ナナ (下) (新潮文庫)

  • 新潮社 (1959年1月1日発売)
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本 ・本 (308ページ) / ISBN・EAN: 9784102116029

感想・レビュー・書評

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  • 確かにナナは間違いなく悪女でしょう。
    だけれどもそんな彼女にもたった一人だけ
    本当に愛した男性がいました。

    そう、純真な心を持ったあの青年です。
    だけれどもナナはその生業のため
    彼の行為を無碍に扱ってしまったのです。

    結果は、お分かりですね。
    その死はナナに深い爪痕を残しました。

    最後はもう驚くことでしょう。
    その状態からも察することはできましたが
    文字でそう表現されるとな…

    なんだろう、救われぬ。

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著者プロフィール

エミール・ゾラ
1840年、パリに生まれる。フランスの作家・批評家。22歳ごろから小説や評論を書き始め、美術批評の筆も執り、マネを擁護した。1862年、アシェット書店広報部に就職するが、1866年に退職。1864年に短編集『ニノンへのコント』を出版、1865年に処女長編『クロードの告白』を出版。自然主義文学の総帥として論陣を張り、『実験小説論』(1880年)を書いた。1891年には文芸家協会会長に選出される。

「2023年 『ボヌール・デ・ダム百貨店』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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