人間の土地 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102122020

感想・レビュー・書評

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  • サン=テグジュペリと言えば「星の王子さま」
    子供の頃に読んだけど、あまり感動した覚えがない。
    箱根の「星の王子さまミュージアム」にも行ったことがあるな。

    で、この本。
    サン=テグジュペリという人は飛行機が発明されて間もない時期、プロペラで木造の飛行機時代の郵便パイロットである。
    故障ばかりで墜落しやすく、大変な目にあってる訳だが、この本はその時の随筆のようなものか。
    「堀口大學=名訳」らしいが、かなり直訳っぽいのか文章が読みにくく難しい。
    文学の部類に入るんだろうが娯楽で読むには辛いね。

    まあ、「星の王子さまミュージアム」には、サン=テグジュペリの写真や使っていた品物が飾ってあった(と思う)ので、行く前、行った後に読んでみるのも良いかもしれない。
    ただし、星の王子さまに感動するような少女趣味を期待するとちょっと外れるかもね。

    ちなみに装丁の絵は宮崎駿で、後書きも書いている。
    紅の豚とか、サン=テグジュペリの時代を描いたアニメなんだろう。
    見たことないが。
    いや、TVでちょくちょく放映されるので見ようと思うのだが、(つまらなくて)30分もしないうちに寝てしまうのだ。
    宮崎駿…魔女の宅急便までは良かったけど、紅~ぐらいから、なんかダメだなぁ。
    千と千尋とか、ド気持ち悪い映像じゃない?
    ドロドロ、ベチョベチョ

    ファンの方、スミマセンねぇ。
    わたしゃ名作ってものの価値がわからない阿呆なんで。

  • 夜間飛行は大好きだったので予想外な感じ…

  • 星々を街明かりと誤認する描写好き。

  • 詩的な文章で読みにくい。高校生の時読んだ「夜間飛行」も読みにくかったが、詩的な文章が心に響いた。年取ったせいか感受性が磨滅したかも。

  • ちょっと挫折。
    いかに生くべきか。というテーマ。
    至言も随所に。
    いかんせん詩的過ぎて、置いていかれる。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/61668

  • サン・テグジュペリ『人間の土地』読了。星の王子さまの筆者らしい詩的情緒あふれる文体は、時折難解な表現を見せるも、銀河鉄道の夜のような幻想的な光景を醸し出す。しかしその原点は飛行機乗りの過酷な体験であり、そこから投げかけられる文明批判は独特で辛辣。人間とは何かを問うた名著だ。

  • 極限の精神状態を経験した筆者にしか表現できない人間の本質と美しさ。
    またいつか読みたい作品。『星の王子様』と一緒に

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著者プロフィール

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ。1900年6月29日、フランスのリヨン生まれ。
幼少の頃より飛行士に憧れてその職につく。飛行士と兼業して、飛行士の体験をもとに『南方郵便機』、『夜間飛行』などを発表。
第二次世界大戦中、亡命先のニューヨークにて『星の王子さま』を執筆し、1943年に出版。同年軍に復帰し、翌1944年7月31日地中海コルシカ島から偵察飛行に飛び立ったまま、消息を絶つ。
その行方は永らく不明とされていたが、1998年地中海のマルセイユ沖にあるリュウ島近くの海域でサン=テグジュペリのブレスレットが発見される。飛行機の残骸も確認されて2003年に引き上げられ、サン=テグジュペリの搭乗機であると最終確認された。

サン=テグジュペリの作品

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