絹の瞳 (新潮文庫 サ 2-16)

制作 : Francoise Sagan  朝吹 登水子 
  • 新潮社
3.49
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本棚登録 : 117
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102118160

感想・レビュー・書評

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  • サガンの16作めは短編集。

  • フランスの作家、サガンの短編集。
    テーマは、全ての話に当てはまるわけではありませんが、多くは「大人の恋愛」と言った所でしょうか。
    一つ一つの物語でそれぞれ複雑で繊細な人間関係が描かれていて、必ずしもスッキリと終わらないその余韻がまた良いです。
    これだけ短い文章の中に、登場人物の生きてきた人生や時間の厚みを感じさせる描写は本当にすごいと思います。
    詩的で繊細な文章、好きです。

  • サガンの短編集。
    フランスらしさで埋め尽くされている。

  • 表題作「絹の瞳」をはじめ、非常に美しい表現が数多くみられる。

    また、女性のアンニュイさがエロティシズムを醸し出しており、官能的。

    全体を通して随所にユーモア溢れる文章が散りばめられており、純文学だと考えられるが無理せず楽しみながら読むことができる。

    個人的に非常に好き。

  • 「五つの上の空」に心を揺さぶられた。

    あんな生き方がしたい。

  • 母蔵書。

  • (1995.01.14読了)(拝借)

  • サガンの短編集。

    サガンの小説は恥ずかしながら初見。

    う~ん、今の私にはまだ早かったか。

    男と女の丁寧な心のあやを綴ってはいるんだろうが・・・。

    もちろん感情移入はできないが、文学としての評価も今の私にはまだ出来そうにない作品。


    それでも「五つのうわの空」「ある夜の外出」はよかった。

    また読み直そうと思う。しばらくたったら。

  • 大学の図書室で出会った本。セレブの憂鬱とでも言うべき雰囲気も男女の綾も、当時の私にははるかに遠いものであったが、そこに憧れめいた気持ちを持っていた(ような気がする)。その後何度か読み返しているが、今回ほど作品世界が遠く感じられたことはなかった。なんという孤独!憧れようもない、ひとりぼっちの人々。サガンから人生を学ばなくてよかったなあ。
    表題作の狩猟の的、鹿だと思っていたらカモシカだったので驚いた。

  • 2009/07/05

    誰しも少なからずどこかで神経を病んでいて、
    その隙間に差し込む不思議な恍惚感が本作の魅力。
    退廃的でスノッブで、シニカルで豪奢で虚栄な人々。

     樹液はもうそこになかった。
     活気、衝動、熱、なにかをしたいという欲望、
     ばかげたことをやり、愛の行為をし、
     仕事をする、要するに行動するという欲望が……
     (p.210 『孤独の池』)

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