の前夜」
    「笑い男」
    「小舟のほとりで」
    「エズミに捧ぐ―愛と汚辱のうちに」
    「愛らしき口もと目は緑」
    「ド・ドーミエ=スミスの青の時代」
    「テディ」
    「笑い男」「小舟のほとりで」「テディ」辺りが好き。

  • 良いことも悪いことも、ルールとか理屈とかではなくて本来人間はそれが分かる心がある。賢く生きたいものです。
    両手の鳴る音は知る。片手の鳴る音はいかに?

  • 25年ぶりくらいに読んだ
    予想以上に内容を忘れていたけれど面白かったし
    やっぱり好きなんだなあ

  • 「良い本とは何か」という答えの一つに、「記憶に残る本」という評価があるなら、やはりこの本ほど素晴らしい本はそう見つからないと思う。やっぱりこの本は私の中でこびりついて離れないし、ふと何かの時に無意識に思い出してしまう。それこそ、風呂場で後ろに人がいるのではないかと考えてしまうように(笑)

    結構この本は読むのが難しかった。
    まるで子供が無邪気にキーボードを叩いたみたい。和音や構成なんてものは微塵もないのに、一つの形になってて・・・聞き手はどうしてこの曲をこの子が思いついたかについて延々考えてもいいし、単純に音の遊びを楽しんでもいいんだけど。
    ただ、聞き手は決して中核に演奏者である一人の子どもがいることだけは忘れてはいけないんだと思う。「所詮子供のピアノごっこ」と評するなら、この本は一気に価値をなくしてしまうんじゃないかな。うん。

  • では、「面白い」かと問われると答えは否だ。翻訳も信頼と実績の野崎だ、これ以上の布陣はあるまい。その後それぞれの派生エピゴーネン作品のおそらくオリジンであろう9編にリスペクトはしよう。だが御多分に洩れずキンセラやオースター、果ては村上までの「サリンジャーズ・チルドレン」の、この芸風を完成させた功績の方を指示したくはなってしまう。なにせ彼らの方が圧倒的に「面白い」からね。

  • また読んでみたいと思わせる1冊。

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