エミリーはのぼる (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (497ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102113141

感想・レビュー・書評

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  • エミリーがどんどん大人になっていきます。そして叔母さまたちのツンデレ具合に拍車がかかり、エミリーに引き抜きのような話が出るとみんな寂しがる始末。あんなに冷たく当たっておきながら、いざというときには毅然と守るルース叔母さま、かっこいいです。これから今いる場所から頑張ることにきめましたが、うまくいくのか気になります。

  • 『アンの愛情』を読んだ時に似たドキドキを感じた、エミリー・ブックスの第二部。

  • けっこうおもしろかった、のに、感想を書き忘れて数か月。
    すっかり話を忘れてしまった・・・。

    大きくなったエミリーは、前ほど親戚たちからひどい扱いを受けていないのが安心できた、と思った。

    なかなか入手しにくい本なのが残念なところ。

    作者の自然への優しい素直な視線、周囲の人々への厳しい目、文学への強い熱情を感じて嬉しくなる。

    しかし、モンゴメリがウツで死んでいたのはショックだった。
    そういうものの対極にあるのがアンシリーズだったが、やはりあれは一種の「営業」なのね。

  • エミリー13歳~17歳。エミリーはルース伯母さんの家に下宿してシュルーズベリーの高校に通う。いくら原稿を返送されるても自分を信じて書き続け送り続け、アルプスの道を登り続ける。もちろんアンのシリーズは、特に前半は非常に夢があり機知があり読み甲斐があるもので、それに比べ地味で現実的なエミリーの物語だが、私にはこちらの方がすんなりと世界に入り込める気がした。エミリーの自然の愛し方、エミリーの物の愛し方、それらはすごく理解できるもので、彼女があくまでもニュー・ムーンのエミリーであったことが最後とても嬉しかった。

  • エミリーシリーズ二作目。

  • エミリーシリーズの2冊目。子供時代から少女期へー。
    書く事に執念を燃やすエミリーとそれを阻止しようとする周りの大人達。
    一筋縄ではいかない彼女は、美しく成長していく。

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著者プロフィール

1874年カナダ、プリンス・エドワード島生まれ。1908年に最初の長篇小説『赤毛のアン』を出版。世界的ベストセラーとなる。オンタリオ州に移り住み、その地で数々の作品を執筆した。42年トロントにて逝去。

「2012年 『パットの夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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