星の王子さま (新潮文庫)

  • 新潮社
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本棚登録 : 20814
感想 : 1856
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102122044

作品紹介・あらすじ

砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙の絵から、ときめく。
    何度目かの再読だが、ほとんどのお話を忘れていたので、とても新鮮な気持ちで読めた。
    素晴らしかった。☆ 7つはつけたい。
    とても詩的な物語だと思った。美しい言葉や場面がたくさんあった。王子さまの話し言葉が、魅力的。
    キツネの、「おねがい……なつかせて!」というおねだりが、かわいすぎて、きゅんきゅんした。
    作者自身が描いた挿絵が、シンプルで愛らしい。
    とてもきれいな気持ちになれた気がした。
    訳者あとがきは、作者のことがすごく詳しく書かれていて、この物語の理解の助けとなった。
    訳者 河野万里子
    ステキな物語だった。何度も読み返したい。

    ☆ 。。。ああ、もっと良いレビューが書きたい!
    いつか、再読して、レビュー再チャレンジしたいです。。。

    • りまのさん
      アールグレイさん

      荒神咲夜 note で検索すると、出てくると思います。
      3月から、こじんまりと活動していました ☆
      アールグレイさん

      荒神咲夜 note で検索すると、出てくると思います。
      3月から、こじんまりと活動していました ☆
      2022/09/20
    • アールグレイさん
      りまのさん(^_^)/
      男性とUnit なんて、素敵ですね!
      Twitterで検索して、みられますか?
      りまのさん(^_^)/
      男性とUnit なんて、素敵ですね!
      Twitterで検索して、みられますか?
      2022/09/20
    • りまのさん
      アールグレイさん
      お友達ですよ♪
      私のスマホでは、グーグル検索で、出てくるのですが。。。
      アールグレイさん
      お友達ですよ♪
      私のスマホでは、グーグル検索で、出てくるのですが。。。
      2022/09/20


  • 自分の中の大人になってからいつか必ず読むべき本リストのトップ5に入る本であった

    子供の頃からずっと自宅(実家)にあったのだ
    「星の王子さま」はその時代らしく辞書みたいに紙のケースに入っており、恐らく何度か読んだはずである
    内容はちっとも覚えていないし何の感想も持っていなかった
    もうすぐ引っ越す実家が相当な量の本を処分したが、「星の王子さま」は残っていた!
    何気なく母に聞くと「だって大好きな本だもん」ムフフとのこと

    これほど名作と言われる本を読んで、万一何にも感じなかったり、良さがまったく理解出来なかったらどうしよう…
    (感受性が人様とズレているのを頻繁に感じて生きているせいである)
    長年そんな不安で、読みたいけど読めずに時間が経過してしまった
    そんな時、「漫画でわかる世界な名著」で紹介されていたのを読み、よし機は熟した!
    わかりやすい翻訳ということで新潮社の文庫本を選択

    ■ざっくりあらすじネタバレ有■

    心から話ができる人もないまま、ひとりで生きてきた飛行機の操縦士の「僕」がサハラ砂漠に不時着する
    小さい星からやってきた王子さまに出会う
    一度質問したらけっして諦めない王子さま
    結構頑固でマイペース(笑)

    王子さまの星で咲いた1本の綺麗なバラ
    見栄っ張りで気まぐれ、プライドが高かった
    お世話してもお世話してもなんだか報われない
    その内王子さまはだんだんみじめな気分になり、外の世界へ…

    その世界は退屈で量的価値しか見出せないような大人たちの世界だった

    地球にたどり着くとキツネが大事なことを教えてくれる
    絆を結ぶこと
    なくてはならない存在になる
    世界で一人だけの人になる
    世界で1匹だけのキツネになる
    絆を結んだ者しか、ほんとうに知ることはできない
    ものごとは心で見なくてはよく見えない
    いちばんたいせつなことは目に見えない

    「僕」も王子さまと過ごすうち、子どもの頃のたいせつな心を取り戻し、最後は………


    「愛」って「愛」を「する」という動詞だと思っている
    愛するというおこないを自発的にし続けていく
    それが愛が育つんじゃないかなぁ
    本質を理解するってとても長い長い時間がかかる
    大人になると急にたくさんのことがわかったような気になる
    要領良くこなせるようにもなる
    でもまた急に心が寒くなる時がくる
    苦しんでもがいて一生懸命なのに間違ってたり、わかったような気がして安心したらまた自分の傲慢さが足元を救う
    そんな繰り返し
    そんな繰り返しだから、こういう本が名著になるのだろう

    大事なことって確かに目に見えないし、意外と近くにあるものだ
    すぐそういうこと忘れてしまうのだ
    忙しさにかまけて大人ってのは…

    王子さまと薔薇とのやり取りがとても可愛らしくて切なくていじらしくて…
    大人の恋愛顔負け(笑)

    (しかし子どもがこれ読んでどう思うのか是非知りたい
    きっと何か感じるところはあるのかな?)

    読んで良かった!
    本棚に「星の王子さま」がある
    なんか良いなぁ
    好きな時にまた読めるもの
    次に読むときはどんな発見があり、何を思うだろう…
    またこういう本が何年も何年も何世代に渡って読まれる世の中って捨てたもんじゃない!
    なんか嬉しい!

    ぜひ実際パイロットであったサン・テグジュペリの「夜間飛行」も読んでみたい

    • ハイジさん
      nejidonさん
      仰るとおり借りてきた猫です(笑)
      上を向いて毛布をかけるんですか⁉︎
      凄いですね
      でも素敵♪
      26匹は凄いです
      うちの実...
      nejidonさん
      仰るとおり借りてきた猫です(笑)
      上を向いて毛布をかけるんですか⁉︎
      凄いですね
      でも素敵♪
      26匹は凄いです
      うちの実家にインコ達が20羽居た時はありましたが…(笑)
      お世話代がぜんぜん違いますね(^^;

      素敵なお話しいつもありがとうございます♡
      2020/05/05
    • 地球っこさん
      ハイジさん、こんばんは!
      わたしも大人になってから『星の王子さま』読みました。
      子どもの頃読んでも、わたしは理解出来ず挫折してたんじゃな...
      ハイジさん、こんばんは!
      わたしも大人になってから『星の王子さま』読みました。
      子どもの頃読んでも、わたしは理解出来ず挫折してたんじゃないかな(^^;

      「愛」を「する」
      とても素敵な言葉ですね。
      心のノートにメモさせていただきました☆
      2020/05/05
    • ハイジさん
      地球っこさん こんばんは☆
      コメントありがとうございますm(_ _)m
      なかなか奥深い話しですよね…

      心のノートに…
      ありがとうございます...
      地球っこさん こんばんは☆
      コメントありがとうございますm(_ _)m
      なかなか奥深い話しですよね…

      心のノートに…
      ありがとうございます♡
      2020/05/05
  • 『いちばんたいせつなことは・・・』というセリフを聞いたことはありましたが、そもそもの物語をよく知らなかったため、手に取りました。

    わがままなバラとの諍いをきっかけに、自分の星を後にして旅に出た小さな王子さまは、いくつもの星を巡る途中に出会った不思議な人間たちや、地球上でのキツネとのやりとりなどから『本当に大切なことは何かを』見つけていきます。

    この小さな王子さまの体験談を、主人公でパイロットの「僕」が、砂漠に不時着したことを機に出会った王子さまとの思い出とあわせて、私たち読者に優しく語ってくれます。

    初めて読んだときは、文中の節々の比喩表現が理解できず、難しい印象を受けましたが、再度読み返してみると、キツネと王子さまの別れのシーンや、「僕」と王子さまが過ごす最後の日のシーンを中心に学ぶことが多かったです。

    150ページ弱の中に、詰め込まれた可愛らしい挿絵と深い言葉の数々。ふとしたときに再読したいと思わせてくれる素敵な本でした。

  • 子供だ。星の王子さまは子供だ。いや、子供なんだけど。
    わがままで、不遜で、癇癪持ちで、自分は何でも知っていると思っている。
    「僕」と出会った頃の王子様にちょっとイラッとした。(←同族嫌悪?)
    今回は再読なのだが、初読のときモヤっとしたバラの一件。
    今回も、バラのモラハラめいた態度も王子さまの言葉にもモヤりまくり。
    王子…それはちょっと危ない思考なのでは?
    と、思ったが、王子さまの人生に口出しする権利もないし。

    でもキツネとの対話シーンから涙腺が緩みはじめた。

    あと、
    「星星が美しいのは、ここからは見えない花が、どこかで一輪咲いているからだね…」
    「砂漠が美しいのは」王子さまは言った。「どこかに井戸を、ひとつ隠しているからだね…」

    の、ふたつの台詞は『天空の城ラピュタ』の『君をのせて』の

    「あの地平線輝くのはどこかにきみをかくしているから」
    「たくさんの灯がなつかしいのはあのどれかひとつにきみがいるから」

    に似ているなあ、と思った。

    ラストになると王子さまとの別れが名残惜しく、号泣。
    こんなはずじゃなかった!

  • とても簡単なことだ。
    ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。
    いちばんたいせつなことは、目に見えない。

    目にはみえなくてもそこには
    感情がいつも存在する。

    「絆」や「愛」があり、目には見えない「時間」が流れている。

    家族や友達、恋人、その人たちを大切にする想いは目には見えない。

    その想いは自分だけの唯一無二の気持ち。
    変わりのない共有できない目には見えないもの。

    けれどもそこには確かに「絆」や「愛」があり、共有し感じ築いてきた関係がある。

    目に見えないけれど、とても大切なこと。

    同じに見えるありふれた場所だって
    その人の作り上げた経験や思い出で
    特別で素敵な場所に意味づけられる。



    大切な人や居場所は
    初めからあった訳じゃない。

    自分の時間と感情を注いだ分だけ
    特別になる。

  • 人生で何かに思い悩んだときや疲れたときに、そっと優しく大切なことを思い出させてくれるような暖かい本だった。子どもの頃は、バラや、いろいろな星の人々や、ヘビなどの様々なキャラクターとの出会いを楽しむファンタジーのようなものだと捉えていたが、大人になってから再読してみると、愛や富や名声、死などについての思想書のようにも感じられた。21章は、特に何度も読み返したい重要な箇所。挿絵も素敵で、パラパラとページをめくっているだけでも、心がいっぱいになった。

  • 小さい頃に読んだのですが、内容をあまり覚えてなかったので、大人になってからもう一度しっかりと読みたいと思い、手に取りました。

    さくっと読め、子供にもわかりやすい内容である一方、様々な解釈ができるため考えさせられ、重みのある数々の言葉が胸に残り、読み直して本当に良かったと感じました。

    また数年後に読もうと思います。

  • 物語の中で、王子様が本当に星から来たのか主人公が見た幻影なのか、色んな見方ができる有名なお話。

    バオバブの木(良い木にもなれば悪い木にもなる。悪い木だったら苗のだんかいで摘まねば、根っこがどんどん広がって手がつけられなくなる)の話を通じて、現実の悪い習慣を示唆し、キツネの話を通じて、たくさんの人の中で特別な存在に気づく事の大切さを示唆している。

    「―本当に大切なものは、目に見えないんだよ。 」

    道徳的な教えと、リアルな現状を生きている上で大切な事を再確認させてくれたお話です。
    自分に、それでいいの?幸せ?と問いかけ直したくなる。

    自他ともに死を目前にした時に、星の王子様を知っていて良かったと思えるだろうな。

  • いろんな方が翻訳されていて、いったい何種類の「星の王子さま」があるのかわかりません。
    岩波、新潮、角川の3つを簡単に比較しているサイトを見て、自分が読みやすいと感じたのは新潮(河野万里子さん訳)だったのでこれを選択しました。

    「星の王子さま」はどんな話か全然思い出せないし、そもそも読んでいるのか否かも覚えていません。

    読んでみた感想を一言で言うと「難解」でしょうか。
    きっと、子どもの時には読んでいない。子どもだった頃の自分には読み切れない本です。

    地球に来るまでの6つの星を旅する話は分かりやすくスイスイ読めました。
    地球に来てからは、愛や絆や責任といった「目に見えない大切なもの」がテーマになって、ヘビやキツネやバラも何を想像させたいのかはっきりしません。
    なにより「星の王子さま」が何者なのか?子どもの頃の自分ではないのは確かです。

    読了後は、少しモヤモヤ感が残りました。

  • Le Petit Prince(1943年、仏)。
    子供のときに読みたかった。それなら素直に好きになれただろう。大人が純粋さを失っていくのは、悲しいことだが、理由のないことではない。この世界で生きのびるためには、いつまでも純粋無垢ではいられない。かけねなしの純粋さは、しばしば生存本能と対立する。作者の生涯を思う時、この物語は美しすぎて、やるせなくなる。

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著者プロフィール

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ。1900年6月29日、フランスのリヨン生まれ。
幼少の頃より飛行士に憧れてその職につく。飛行士と兼業して、飛行士の体験をもとに『南方郵便機』、『夜間飛行』などを発表。
第二次世界大戦中、亡命先のニューヨークにて『星の王子さま』を執筆し、1943年に出版。同年軍に復帰し、翌1944年7月31日地中海コルシカ島から偵察飛行に飛び立ったまま、消息を絶つ。
その行方は永らく不明とされていたが、1998年地中海のマルセイユ沖にあるリュウ島近くの海域でサン=テグジュペリのブレスレットが発見される。飛行機の残骸も確認されて2003年に引き上げられ、サン=テグジュペリの搭乗機であると最終確認された。

サン=テグジュペリの作品

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