ティファニーで朝食を (新潮文庫)

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  • / ISBN・EAN: 9784102095089

感想・レビュー・書評

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  • 2023年に新潮文庫から発売になった、プレミアムカバー版で読了。今日ある読書会の課題本です。なんとか読み終えた。中編の表題作のほかに、三遍の短編が収録されています。映画は未視聴ですが、オードリー・ペプパーンがカバーになった写真を何度も何度も見てきましたが、ついぞ読書中のイメージに彼女が重なることはなかったです。作者もヘプバーンという配役には乗り気でなかったとのことで、まあそうだよな、と納得。ほかにもいろいろ感想はありますが、読書会にとっておきます!

    • かなさん
      伊奈さん、こんばんは!
      読書会に参加されたのですね♪
      羨ましいですっ(*´∀`)
      私もいつか機会があれば参加したいなって最近思うように...
      伊奈さん、こんばんは!
      読書会に参加されたのですね♪
      羨ましいですっ(*´∀`)
      私もいつか機会があれば参加したいなって最近思うようになりました。
      読書会、緊張しませんでしたか??
      2024/12/15
    • 伊奈さん
      市内の図書館での開催なのですが、今回で4回目でしたし、顔馴染みを増えてきたので、もうあまり緊張しなかったですよ。初回は人数がすごく少なかった...
      市内の図書館での開催なのですが、今回で4回目でしたし、顔馴染みを増えてきたので、もうあまり緊張しなかったですよ。初回は人数がすごく少なかったので、和気藹々でした。図書館側が主催して、毎月やってくれるので、安心して楽しんでます!かなさんもお近くで開催があるといいですね!
      2024/12/16
  • 映画版は途中で投げ出した。
    高校生の頃、自由奔放で殿方を弄ぶヒロインに嫌気がさし"Moon River"を聴かぬまま電源を切ってしまったのだ。銀幕のHolly Golightlyとはそれっきり。とっくに大人になってても良い頃合いなのに、あの頃の気持ちを中途半端に残したまま鑑賞できないと、未だにツッパっている。でもあの時もったいないことをしたとさすがに自覚はしているから今回(一方的な)和解をしようと、思い切って原作から乗り込んだ。

    この奔放さは「しなやかさ」か。(便利な言葉…) 18歳とは思えないくらいしなやかに世の中を、殿方が見上げる垣根の上を悠々と渡り歩き、時たま寂しがり屋にもなる猫ちゃん。映画と違う箇所は恐らくストーリーの一部と時代設定、彼女の見た目年齢かと思われる。彼女が愛してやまないティファニーも読者の記憶にはそこまで残らず、恐らく原作だけじゃここまで話題に上がらなかったんじゃないかな…
    それでいて村上春樹氏によるほぼ現代的な翻訳が、映画で刷り込まれたクラシカルでハイセンスな印象を多少だが取り払ってくれている。(あとがきは今まで読んできた中で一番主観的&赤裸々な書き様だった笑)

    「君くらい枠に収まらない人には会ったことがない」
    「それが私なの」

    「読み進めるうちあるある」と言うべきか、当初は気に入らなかったヒロインの、出自やそこから生まれ出た信念を知るにつれ、少しずつだが情が湧いてきた笑 特にあの電報を受け取って以降は逞しさにも磨きがかかった気がする。
    自分なんかが気にかけようが毛嫌いしようが、地表でも地底でも何食わぬ顔で生存してみせることだろう。そこが彼女にとっての「ティファニー」であればなお良しってとこか。

    言い忘れていたが、本書はカポーティの短編集で『ティファニー』の他にも3編収録されている。都会的な『ティファニー』とは真逆の風合いとも言える『クリスマスの思い出』が特に惹かれたかな。飾り気のない文体はカポーティじゃなくて『ティファニー』の主人公(作家)が筆をとっているのでは?と謎の妄想も膨らませていた。締めくくりもまた『ティファニー』とは真逆だが、その分あの心象風景がそのまま心に沁み入ったのである。

    村上氏の仰る通り、銀幕のHolly Golightlyとは全くの別人だった。しかし姿形が変わっても芯までは手を付けられていないと今なら信じていられるから、近いうちに会いに行ってみる!

  • チョコレート色の石でできたアパートメント、コンクリートを打ち付ける雨の匂い、喧騒に溢れ誰もが自由なニューヨーク。それらがありありと文章から伝わってくる素晴らしい翻訳だ。
    やはり村上春樹の文体は凄い。何が凄いのか言語化できないのがもどかしいのだが、生命力に溢れている文章というか、いい意味でとにかく表現が生々しい。
    私は読書の感想によく「心地いい」という言葉を使うことがある。ふと気づいたのだが、「心地いい読み心地」と「読んでいて心地いい」はまったく違うことだと思う。無論、本作は後者であり、文章を目で追うことはこんなにも快楽なのだとしみじみ実感させてくれる読書体験だった。

    表題作『ティファニーで朝食を』に登場するヒロインのホリー・ゴライトリーは、美しいだけでなく猫のように奔放で軽やか、それでいて穢らわしさを感じさせない不思議な女性だ。
    彼女の魅力は余すことなく語られているのだが、とりわけ私が好きなのはギターを弾いている場面。飼っている雄猫と共にアパートメントの非常階段に腰掛け、髪を乾かしながらギターを弾く。髪が乾いても薄暮の中で歌い続けているホリーの姿はため息が漏れてしまうほどに美しい。
    ホリーだけでなく、本作に登場する人物たちは誰も彼もがアメリカという国を体現しているようだ。たしかに不倫も万引きも少女妻も道徳的にはいけないことなのだろう。しかし、この物語の中でそれらはどうしようもなく輝いていて、だからこそホリーを含む人物たちはどこまでも自由に見えた。

    おそらく本作を通して読者に訴えかけたいものは、自由と同じくらいの不自由や虚しさだろう。
    自由の権化たる美女・ホリーだが、終盤で麻薬密売の容疑をかけられると同時に結婚予定だった男性・ホセに捨てられ、さらには彼との子供も流産してしまう。ニューヨークでこの先も同じような生活ができなくなることを察したホリーは、すべてを投げ捨てることを決意し空港から飛び立つ。
    語り部である「僕」や雄猫との別れが切ないのもさることながら、ホリーがこれまでの人生で捨ててきたものの中に自分になくてはならないものがあったことを語る場面が印象的で、ここに本作の魅力がグッと詰まっていると私は思う。自由に縛り続けられた不自由な美女の闇を描く作品でありながら、ラストはとても清々しく、読後感はとても良かった。
    ホリーには、いつか彼女にとってのティファニーのような心の安住地を見つけてほしいと心の底から願うばかりだ。

    表題作のほかにも三編の短編が収録されているのだが、この中では『クリスマスの思い出』が好みだった。こちらは老婆と少年の物語なのだが、不自由の中で幸せを見出す姿はどこか御伽話のようで、心地よい切なさを残していく。
    村上春樹氏のあとがきも、カポーティという文壇界の寵児の生涯を力説されていて、いつか違う翻訳版や他の作品も手に取ってみたくなるような素晴らしいものだった。

  • ネタバレで隠したのではなくて、ギブアップで隠してます。

    第二次世界大戦下のニューヨーク。新人女優ホリーは、社交界でセレブや軍人らをその魅力で惑わし、生活の糧とし、自由気まま、よく言えば天真爛漫。

    彼女が語る、過去から未来。現実味がない、掴みどころがない。その浮遊感が彼女の魅力なのだろうと思うけれど。
    皆さんのレビューや、村上春樹さんの後書を読んで、なるほどって、そう読むのか。
    ギブアップ。文章を楽しめませんでした。読んでて、何について書いているのかわからなくなってしまって。翻訳は、柔らかい言葉を使って、新潮文庫曰く、清新な新訳。訳に酔ってしまったかも。

    オードリーは思い浮かばないかな。
    「痴人の愛」のナオミは思い浮かぶ。
    ナオミは帰ってきたけど、ホリーは、浮遊を続けてる。
    再読する元気がでないのです。

    • 淳水堂さん
      おびのりさん
      こんにちは。

      映画は見たことありますが、原作は未読です。

      >訳に酔ってしまったかも。
      >再読する元気がでないの...
      おびのりさん
      こんにちは。

      映画は見たことありますが、原作は未読です。

      >訳に酔ってしまったかも。
      >再読する元気がでないのです。

      なんというか、読んだ時の雰囲気がとても伝わってきました。
      おつかれさまです(^▽^;)
      2022/09/10
    • おびのりさん
      清水堂さん、コメントありがとうございます。

      清水堂さんの 翻訳物のレビューいつも感心してます。私は、ちょと苦手なのを頑張って読む感じです。...
      清水堂さん、コメントありがとうございます。

      清水堂さんの 翻訳物のレビューいつも感心してます。私は、ちょと苦手なのを頑張って読む感じです。
      ユリシーズの読破の時も感激してたんです。
      その頃読んでいた小説の作中に、ユリシーズ出てきていたので、私もいつかは読もうと思っていたのですが、先になりそうです。
      今回、苦手なのを再確認。

      又、本棚おじゃまします。^_^
      2022/09/10
  • 映画では有名だけど、まだ見たことはない。
    ただ主役のオードリーだけは頭にある。
    だからはじめは、顔がチラついて集中できなかった。でも読んでいくうちにそれもなくなり、自分なりのホリーが動きまわった。若く、可愛らしく、いきいきと、今を精一杯思うがままに!
    「何年かあとに、何年も何年もあとに、あの船のどれかが私をここに連れ戻してくれるはずよ。私と、九人のブラジル人の子供たちをね。
    どうしてかといえば、そう、子供達はこれを目にしなくてはならないからよ。この光と、この川を。私はニューヨークが大好きなの」
    今でもたぶんホリーは、どこかの街で、動きまわっている。それは、ブラジルかもしれないし、ニューヨークかもしれない!
    読んだあとなぜかわからないが爽やかな風が吹いているような気分になりました。

  • 夜更けに僕の部屋の窓をこんこんと叩く音。酒癖の悪い男からこっそりと逃げてきたと、非常階段から部屋に足を踏み入れたホリー。部屋にいちゃもんをつける彼女に、僕は「何でも慣れちゃうものだから」と答える。(でも僕はこの部屋をそれなりに誇りに思っていたから、心中穏やかではない)そんな僕に彼女は言い放つ。
    「私は違うな。何でも慣れたりはしない。そんなのって、死んだも同然じゃない」
    最初に出会ったこの言葉によって、わたしのなかでホリーという女性像が形作られました。
    ホリーは天真爛漫でコケティッシュで、誰もが彼女に振り回されて、誰もが彼女に振り回されたくなる……男性にとっては魅力溢れる女性。でも彼女の魅力はそれだけではなくて。ホリーにはホリーの美学みたいなものがあるんだと感じました。彼女のやることなすこと世間一般からは受け入れられないことがほとんど。でも、ホリーにとってはそんな批判やバッシングは痛くも痒くもなくて。自分の信じたことを凛とやってのける気概があります。彼女だけの哲学みたいなものが一本筋を通しているんじゃないでしょうか。
    とある事情から、国外へ逃亡することになったホリーは、一緒に暮らしていた猫を町へ放ちます。
    けれども、そのすぐ後に「何かを捨てちまってから、それが自分にとってなくてはならないものだったとわかるんだ」と後悔し、更にこれから先への不安に身震いします。いつも強くて美しい彼女が僕へ見せた弱気な部分。この小さな綻びが何故だかわたしには、ホリーが可愛らしくてたまらなくなりました。それでも彼女は旅立ちます。それでこそホリー。
    読んでいるときは、ホリーに対して同じ女性という立場から、嫉妬してしまうようなジリジリとしちゃう気持ちにもなったけれど、読み終わるともう一度ホリーに会いたくなりました。そんな魅力溢れる女性です。

    「あのホリーってコ、どうしてんのかなぁ。散々迷惑かけられたし、それを悪いとは全然思ってないし、男にちやほやされてさぁ、意味分からんコやったよなぁ。でも、意外と良いコやったよね。性格もさっぱりしてるし、イヤな奴には堂々と意見言うし、おもろいコやった。元気にしてるやろうね。あのコやったら、どこでもしぶとく生きていけるやろ。そやけど、全然連絡もよこさんと、ホンマ常識ってやつがないねん。まぁあのコらしいけどな。もし顔見せにきたらみんなで飲みにでもいこー」地球っこより……って感じになりました 笑

  • 表題作を含む4つの短編集。このうち『ティファニーで朝食を』『花盛りの家』は、天真爛漫でまっすぐ恋する女性の姿をブレることなく最後まで描ききっている。人を盲目的にさせる恋愛の要素も作用しているだろうが何より、彼女たちが本来持っている無垢で直情的な部分が滲み出ており、自分にはないその人物像に羨望や憧れのようなものを感じた。作品全体には牧歌的な雰囲気があり、陽だまりにいるような心地にさせてくれる。訳は村上春樹ということもあって非常に読みやすく、また彼の特徴的なレトリックも堪能できて、二度美味しかった。

  • ホリーは美しさとあやうさが魅力的だけど、全体のお話としては惹きつけられなかった。どうしてもオードリーヘップバーンのイメージが強く、そのイメージを上手く払拭できなかったからかもしれない。

    「花盛りの家」がお話としては一番好みでした。
    私が憧れるのは、ホリーよりオティリーだなぁ。

  • 黒いドレスに、肘まである黒い手袋を身につけ、それとは対称的な、光輝くティアラとネックレスを身につけた少女が、一方の手で肘をつき、もう一方の手ではキセルを持ち、こっちをじっと見つめている。

    映画は観たことがないのですが、オードリー・ヘップバーンの『ティファニーで朝食を』の写真は、鮮烈に印象に残っています。女性を「妖精みたいに可憐で可愛い」と思ったのは、今のところあの写真を見た瞬間だけじゃないかなあ。

    そんな映画の原作を含む中・短編を、四編収録したのがこの作品集。表題作目当てで読み始めたのですが、思っていた以上に他に収録されていた短編も、味わい深い短編ばかりでした。これはうれしい誤算!

    まずは表題作の『ティファニーで朝食を』
    あとがきでこの本を訳した村上春樹さんも触れていますが、ヒロインのホリーの描写は、オードリー・ヘップバーンのイメージとは少し違うかもしれません。自分の場合はとにかく可愛く、魅力的な少女というイメージが植え付けられていたのですが、原作のホリーは自由気ままで、男性関係にも積極的。可愛らしく健気な妖精というよりかは、悪戯をしてクスクス笑うタイプの妖精といったイメージでしょうか。

    でも、この悪戯好きの妖精のイメージも好きだなあ。個人的にホリーの魅力は彼女のおしゃべりにある気がします。自分が話し下手なせいもあるかもしれませんが、流れに棹さすかのように、次々と縦横無尽に話を展開していく女性はスゴいなあ、と圧倒されることが多々あります。油断すると置いて行かれるような話の展開は、自分は聞いていて好きなのですが、ホリーのおしゃべりにもそれに似たようなものを感じます。だから、彼女がただしゃべっているだけでも、ずっと読めるような気がするくらい好きなのです。

    この人物造形をやってのけたカポーティと、そのおしゃべりの訳を見事にやってのけた村上春樹さんはとんでもないなあ、と思います。そして話が進んでいくごとに、ホリーの隠された半生が明らかになり、そこから導き出された彼女なりの哲学というものが、感じられるようになるのです。そこでまたホリーの魅力が増すわけですね。

    悪戯好きの妖精と書いたけど、まだヘップバーンのイメージに引っ張られてるかなあ。陳腐な表現ですが、嵐のような人が一番正しいのかも。でも、その嵐って実際に来てる瞬間は迷惑ですが、さしたる被害もなく通り過ぎてくれれば、強風や強い雨という非日常。そして学校が休校になる、というワクワク感だけが、後に残ったりもします。ホリーの存在もはた迷惑なところはあるけど、でも一方で思い出さずにはいられない。できるならまた会ってみたい、そんなふうに思えます。

    そのほかに収録されている短編は3編あるのですが、それらとこの表題作の共通点は、自由への希求と過去への郷愁のような気がします。

    「花盛りの家」のヒロインのオティリーも、個人的にはホリーに負けない魅力的なヒロイン! 不幸な生い立ちながらも、ひょんなことから娼館で一番の人気者となり、その後恋に落ち、小さな集落のある村に嫁ぐことになるオティーリー。しかしそこで待っていたのは、今までと全く違う生活と新しい嫁を良く思わない姑で……

    オティーリーの前向きさというか、物事の捉え方や対処の仕方が面白かったし、夢か現実か分からない不思議な展開から、ちょっとお茶目でキュートな結末まで、様々な魅力のある作品だったと思います。でも一方で、これは世の男性に対する警告だよなあ、と思わなくもなかったり(笑)

    「ダイアモンドのギター」「クリスマスの思い出」は何かを企む楽しさやワクワク感を見事に表現する一方で、寂しさやもの悲しさも印象的な作品。いずれも短い短編なのですが、この短さで楽しさやワクワク感と、もの悲しさを両立させるのがスゴいと感じます。そして何よりラストの切り取り方と、そこから抱かせる読後感はもはや名人芸!

    いずれの作品も回想形式であったり、あるいは過去の思い出というものが話に関わってきます。その回想や思い出というものは、いずれも状況は違えど、楽しさやキラキラ感がどこかにあったように感じます。おそらくそれは、登場人物たちの自由への思い、自由だった時代への思い、というものがあるのではないでしょうか。

    有名すぎて、なかなか読んでこなかった作品ですが、やっぱり名作といわれるゆえんのある作品なんだなあ、と感じました。いずれは映画版『ディファニーで朝食を』も観たいなあ。

    • としながさん
      地球っこさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

      好きな女性のタイプ分かりますか?(笑)

      先ほど地球っこさんのレビューを...
      地球っこさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

      好きな女性のタイプ分かりますか?(笑)

      先ほど地球っこさんのレビューを読ませていただきましたが、最後の関西弁の語りかけが、まさに読後のホリーに対する感情を言い表していますね。たぶん自分も、セリフにすると、これに近い言葉になると思います。

      ホリーのような、おとなしいタイプの男性を振り回す女の子って、一昔前のアニメやマンガ、ラノベにはたくさんいたように思います。

      ホリーのことをいい感じに思ったのは、子ども時代や思春期に触れた、そうした諸々の作品の影響や、自由と冒険を味あわせてくれたキャラクターたちを、ホリーを重ね合わせているのかもしれないなあ、と地球っこさんのコメントを拝読して思いました。

      遅くなりましたが、こちらこそ本年もよろしくお願いいたします。
      2020/01/14
    • 地球っこさん
      とし長さん、おはようございます。
      昨日は騒々しくコメントしてしまい失礼しました。
      一晩寝たら落ち着きました 笑

      私も中高生時代に大...
      とし長さん、おはようございます。
      昨日は騒々しくコメントしてしまい失礼しました。
      一晩寝たら落ち着きました 笑

      私も中高生時代に大好きだったマンガやコバルト文庫(今でいうラノベかな)のキャラクターの好きなタイプには、どこか共通点がありました(*^-^*)
      今だにそういうタイプのキャラクターに思わず出会うとどきどきします。
      だからこれからも読書はやめられないなぁ……たぶん♪
      2020/01/15
    • としながさん
      地球っこさん、落ち着かれましたか? 良かったです(笑)

      騒々しいとはつゆほども思いませんでしたが、こうやってコメントいただくのもある意味、...
      地球っこさん、落ち着かれましたか? 良かったです(笑)

      騒々しいとはつゆほども思いませんでしたが、こうやってコメントいただくのもある意味、地球っこさんがホリーよろしく部屋の窓をこんこんと叩いてくれたようで、とても楽しいですよ。

      地球っこさんの仰るとおり、好きなキャラクターのタイプってありますね。自分も最初に出てきた登場人物が好きなタイプのキャラだと、あっという間に物語に引き込まれます。こうした出会いも読書の醍醐味でしょうね。
      2020/01/15
  • 色々な形の距離感に悲しさを感じさせられる一方で、ふと自分を思えばほんの少しだけど新しい出会いへの希望なのか晴れやかさも感じたりしたのが、この本の不思議な効能。描かれる景色、情景がとても綺麗だからか… 私が歳をとったからか…

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