アンの幸福 赤毛のアン・シリーズ 5 (新潮文庫)

  • 新潮社
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感想 : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (532ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102113455

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  • 読み始め…16.6.16
    読み終わり…16.6.20

    アンはサマーサイド高校の校長先生になります。え?!いきなり!?というわけではないのでしょうけれど、あら、もう??な滑り出し。アンはとっても優秀なんですね。ほんとしっかりものです。

    ここでの三年間のことはアンの婚約しているギルバートに宛てた手紙形式で綴られています。アンの書く手紙は主にアンが新しく出会ったアンの周りの人々のお話で、新しく住むことになったウインディ・ウイローズ(柳風荘)と名付けた家のことやお世話になる家族や学校の先生たちのこと、問題の多いプリングル家とのひと騒動等々....アンはおしゃべりし出すとしゃべりっぱなしなのは相変わらずのようですけれど、手紙も書けばこれまたとてつもなく(?)長くて、興奮したり、喜んだり悲しんだりするアンらしさが手紙の中にもしっかりとにじみ出ています。

    エズメ・テイラーとトリックス・カーターの婚約劇における食事会は面白かった♪アン・シャーリー、なかなかやりますね....^ ^
    ドヴィとジャーヴィスの一件も似てましたけど、父親の引っ込みつかない親心がなんだかね...いいお父さんでよかったなって。

    小さなエリザベスを思いやる気持ちはアンそのものだし、気難しいキャサリン・ブルックをグリーンゲイブルズに連れて行くためにイエスと言わせたアンの言葉巧みな技も素晴らしい。

    そしてなんといってもレベッカ・デュー!とっても素敵な人です。アンはいい人たちとの出会いにとても恵まれている。というよりは、どんな人でもいい人にさせてしまう天才です。

    前作の「アンの友達」は
    アンの登場しない、アヴォンリーの人々(友人たち)のお話でしたけど、この度はアンが登場する、アンと関わりあったサマーサイドの人々(友人たち)のお話でした。

  • 1936年 カナダ

    あら 前作から発刊まで10年以上間がある。
    ギルバートと婚約し、アンは別の土地の学校の校長に就任
    ギルバートは偉大で3年間の研究に励む間の話。

    半分はアンがギルバートにあてた手紙形式で話が進む。
    (ちょっと足長おじさんチック)

    「アンの幸福」ってタイトルだけれど、アンの周りでコレでもかと
    色々な人と関わった面倒な事件が起こる。
    ノリが「アンの友達」と似てるかも。

    んー・・・けど好きなアンの話のスタイルとはちょっと違う気が。
    というかアンの周り嫌な人・面倒くさい人多いなw
    さすがのアンも「この人とは到底無理!」って人が何人か登場する。

    これまでのラベンダー婦人やジョセフィン伯母さんといった
    変わってるけれど魅力のある人の登場がちょっとすくないきがする。
    しいて言えばお隣のエリザベスちゃんが魅力的な子なんだけれど
    彼女のあんまりな環境が気の毒すぎて切ない。

    今と時代が違うから
    親兄弟の繋がりや親族の問題と言うのは今より根深いし
    人におせっかいをやく必要性もあるんだろうけど
    それでも「こんな人近くにいたらいや!面倒くさー」って人が多すぎる;

    リンドおばさんが可愛く見えるw

  • 読み終わりました!

    ああ、今回もいくつもの困難が待ち受けていましたが、アンは持ち前の辛抱強さと、愛情、公平な心と、ほんの少しの幸運とで、1つづつ問題を片づけて行きました。

    この章ではアンはギルバートと婚約し、結婚前の3年間、校長先生になって努めるあげる物語なのですが、その間アンとギルバートは離ればなれに暮さなければならなかったので、その間ギルバートに向けた手紙形式で物語は進んでいきます。

    正直、この『手紙形式』の小説が私は苦手ですので、最初はちょっと読みにくかったのですが、途中からアンの魔法にかかり、ドンドン読み進んでしまいました。

    中でも嬉しかったのはキャサリンの変貌ぶりと、エリザベスの幸せ、この2つです。やはり女性は美しくなくては―そして最後にレベッカ・デューが手がちぎれんばかりに振ったタオルの白さが目に染みるようでした。

  • 久しぶりに読みました。村岡花子さんの訳になっておりますが、昔読んだものとちょっと違っておりますね。パッチワークなどという言葉が出てきておりましてよ。「小母さん」はぜんぶひらがなになっておりますし、ま、その辺はともかく私は「キャサリン・ブルック」だけは「カザリン」のほうが「ジプシーじみていて」合ってると思いますわ。 いじめ、老人介護、児童虐待 昔から洋の東西を問わずあったことですのね。ただご近所の皆さんが「知らない」ということはなかった。皆心にかけて(噂のタネにもして)いたわけですわね。

  • サマーサイド高校での3年間、アンはここの人たちをとても大切にし、その人たちもアンを大切にした。
    たくさんの人がアンによって変わった。おせっかいではなく、放っておけないアンの愛情は、多くの人を救ったと思う。
    うまくいかなくても、アンは冷静で反省するところもすごい。
    いろんな人生があって、思わずページが進む。
    最後は泣いた。

  • 手紙形式の箇所が多く、ちょっとまどろっこしい。やっぱり、「赤毛のアン」「アンの青春」あたりの方が夢中になって読める。この巻もそれなりには面白かったけど。

  • どこにいってもアンは変わらず面白い

  • 中学校図書館にて

  • ほぼ全編、アンからギルバートへの手紙で構成されているのだけど、惚気の部分はばっさりカットされていたりして笑ってしまう。
    シリーズ通して、男性は、偏屈と言われる男性がアンの特異な魅力に心を開く、というパターンの繰り返しのように思うのだけど、女性はキャラクターが豊富で楽しい。
    老年の女性(生涯独身だったり未亡人だったりがほとんど)がみんないいんだよねー!
    老年女性二人で暮らしていることも多くて、ちょっと合わないところもありつつも楽しくやっているのがすごく好き。
    最後のレベッカ・デューは泣いちゃう。

  • 脇役で出てくるイヤな奴がどうしてそうなっちゃったの?と思う。
    長い人生でそうなる理由があるんだろうな。
    あとはその人の持つ気質とか。
    いい人ってこういう人、と言えるくらいいい人のアンだけど、誰かに腹をたてたり、誰かを怒らせたりもするところに親近感がわく。

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