本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784102091012
みんなの感想まとめ
人間の感情と成長を描いた物語が展開され、主人公スカーレットの青春は過ぎ去り、南部の風景に傷跡を残します。彼女の恋愛心理は一見ひとりよがりでありながら、多くの読者が共感や反発を覚える複雑さを持っています...
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
2018.12.13
すらすらっと読めたアメリカ文学ー。
主人公スカーレットの思いに共感されるところもあれば、反論したいところもあれば。少女とは何て純粋なんだろう。 -
これは大学生の頃、友人に借りて読んだもの。
全5冊ですごく長いんですが、はまってしまってすぐ読めました。
映画もまた超長い、、。
スカーレットのことを悪女だと揶揄する声を聞くことがあるけど、
どこが?と思います
まぁ私はスカーレットみたいに強かにはなれないのだけど
悪女とは全然違って、守りたかったものを、守り抜くってだけのことだと思います
確かに誰かを利用したかもしれないし、傷つけたかもしれないし、
横柄だったかもしれない。
でもそれって、多かれ少なかれ誰だってそうでしょうって、思います
信じて待つことはメラニーが教えてくれました。 -
「風と共に去りぬ」という題名なら、文学を普段読まない人間でも聞いたことはあるだろう。私も文学を読み始める前からも名前は知っていたが、分量が多いこともあり、今まで読まずにいた。それから岩波文庫版が出たことをきっかけに、文学・哲学の世界に入って9年近く経ってから読み始め、そして三週間かけて読み終えた。
結論から言えば私はこの本を読んで、いい読書体験になったと感じている。古典の本を相応に読んできたと私は自負しているのだが、中にはなぜ歴史の淘汰を生き残ってきたのかという疑問を抱く作品、つまりは何らかの才能が感じられない作品に出会ってきたが、この作品については間違いなく才能があると私は断言できる。
才能といえどもそれは様々な形で現れるものだが、この作品にあたっては「筆力」と表現することができるのではないか。単に文体や描写力というのではなく、うまく表現できないが、雰囲気、いやオーラというものがあふれるばかりに込められている。それは様々な形であらわれる。南北戦争そのものの描写がその最もたるものだし、主人公の恋愛や主人公を取り巻く人々との軋轢、あるいは主人公の戦おうとする「意志」、そして予想できない展開、それらが、読者を物語の中へと引き込み、物語ものとして最も重要な要素である「ページをめくる楽しさ」を提供するのである。
濃厚なドラマであるこの物語は何より主人公に負っている。彼女は平凡な恋愛小説において見られるような天使であったり、聖女であったりするわけではなく、むしろ俗物である。意志の力が他の女は勿論、他の男の殆どより強いという点では一線を画しているが、それでも現実に言れば好感はもてないであろう人物である。彼女の抱く恋愛感情も天上的なものではない。それ故彼女が苦境に陥っても感情移入こそはするものの、応援したくなるという感情が読み手には湧かず、それが逆に物語を普通とは違った角度で眺めることに貢献している。
「恋愛においては両性ともにお互いを空想し騙しあう」というニーチェの言葉があるように、主人公の恋愛はどこかぬるいものがある、と私は読みながら感じていたが、それは決して作者の力量不足ではなく、そのことを踏まえた上で筆を進めていたことを物語の最後で知った時私はいたく感心した。
感じた欠点としては、冗長な部分があり(といっても1000ページを超える物語はたいていそうなのだが)、それゆえなかなかページをめくっても展開が進まないため、ついつい読み飛ばしてしまうことがあった。他にも探せばいくつかあるような気もしたが、重箱の隅をつつくようなことをするつもりはないし、したからといってこの作品の価値が減ずるものではない。(なお、wikipediaによれば人種差別的な問題がこの作品に孕んでいるみたいだが、論じないこととする)
登場人物の大半は物語において翻弄されていく。戦争もそうだが、それ以上に人生の渦というものに。最初は比較的温和な雰囲気ではあったが次第に嵐が起こり、そこから皆生きようと奔走するようになる。そこには例外というものはなかったことを読み手は最後に知るのだが、それがまた実人生を描いているようでもある。何人も人生の渦からは逃れらない、というわけである。 -
スカーレットの心理描写がこんなにやる?というくらい数多く並べられていた。
この巻の最後の方に、どんどん引き込まれていった -
学生の時分(高校生?)ながら主人公スカーレットオハラに共感しグイグイ読めた。南部アメリカの古き良き大農場が目の前に浮かんで来るよう。
良き小説の映画化は難しい…定説を打ち破った最所の記念すべき作品(笑)ヴィヴィアンリーには憧れた -
全5巻、長い!と思いながら読み出した高校1年の時。映画も見たことがなく、スカーレット・オハラは美人ではなかったという書き出しにもさほど違和感を抱かず読み進める。
-
これは映画で見た人が多い作品だと思います。
私は見たことないですけど。
アメリカの南北戦争の歴史的な側面を捉えつつも
恋愛小説としての面白さを失わないのはとても見事。
彼女は真実の愛にいつになったら目覚めるのか・・・
はらはらどきどきしてましたが何か。
個人的には歴史&恋愛小説の中でNo.1です。
文庫5冊でしたが、1週間くらいずっと釘付けでした。
予断ですが、アシュレと「先生」は似ていると思います。 -
何度読んだかわからない。
-
-
スカーレット・オハラのあまりにも果敢な性格にびっくりしました。
当時の社会に抑圧されていた女性像のからすると正反対なスカーレットですが、女性心理としては共感できます。
きっと、誰しもが少なからず思っていることを、そのまま行動に反映させることが出来たのが彼女だっただけで。
若くして未亡人となり、その美貌も心も持て余している彼女がどうなるのか、2巻へ続く。 -
主人公のスカーレットがすごくかっこいいんです。
おすすめの一冊です。 -
恩田陸先生推薦
-
スカーレットの強情さはよく父親譲りのように記述されていますが、実は母親から受け継いだものなのではないかと思ったりします。なにしろエレンはいとことの仲を裂かれた後、ちびで中年のオハラ氏と結婚し(ほとんど周囲へのあてつけか捨て鉢のようにも思われます)、もくもくと夫に仕え、子を産み、家庭内と農場の両方を切り盛りしていくのです。〈以下2巻へ〉
-
2024/07/09
マーガレット・ミッチェルの作品
本棚登録 :
感想 :
