怒りの葡萄 (上巻) (新潮文庫)

  • 新潮社
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感想 : 62
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  • Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102101049

感想・レビュー・書評

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  • ※積読中


    冒頭、耕地が砂嵐に覆われ、生命が失われていく様が恐ろしくも美しい。
    ただ…贅沢な愚痴だとわかってはいるが、導入が長すぎて積んでしまった。ハヤカワ文庫版が高評価らしいと後で知ったので、もし機会があればそちらを読んでみたい。

  • 読書クラブの宿題(^^;;
    自分じゃ絶対手に取らないよねー
    頑張って読まなきゃ
    描写が細かい 情景が見えるような冒頭から私の読書の旅も始まります

    アメリカと言えばあっけらかんと明るい大地
    横断する国道は、土煙を上げて通り過ぎる車たち
    広角レンズが映し出す広々とした風景
    BGMをガンガン響かせてタイトルが現れるような

    でも自分の読むアメリカ文学は寂しいのが多い?
    「風と共に…」とか「老人と海」とか「ライ麦…」とか
    この物語もタイトルからして何か寂しさが漂うよ?

    社会問題にもなった話題作だとか?
    映画化主役はヘンリーフォンダらしいが、活字は日本の田舎言葉で違和感←気にしないで読むことに成功できたが笑
    他の訳だったら方言の使い方はマシかな?
    (後で読書会で聞いたらそんな訳ではなかったそう!新訳で読めばよかったなぁ)

    読み進めると予想通り困難な事が(^_^;)
    救いはゴールがあるので何かしら達成感のある結末を期待して読み進めてます

    上巻でもう目的地に着いちゃったよ
    仕事につくまでにまだ色々ありそうだなぁ

  • 8Feb77、¥290と大学生協のレシートが貼ってあるのでほぼ40年ぶりに読んだ。モーゼの出エジプト記にインスパイアされた物語ということで、聖書の世界が、前提知識としてないとこの本の内容は本質的には理解できないのかもしれない。豊かな自然に恵まれ、大きな天災は時として起こるもののそれを自然の営みとしてとらえる日本人のオレには、あまりに悲しい物語だ。それでも人間は生きていくというのなら、神はいったいどんな原罪を人間の代わりに背負ったというのだろう。人が生きていく意味って何だろうと、青臭く還暦近い人間にも考えさせる物語でした。本棚でほこりをかぶった色褪せた他の文庫本も、もう一度読み返してみよう。

  • 上巻168p第8章まで読了。
    10年かもっと前に買って、途中まで読んでいたけど、また最近最初から読んでみた。がんばって読んだけど全然おもしろみが分からなくて読み進められない。
    もうケリをつけよう。手放そう。

  • 砂嵐とか砂漠の風景描写が特に素晴らしい。過酷さがこれでもかと言う程に伝わってくる。一章ごとに状況説明のような感じになるので、当時の社会についても勉強になる興味深い作品。

  • 感想は下巻で

  • 映画で粗筋は知っていたが、ジョン・スタインベックの名作。感想は下巻へ。

  • アメリカ出張の際に読む。カリフォルニア到着まで。
    田舎言葉を日本語に翻訳するのに「XXしただ」調なのが、すごく読みにくく気になったけど、それ以外は、日本と全く異なる世界観で面白かった。
    読み始めたきっかけは、竹原ピストルさんの曲に「トムジョード」があったから。

  • 夢のカリフォルニア

  • 古本

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