トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫)

制作 : Mark Twain  大久保 康雄 
  • 新潮社
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本棚登録 : 595
レビュー : 61
  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102106013

感想・レビュー・書評

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  • 「児童文学」という枠組みを大きく超えて・・また隔世の感すら飛び越えて、今も愛され続けるトムソーヤー。

    こんな悪がき、誰が好きになるか・・と嫌悪感を抱きつつも、その自由奔放さを羨み、親しみを感じてしまうのは、忘れてしまった「童心」がまだ心の奥底でくすぶっているせいだろうか。

    「アメリカ文学」のスタートラインであり、自分たちの文学史のスタートラインでもある。

  • 以前英語で読もうと思って挫折したので、日本語で読んでみました。
    やんちゃなトムが子供らしい無鉄砲さと不器用さで毎日を過ごしている様子を楽しく読みました。
    ハック・フィンがみんなから無視されていること、本人もそれで当然だろうと受け入れていることを悲しく思いました。
    インジャン・ジョーが洞窟の出口の前でみじめに餓死しているところが怖かったです。私は洞窟が好きではないので、洞窟の話は全体的にぞぞぞっと背筋が寒くなりながら読みました。

  • 古き良き、良い意味で粗野な明るいアメリカがよく表されている。

    しかし、発行が昭和28年の訳のため、幾分言い回しが...

    最後は急展開だったんだな。

    アメリカンドリームとは、また異なる結末だ。
    最終章のタイトルがギャングスタなのに、ゲットマネーに走らないところが、児童文学なのだろうか。

  • トムソーヤと、ハックルベリフィンのどちらが好きかと聞かれれば、ハックルベリフィンだと思う。
    話としても、醍醐味がある。

    ただ、トムソーヤを読んでいたので、ハックルベリフィンが面白いと思ったのだろう。
    その意味で、トムソーヤの冒険は偉大だ。

    ある時代のアメリカの田舎をよく描写している。
    子供の冒険の夢がある。

  • トムの「子供」っぷりは読んでいてにやにやしてしまう。友達同士との大げさなやりとりとか、たわいもない迷信とか、いたずらとか、ベッキーとの微笑ましい恋とか。「子供の世界」が生き生きと感じられる作品。

  • 児童文学として評価されるのはトウェインの本意では無かったようだが、読み手からすれば純粋に郷愁的な自然美溢れる冒険児童小説として仕上がっている。自伝的に著したトムソーヤが子供向けの評価で、筆を誂えて創作風に著したハックの冒険が、より文学的に評価されているのが皮肉な所。まあどっちが面白いかと問われれば、私的にはトムソーヤの冒険なのだが。

  • 確か小学生のときに読んだ。けどその頃から既に、文学っぽいもの=文章もおもしろくないしいまいち勢いがなくてつまらないって固定観念もあって、楽しめなかった記憶が。
    日本語訳だから余計つまらなくて勢いの無い文章になるんだとおもう。やっぱり読めるものは原書で読んだ方がきっと楽しいだろうな

  • 子供は大人を困惑させる。
    子供は大人を振り回す。
    子供は大人を無視して冒険する。
    子供は大人に反抗する。
    ――――――――――
    子供は周りの環境を受け入れる。
    子供はいつしか夢と希望をなくしていく。
    子供は肉体と精神が成長する。
    子供は静かに大人になっていく。

  • こんな頃もあったなぁと懐かしみつつ、ワクワク、ドキドキさせてもらった。こんな純粋で好奇心旺盛な気持ちは大人になるにつれて薄れていってしまうのだろうか。できるだけ今自分の心に残っているそんな部分を無くさず大切にしていきたい。

  • 初めて買ってもらったファミコンのソフトがスクウェアのトムソーヤーだったんだなーこれが笑
    でも読んだことはなかったと!!

    いやーおもしろかったねー
    期待通りの純粋なお話!!いいお話!!
    素朴に描かれてるトムと周りの人々の日々、よい!!笑

    まあもうちょいスケールのでかい冒険も期待してたけど、
    このページ数じゃ無理よね。

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著者プロフィール

マーク・トウェイン 1835年ミズーリ州フロリダに生まれる。4歳のとき、ミシシッピ川沿いの村に移り住み、自然に恵まれた少年時代を過ごす。12歳で父親を亡くし、生活のために印刷工、蒸気船の水先案内人、新聞記者など様々な職業についたが、やがて『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』『王子と乞食』など多くのすぐれた作品を世に送り出し、アメリカの国民的作家となった。

「2019年 『さらわれたオレオマーガリン王子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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