ジム・スマイリーの跳び蛙: マーク・トウェイン傑作選 (新潮文庫)

制作 : Mark Twain  柴田 元幸 
  • 新潮社
3.47
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本棚登録 : 137
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102106129

作品紹介・あらすじ

現代アメリカ文学の父と謳われ、「トム・ソーヤー」「ハックルベリイ・フィン」の物語を生み出した冒険児マーク・トウェイン。その名を一躍世に知らしめた表題作「ジム・スマイリーの跳び蛙」をはじめ、生涯にわたって発表した短編小説、エッセイ、コラム記事の中から、トウェインの真骨頂である活気に溢れユーモアと諷刺に満ちた作品を収録する。柴田元幸が厳選した13編の新訳!

感想・レビュー・書評

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  • 現代アメリカ文学の父と謳われるマーク・トウェイン。

    表題作「ジム・スマイリーの跳び蛙」に始まる初期の短篇の多くには、娯楽性に富むユーモアがある。しかし、文化的な相違からも分かるように、アメリカと日本のユーモアは、必ずしも同じとは限らない。作品そのものを楽しむだけでなく、著者の文章術を楽しむといった感覚なのかも。また、訳者が語るように、文章のみずみずしさ、歓喜と怒りと哀しみは、現代にも通ずる生々しい力がある。

    お気に入りは、晩年の作品「夢の恋人」。甘美な夢が現世を超え、悠久の眠りに誘われる神秘的な記憶の物語。

  • 少しお堅い文章で面白~いお話が
    書かれている短編集です(´艸`*)

    2、3作品は少し合わなかったですが
    他の作品は楽しく読みました。
    お気に入りは『スミス対ジョーンズ事件の証拠』
    昔の裁判はこんなに適当だったのか?と
    信じ込んでしまいそうです

  • 短編集だけど、話によってけっこう落差があるかな? 個人的には『風邪を治すには』『私の農業新聞づくり』『経済学』『盗まれた白い象』あたりの、ひたすら荒唐無稽でくだらないことをマシンガンのように書きつづったものが好き。後半になるとちょっと毛色の違うものが混じってきて、だんだん読むのが億劫になるが、最後の訳者解説を読むとそういう意図で入れてきているようなので、無理にすべて読む必要はないかもしれない。

  • 面白いエッセイがちょこちょこ入ってる。
    トムソーヤだけ読んで終わりにするには、とてももったいない作家さん。

  • ウイットに富み、皮肉が効いていて、とても面白かった。
    柴田さんの訳もよかったが、原文を読みたくなった。

  • 読了

  • このタイプの作品が最良のマーク・トウェインだ、というのはわかる。ただ、それにしても偏りすぎ。
    旧版のほうがバランスが良かったように感じる。あちらにも、ジム・スマイリーや『私の懐中時計』みたいな話は入ってたわけだし。

  • 村上春樹さんの言及により読んでみた。一番最後の夢の話が結構最近の自分の行動と(夢で見た内容を記述)シンクロニシティな感じでした。あと、小話の面白さの本質について、とかもなかなかよかった。

  • 物語論のような文章、従軍体験をもとにした作品、ナンセンスな作品、いろいろある。ユーモアと批判精神のある人だったんだな、ということを実感。

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著者プロフィール

マーク・トウェイン 1835年ミズーリ州フロリダに生まれる。4歳のとき、ミシシッピ川沿いの村に移り住み、自然に恵まれた少年時代を過ごす。12歳で父親を亡くし、生活のために印刷工、蒸気船の水先案内人、新聞記者など様々な職業についたが、やがて『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』『王子と乞食』など多くのすぐれた作品を世に送り出し、アメリカの国民的作家となった。

「2019年 『さらわれたオレオマーガリン王子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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