風と共に去りぬ (4) (新潮文庫)

制作 : Margaret Mitchell  大久保 康雄  竹内 道之助 
  • 新潮社
3.99
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本棚登録 : 510
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102091043

作品紹介・あらすじ

今や金儲けしか念頭にないスカーレットは、妹スエレンの許婚者フランク・ケネディを横取りして再婚し、男まさりの製材所経営に乗り出した敗戦後の混乱はいよいよ激しく、北部人の圧政と、解放黒人の横暴に憤慨する南部人は、秘密結社KKK団を組織して、必死の抵抗をこころみる。彼女の周辺には血なまぐさい事件が続発し、アシュレもフランクも渦中にひきこまれていった-。

感想・レビュー・書評

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  • さすがスカーレット。見事に妹スエレンの婚約者を奪い取った。そしてこの時代で初めて女性経営者として頭角を現していく。あんなにレットと約束してお金を借りたのに、結局アシュレを助けて…このスカーレットは本当におばかさんである。恋は盲目とはこのことを言うのであろう。でもレットも、そんなスカーレットだからこそここまで惹かれているのではないのだろうか。本書では、スカーレットの憎っくき恋敵であるメラニーも成長をみせる。彼女は見事に才能を開花させ、統率者として数多の団体に必要とされる存在になっていく。スカーレットの出産はまったく印象に残らない。巻末でフランクが死んでしまったことが明かされて終わっているが、フランクにもあまり同情出来ない。はやくレットとスカーレットが一緒になっているところを読んでみたい。

  • レビューは最後に。

  • 相変わらずとても面白い。
    4巻は簡単に言うとフランクとの結婚生活編、ですかね…(笑)
    本当に結婚しちゃったんだあ。
    「タラのために」という一心で好きでもないフランクを、妹から奪ってまで手に入れたわけですけど、なんかそれって「アシュレへのあてつけ」のために好きでもないチャールズと結婚したのと一緒のような気がする。(誘惑の仕方も似てるし)
    良い意味でも、悪い意味でもスカーレットは前が見えてない。

    レットとスカーレットの会話がとても好き。よくわからないけど何故かきゅんきゅんする。

    そのほかには工場を作ったり、お父さんが亡くなったり、メラニーたちがアトランタへ来たり……
    「再建」がキーワードかも。(終盤の、''スカーレットのせい”で時代が動いている感激しい)

    だんだんだんだん、スカーレットが可哀想になってくる。
    スカーレットとしては、二度と経験したくない嫌な過去(敗戦後のタラ)があるから、必死に、まさにどんな手を使ってでもお金を稼ごうとするし守ろうとするけど、それが周りの人からは受け入れられない…っていうのはつらい。
    スカーレット個人としては、決して悪いことはしていないはずなのにどんどん味方がいなくなっていく…

    メラニーさんは安定の女神ですね。本当に見習いたいくらい。尊敬します。かっこいい。
    この巻ではめずらしく声を荒げたりする場面が見れて新鮮でした。

  • 【読了メモ】(141208 22:43) ミッチェル Margaret Mitchell、訳: 大久保康雄、竹内道之助『風と共に去りぬ』(四)/新潮文庫/1977 Jul 20th

  • <閲覧スタッフより>
    奴隷制が残る1860年代アメリカ南部の大農園に生まれた主人公スカーレット・オハラ。南北戦争前後の混乱期、持前の美貌と強さで波乱万丈な人生を乗り越えてゆくスカーレットの姿が、ときに破天荒に、ときに凛々しく描かれています。どの登場人物も生き生きとしていて、壮大ながらとてもユニークな物語です。
    --------------------------------------
    所在番号:文庫||933.7||ミマ
    資料番号:10144604
    --------------------------------------

  • 生きるために、どこまで許されるのか。

    スカーレットは商才がある。でも、生命に直接関係なかったり、アシュレのことだったりすると頭が回らない。周囲の人がお眼鏡にかなわなかった、自分がやらないと生きていけなかった時点で、スカーレットは南部女性に求められるものを捨てて、男勝りにバリバリと働くしかなかった。現代にも、本当にいそうな女性。能力はあるけど、ちょっと周りが見えていないから、風当たりも強い。

    男と女の立ち位置が、すごく伝統的なのが南部。昔から変わらない。

    メラニーは、実はスカーレット同様、男の影に隠れなくても十分自分の力で生き抜いていける人。ただ、スカーレットほど剛腕ではなくて、自分の“弱さ”を上手に使えて、スカーレットよりも周囲を見ている。

  • メラニーが素敵です。嫋やかで優しくて頭が良くて上品で。
    アシュレはもったいないことしているなと思います。メラニーがもっとスタイルが良くて小悪魔的な魅力があったら良かったのかな。

    あと、この小説が歴史的に偏った視点で書かれていることは否定できません。

  • H25.8.20
    今や金儲けしか念頭にないスカーレットは、妹スエレンの許婚者フランク・ケネディを横取りして再婚し、男まさりの製材所経営に乗り出した。敗戦後の混乱はいよいよ激しく、北部人の圧政と、解放黒人の横暴に憤慨する南部人は、秘密結社KKK団を組織して、必死の抵抗をこころみる。彼女の周辺には血なまぐさい事件が続発し、アシュレもフランクも渦中にひきこまれていったーーー。

    スエレンからフランクを横取りしたり相変わらず自分勝手なスカーレットに驚きを通りこしてもはや笑えてくる。でも将来貴婦人になるためにお金を一生懸命儲けようとする粘り強さはすごい。あと周りからなんと批判されようと自分の意志を通すところも。今はお金がすべてだと考えてるスカーレットだけどそれは間違っているといつ気付くのか楽しみ。

  • 10代の頃に読んだ本

  • とにかくレット!レット!!
    スカーレットもかっこいいです。
    図書館から借りましたけど、買おう。

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