ティファニーで朝食を (新潮文庫)

著者 :
制作 : 龍口 直太郎 
  • 新潮社
3.37
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本棚登録 : 828
レビュー : 111
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102095010

感想・レビュー・書評

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  • 映画版でA.ヘプバーンの演じるキュートなホリーを想像して読み進めましたが、「あれぇ?映画とはイメージが違うかも!」と思ったのが正直なところです。

    もっとはすっぱな感じで、年齢不詳。何をしているのかちょっとわからないけど、日々刑務所にお天気を伝えに行く女性がホリー。かすかにノワールな香りを感じながら読みました。話としてはミステリでもなく、恋物語というのも違うような、フシギなお話です。最後の大騒動で、ホリーの部屋に乗り込んだ男性が踏むガラス瓶の描写があまりにもリアルに痛そうで、そちらをよく覚えています(笑)。

    私の感じでは、若い頃のジャンヌ・モローのようなフランス女優さんがいいように思います。確かに、有名な「ティファニーで朝食を食べるようになっても」のくだりはヘプバーンのほうが似合うように思いますが(笑)。いずれにせよ、"Miss Holiday Golightly, travelling"というネームカードを出す女性…このかっこよさは素敵すぎです!

    翻訳は少しクラシカル。今ではすっかり有名になり、注がなくても読める固有名詞に注がふってあるのが時代の流れを感じます。

    • Pipo@ひねもす縁側さん
      kumakuma10さま:

      こんにちは、お運びありがとうございます。ユーザー名がちょっと面倒くさいので、Pipoとお呼びいただいて結構...
      kumakuma10さま:

      こんにちは、お運びありがとうございます。ユーザー名がちょっと面倒くさいので、Pipoとお呼びいただいて結構です。本棚、拝見いたしました。幅広く、しかも丹念に読んでいらっしゃって、素敵だと思いました。

      この本はずいぶん前に読みましたが、先日読んだ『女子とニューヨーク』にホリーが大きく取り上げられていたので、隣に並べ直してみました。原作を読んでも、やっぱり、田舎のアメリカ娘でなくて、アメリカに流れてきたヨーロッパ出身の女性っぽいイメージがついてまわるような気がします。ホリーに振り回されて終わる、ちょっとダークなファンタジーのような気もするのですが、彼女の「誰でもない感」と軽やかさがやっぱり魅力的ですね。村上訳も読んでみようかなと思います。

      だらだら読んだものの感想をだらだら書いているだけの雑な本棚ですが、お気軽にお運びいただければ嬉しいです。
      2012/09/07
  • 原作と映画は全然違う物語。
    オードリー・ヘップバーンがとても美しいので、
    あれはアレで良いけれど、やっぱり原作の方が好き。
    女主人公のホリーがよりワイルドだから。

    人生は孤独で、みんな自分だけの場所を探して旅してる。
    多分あたしはティファニーを見つけた。
    だから、もう『いやな赤』の気持ちになっても大丈夫・・・と
    時々自分に言い聞かせる。

  • 表題作だけ読みました。物事がとてもシンプルに描かれていて、とても良かったと思います。

  • 読了

  • どの邦訳を読むかによって海外作品の印象は大きく変化します。
    こちらの作品には、「2008年 村上 春樹」「1968年 龍口 直太郎」版があります。もちろん、初読するなら村上版をオススメします。68年では使われていなかった言い回しを含め、少々わかりにくい部分があるのです。文中に注釈が入るのもちょっと読みにくいです。
    村上版では、瀧口版の良さを崩さずに今の人にもわかりやすく邦訳してくれています。会話はとくに気を使っているのを感じます。
    他に、瀧口版ではフレッドは弟なのに対し、村上版では兄。映画に合わせたのでしょうか?
    抜粋しますので、比べてみてください。
    下記
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5087.html

  • あまりにも自由で破天荒な可愛い小悪魔にこの物語のすべての魅力が詰まっている。
    あの先この女の子はどうなったんだろ。あっけなく死んでたとしても、それでもけらっと笑っていそうな。
    夢小説の主人公とかに多そうなキャラクターだと思う。(笑)
    オードリーのイメージが強すぎるけど、まったく違うものだった。と、思う。

  • やはり有名どころは読んでおかねば。と、読んでみたら、いつかに読んだ内容だった。

    二度目でもやっぱり面白いと感じられるのは、やはり名作ならでは。。。

    時代背景も、国も場所も違うのにやっぱり読んでて面白い。

    世界的に有名な名作は違うね。赤毛のアンしかり、ティファニーしかり。

    さすがの一言です。

  • 【配置場所】特集コーナー【請求記号】933.7||C
    【資料ID】91020983

  • 一度読んでみたくて、古本屋さんで発見し購入。DVDも観た。原作と映像で違うところもたくさんあった。オードリーヘップバーンがとっても美しかった…!

    話の内容事態は、一回では完全に理解できなかった。というか、そもそもホリーのキャラが奔放すぎて、理解が追い付かなかっただけなのかも。
    機会があれば、村上春樹翻訳のほうも読んでみたいなー。

  • 映画を観て納得いかず、これは原作は面白いけれど映画化に失敗したパターンなんじゃないかと思って原作を読んでみる。そうしたら思ったよりも原作に忠実で、同じようにあまりおもしろくなかったので逆にびっくりした。
    映画と原作で大きく違っているのがラストで、これは原作のほうがいい。というか、映画のラストだと違う話になっちゃう。よく映画化をOKしたなあ。

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