戦争と平和(一) (新潮文庫)

著者 :
制作 : 工藤 精一郎 
  • 新潮社
3.78
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本棚登録 : 1131
レビュー : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (677ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102060131

感想・レビュー・書評

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  • ナポレオンがロシアに侵攻を始めた際、それを迎え撃ったロシア側の話。
    華麗なロシアの社交界が、描かれ、そこで生きる人々と、それとは対照的に描かれる戦場の描写。
    それらを通して、人間の業が浮き彫りになっていく。

  • 主人公という主人公のいない、こんな長編を読むのは初めて。
    登場人物の多さに苦戦しながらもなんとか一巻を読了。

    財産を相続し、きれいなお嫁さんも手に入れたピエールと、自ら望んで戦争に行き、負傷して捕虜になったアンドレイの二人が今後どうなっていくのかが楽しみ。

    アウステルリッツの戦いって世界史で習ったけど、その様子は想像しようもなかったので、今回読んでなんだかドキドキした。
    そうか、これが「戦争」か。
    では「平和」は?
    次の巻には何が描かれるのだろう。

  • まだ出だしだからか、戦争部分より社交界の話の方が多かったにも関わらず、なかなか進まなくて・・・読み終われるか心配でした。今回は人間関係が少しわかったという感じで、次巻以降が気になります。

  • いまいち人物把握もできていないのだが^p^華麗なる社交界と悲惨な戦争との世界観のギャップがすごい。なのに同じ次元だなんて。戦争の描写もすごくトルストイらしく人情味あふれる人物評や語りなのだが、それでも端的に描かれる事録的な描写の生々しいグロさに唖然とする。戦争は、やっぱりとても許せるものではない。ナポレオンという稀代の英雄にスポットを当てながら描く、この表現力だなあ。すごい。人物全然わかってないけどでも以降もゆっくり読んでいきたい。

  • 大学の時に全巻制覇しましたが、あまり記憶に残っていません。ただ、あの登場人物の多さに圧倒されました。あとがきの長いことも印象的です。歴史は有名人だけでなく、一人一人の思いと行動の積分だったかな?で動くみたいなことがメチャメッチャ伝わりました。

  • 2012.1.25

  • 冒頭から社交のはなしがだらだらとつづきます。さいしょに読んだときは、思わず飛ばしてやろうかとも…。ところがいまとなっては、こういったまどろっこしい時間の流れこそが作品の通奏なのだと諒解できます。

    トルストイはあせらずに。。

  • ロシアとフランスとの戦争、ロシア貴族の恋とプライド・・・体験できないから想像しにくい世界だけど、人間の心の葛藤がすごくわかりやすく描かれていて楽しめました。

  • ロストフがたまらん笑 戦争に出ながら、兵隊も皇帝も反戦精神を持っているという複雑さ。2007/12/4

著者プロフィール

一八二八年生まれ。一九一〇年没。一九世紀ロシア文学を代表する作家。「戦争と平和」「アンナ=カレーニナ」等の長編小説を発表。道徳的人道主義を説き、日本文学にも武者小路実らを通して多大な影響を与える。

「2004年 『新版 人生論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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