- Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102091098
感想・レビュー・書評
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3巻まででも十分すぎるほど激動なのに、まだ嵐が訪れるのかと、一息もつけない展開に、読み手も心を落ち着ける暇がない。
アイルランドの血をまっすぐに受け継いだスカーレットの商売人としての才能が光る反面、人間関係の構築や世渡りの不器用さが露呈してきてしまう…ほんとうに、不器用な人だ。。
愕然としたのはメラニーの変化。あれほどお淑やかで穏やかな性格だったのに、いつからこんなに強く逞しい一面を備えたのだろう。
アシュレに襲った悲劇のシーンでは、果敢に立ち向かうメラニーの姿が必見。お人好しな優しい面を残しながら、愛する者を守ろうとする意志がしっかり見えてくる。
メラニーに関しては、本当に、読み進めるごとにただならぬ人だという印象を思わせる。
スカーレットとレットのシーンには、いつも冷や冷やさせられる…もう、お互い素直になったらいいのに…頑固者と頑固者の会話は、痛くて聞いてられない。笑
最後のページに、最後の一文。
5巻の登場人物の紹介文まで読んで、
「あぁ…やっとか」と思う半分、「まだ波乱が一つや二つじゃないな」と予感せずにはいられない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この巻は恋愛模様よりも政治的なメッセージを強く感じる。拝金主義、人種差別、宗教、アメリカの今に繋がっているであろう思想が、スカーレットとその周辺に散りばめられている。
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レットの機転で物語は最悪を逃れる。それにしてもスカーレットよ、どこまでも嵐とともにいるのだな。
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メラニー素晴らしい
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ずっしりする。
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全体の感想は5巻にて。