風と共に去りぬ (1) (新潮文庫)

制作 : Margaret Mitchell  大久保 康雄  竹内 道之助 
  • 新潮社
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レビュー : 114
  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102091012

感想・レビュー・書評

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  • これは大学生の頃、友人に借りて読んだもの。
    全5冊ですごく長いんですが、はまってしまってすぐ読めました。
    映画もまた超長い、、。

    スカーレットのことを悪女だと揶揄する声を聞くことがあるけど、
    どこが?と思います
    まぁ私はスカーレットみたいに強かにはなれないのだけど
    悪女とは全然違って、守りたかったものを、守り抜くってだけのことだと思います

    確かに誰かを利用したかもしれないし、傷つけたかもしれないし、
    横柄だったかもしれない。
    でもそれって、多かれ少なかれ誰だってそうでしょうって、思います

    信じて待つことはメラニーが教えてくれました。

  • スカーレットの自身の美貌に対する自惚れっぷりが凄い。本書は少しシドニーシェルダン氏を思わせるような、向かう所敵なしの女性が主役のお話である。服装に関する描写が細やかで、愛しさを感じるほど丁寧に表現されている。また、レット・バトラー氏の格好良さがたまらん。高身長で体つきもよく、垢抜けた服装に包まれ、セクシーな髭を持つ30代の男性。一番美味しい年頃ではないか。そんなバトラー氏から好印象を持たれているスカーレットの反応がいちいち可愛いのだ。本書は会話文が多く、文字がぎっしり並んでおり、なかなか読むスピードが出なかった。読み終えることが出来るのかずっと不安だったが、1巻を読み終えてみると、短いような、長いようなドラマを見ていたようで、妙に充実感がある。次巻も非常に楽しみである。

  • 「風と共に去りぬ」という題名なら、文学を普段読まない人間でも聞いたことはあるだろう。私も文学を読み始める前からも名前は知っていたが、分量が多いこともあり、今まで読まずにいた。それから岩波文庫版が出たことをきっかけに、文学・哲学の世界に入って9年近く経ってから読み始め、そして三週間かけて読み終えた。

     結論から言えば私はこの本を読んで、いい読書体験になったと感じている。古典の本を相応に読んできたと私は自負しているのだが、中にはなぜ歴史の淘汰を生き残ってきたのかという疑問を抱く作品、つまりは何らかの才能が感じられない作品に出会ってきたが、この作品については間違いなく才能があると私は断言できる。

     才能といえどもそれは様々な形で現れるものだが、この作品にあたっては「筆力」と表現することができるのではないか。単に文体や描写力というのではなく、うまく表現できないが、雰囲気、いやオーラというものがあふれるばかりに込められている。それは様々な形であらわれる。南北戦争そのものの描写がその最もたるものだし、主人公の恋愛や主人公を取り巻く人々との軋轢、あるいは主人公の戦おうとする「意志」、そして予想できない展開、それらが、読者を物語の中へと引き込み、物語ものとして最も重要な要素である「ページをめくる楽しさ」を提供するのである。

     濃厚なドラマであるこの物語は何より主人公に負っている。彼女は平凡な恋愛小説において見られるような天使であったり、聖女であったりするわけではなく、むしろ俗物である。意志の力が他の女は勿論、他の男の殆どより強いという点では一線を画しているが、それでも現実に言れば好感はもてないであろう人物である。彼女の抱く恋愛感情も天上的なものではない。それ故彼女が苦境に陥っても感情移入こそはするものの、応援したくなるという感情が読み手には湧かず、それが逆に物語を普通とは違った角度で眺めることに貢献している。
     「恋愛においては両性ともにお互いを空想し騙しあう」というニーチェの言葉があるように、主人公の恋愛はどこかぬるいものがある、と私は読みながら感じていたが、それは決して作者の力量不足ではなく、そのことを踏まえた上で筆を進めていたことを物語の最後で知った時私はいたく感心した。

     感じた欠点としては、冗長な部分があり(といっても1000ページを超える物語はたいていそうなのだが)、それゆえなかなかページをめくっても展開が進まないため、ついつい読み飛ばしてしまうことがあった。他にも探せばいくつかあるような気もしたが、重箱の隅をつつくようなことをするつもりはないし、したからといってこの作品の価値が減ずるものではない。(なお、wikipediaによれば人種差別的な問題がこの作品に孕んでいるみたいだが、論じないこととする)
     
     登場人物の大半は物語において翻弄されていく。戦争もそうだが、それ以上に人生の渦というものに。最初は比較的温和な雰囲気ではあったが次第に嵐が起こり、そこから皆生きようと奔走するようになる。そこには例外というものはなかったことを読み手は最後に知るのだが、それがまた実人生を描いているようでもある。何人も人生の渦からは逃れらない、というわけである。

  • スカーレットの強情さはよく父親譲りのように記述されていますが、実は母親から受け継いだものなのではないかと思ったりします。なにしろエレンはいとことの仲を裂かれた後、ちびで中年のオハラ氏と結婚し(ほとんど周囲へのあてつけか捨て鉢のようにも思われます)、もくもくと夫に仕え、子を産み、家庭内と農場の両方を切り盛りしていくのです。〈以下2巻へ〉

  • 読んだのはずっと昔、高校生の頃。
    スカーレット・オハラ・・・こんな女性ありえるの~ってとっても驚いた記憶がある。すごく、わがまま。妹のフィアンセもとっちゃう。やることがスゴイ。
    自分の年齢が上がった今、スカーレットのような
    生命力にあふれ、強~い女性にとても憧れる。

  • はらはらドキドキ!

  • この小説は、同氏のだったひとつの小説です。
    主人公の富豪農家「スカーレット・オハラ」の半生の物語。
    再読。

  • スカーレットの心理描写がこんなにやる?というくらい数多く並べられていた。

    この巻の最後の方に、どんどん引き込まれていった

  • レビューは最後に。

  • ボルヘス「伝奇集」で挫折して何かエンタメなものをと読了。続きが気になる面白さ。

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