ヘンゼルとグレーテル: グリム童話集Ⅱ (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102083024

感想・レビュー・書評

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  • 5歳9ヶ月

  • 世界の古典となったグリム童話で、21編が収められている。

  • 「ヘンゼルとグレーテル」の他、「金の毛が三本生えている鬼」、「テーブルよ、食事のしたく・・」などが知ってた話。教訓的な話と3つという数字が結構出ていたようだ。2018.9.24

  • '93.3読了。

  • フォン・デァ・ライエン のものを底本としたグリム童話集。

    『12人兄弟』、『七羽のからす』、『兄と妹』、『森の三人の小人』、『森の家』、『ヘンゼルとグレーテル』、『ホレのおばさん』、『マリアの子』、『農夫とその妻の話』、『あわれな粉ひきの弟子と子猫』、『蛙の王様』、『鳴きながらはねるひばり』、『太鼓手』、『十二人の猟師』、『りこうな百姓の娘』、『もの知り博士』、『四人の名人兄弟』、『六人の男が世界をまたにかける』、『金の毛が三本生えている鬼』

    いずれも善人が報われ、怠け者・愚か者・意地の悪い継母・悪人が酷い仕打ちを受けるものだが、そこに至るまでの話が存外にブラックで現実的なものが多い。
    親が子を捨てたり、家庭の厳しさが際立っていたりと、悲惨なものが多数。

  •  1巻と比べるといまいち面白味に欠けたかなと感じた。しかし、童話に出てくるいわゆるいい人っていうのは、確かにいい人なんだろうけど、無茶苦茶な人間が多いなと感じた。「漁夫とその妻の話」は、最後には妻が神になりたい等と言い出すなかなか豪快な話だったが、最後に元の生活に戻ってしまうって言うのは、甘い話だと感じた。普通だったら、こんな欲望に狂った人間はもとより酷い生活になってしまうという落ちが付くのではないかと思ったが、所詮一時の夢でしかないものなんだねって考えるとそんな結末になるのかなって感じもした。

  • ヘンゼルとグレーテルは有名かと。
    そのほかの話もなかなか面白い。
    何パターンかの話があって、どれも似ているのだけれど。
    結末が気になったり、どうやって解決するのかが気になってついつい読んでしまう。

  • グリムの二巻。
    これも表紙がない……すんごいかわいいのに……

  • これは読んだな・・・。
    グリム童話、いいぜ。
    あっちの童話は日本のと違って現実的でグロテスクなのが良い。
    逆にそれが笑える。

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著者プロフィール

グリム兄弟は、兄のヤーコプと弟のヴィルヘルムの兄弟。ドイツに伝わる昔話を集め、1812年に大人のために書かれた『子どもと家庭のための昔話集』として出版。「白雪姫」や「ヘンゼルとグレーテル」など、兄弟が集め改訂を加えた200以上ある物語は、「グリム童話」として世界各国で親しまれている。

「2022年 『こわいものなしの六人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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