グレート・ギャツビー (新潮文庫)

制作 : 野崎 孝 
  • 新潮社
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本棚登録 : 2760
レビュー : 303
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102063019

感想・レビュー・書評

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  • 映画『華麗なるギャツビー』を先に観ていたので
    案外読みやすかった。けど、映画のが華やかさが伝わりやすかったので好きです。
    ニューヨーク旅行前に。

  • はじめは文章の言い回しに苦戦したけれど、最終的にはたたみかけるように読めてしまった。
    実現しかけた夢が一瞬で崩れ去る虚しさや脆さを感じた。
    財だけでは人は判断できないが、財がないとその女性に近づけなかったギャツビー。それにかけた彼の人生は、彼にとってどうだったのだろう。

  • いつどのページを開いても何かを感じることがてきるマスターピース。デイジーの浅はかさに、ギャツビーの繊細さに、トムの俗悪さ無骨さに、ジョーダンの無責任さに、ニックの絶望に、身を浸す幸せ。

  • 再読。
    フクロウ眼鏡男のように生きたい。

  • アメリカの富豪の生活やニューヨークのきらびやかさの裏に潜む空虚,偽善がテーマ.人生における幸せとは一体何だろう,ということを描いた話といえよう.
    狂言回し的役割のトムとデイジィの世界(=当然読者からはかけ離れており理解不能),実はそこに近づこうとしていただけだったギャッツビー(=冒頭ではトムとデイジィ以上に浮世離れしているように描かれるが,徐々に背景が明らかになる),そこに巻き込まれて俯瞰的な立場から眺めるニック(作者や読者の分身)の3種類のキャラクターがバランス良く対比して書かれているところが,この小説が支持され続け何時までも輝きを失わない理由だろう.

  • 色とりどりだが、淡くて、どこか空虚な感じが終始漂っている印象。
    富裕で軽薄な人々がきらびやかなパーティーに明け暮れ、乱痴気騒ぎを起こす様が本書の中核か。
    ギャツビーが、一人の女性を求め、どんな手段だろうが、なりふり構わず成り上がり、彼女を手に入れようとする、宿命的な一代記は、少々力強さに欠ける感じがした。
    とにかく、金、軽薄、淡い陽光を受ける島嶼部の街並み、繊細ですぐに人生の暗部に落ち込む人々、それを皮肉に眺める主役の落ち着き、こういったことが読後に残った印象である。

  • 野崎孝訳・新潮文庫・平成2年2月25日発行・42版を読んだ.
    ニック・キャラウェイの語りで綴られるジェイ・ギャツビーの波乱に満ちた物語だが、1920年代のアメリカ東部では列車が主要な交通手段であり、勿論車はあるが、いわゆるアメ車ででかい感じがする.フィッツジェラルドの生涯の一部を暗示するような内容だが、彼の死後西部から訪ねてきた父親の言動が物悲しい.ギャツビーといろいろあったビュキャナン夫人・デイズィがこの物語の主人公のような気がしている.したたかな女だ.

  • 好きじゃないです。
    それでも最後のほうは、おお、と思いながら読めたのでもしかしたらまた読むかもしれない。取りあえず初読に良い印象は残りませんでした。二度めはたのしいといいな

  • 第一次世界大戦頃、
    トムという夫を持つ妻ディズィと庶民ギャツビーの悲劇的物語。
    歪んだ愛、理想を貫き通し、少し狂っているようにも思えてしまう愛情表現です。というかある種のストーカーですよね。
    まさにロストジェネレーションの作家だなぁと思う描き方されているし、その時代を描いているような作品だと思います。風景描写も少し読みづらいとこもありましたが、なかなか面白かったです。

    映画も観てみたいですね。

  • よく分からないものは分からないでいい。

    繊細さ、というのが一つのキーワードであると思いますが、デイジーを求めた先に幸福があると信じ切れなかった、あるいは確実にないであろうと見当をつけていたギャツビーの心情、精神状態の描写にこそ、本作の魅力があったのかな、と思ったり思わなかったり。

    原文で読まなければ魅力半減本という話も聞きますので、そのうち挑戦しようかなと思いますが。

    「私はアメリカというものを知らなさすぎる」とレビューされた方がいますが、正にそれかも知れません。

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著者プロフィール

1896年ミネソタ生まれ。「失われた世代」の作家として知られる。大学在学中から小説を書きはじめ、『華麗なるギャツビー』を刊行後、一躍時代の寵児に。激しい恋の末、美貌のゼルダと結婚、贅をつくした生活を送るが、やがて転落の道を辿る。1940年心臓発作で逝去。

「2008年 『夜はやさし(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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