- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102122044
作品紹介・あらすじ
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。
感想・レビュー・書評
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砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。
「リトルプリンス 星の王子さまと私」を観た後、「星の王子さま」が読みたくて読みたくてたまらなくなり再読。
『誰かと絆が結ばれると、少し泣きたくなってしまうこともある…』映画ではちょっと言葉が違ったけど再読した時この言葉がとても心に沁みた。
きつねくんとの愛、バラとの愛、そして飛行士さんとの愛を今まで以上に強く感じた。王子さまの笑い声を愛おしく感じた。
動く可愛い王子さまときつねくん。星の王子さまの世界を壊さずに大切に作られていると思う。映画「カールじいさんの空飛ぶ家」と小説「モモ」のように暖かい映画だった。 -
ずいぶん昔に読みました。
今も心に残っています。
本当に大切なものはなにかを知れる気がする、そんな作品です。
同じバラなのに、何かが違う。
それに気づいた王子さまのように私も生きていたい。
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本当にそこにいるような気がしてきます。
どう生きたらいいか悩んでいるなら是非一度読んでほしいです。
あと、有名な一言ですが、キツネの「大切なものは目に見えない、本当に大切なのは大切な人と過ごした時間だ」って言葉には胸を打たれました。
何十回読んでも飽きない、名作です。 -
君の膵臓をたべたいに登場していたので無性に読みたくなって読了。
読んで正解だった、終始大人になった人達に話しかけているような語り口。
本当に大切なものは目に見えないと言った大人に向けた童話。
誰かの特別になるとはどういった事なのかを考えさせられた。 -
子供向けだと思っていましたが、奥深いなあと感じました。
おとなってやっぱり変ですね。
さくっと読めたので、他の翻訳者のものも少し読んでみましたが、それは直訳しているだけのように感じました。
本書の訳者あとがきからも訳者の河野さんの「星の王子さま」に対する愛のようなものを感じましたが、本書の訳は読んでいて優しい気持ちになれました。 -
星空を見上げる時、この物語を思い出すんだろうな。そして、そういうものを増やしていけたらいいね。
おとなになって忘れてしまわないように、この物語と言葉を時々読み返したい。
「いちばんたいせつなことは、目に見えない」
「きみのバラをかけがえのないものにしたのは、きみが、バラのために費やした時間だったんだ」というキツネの言葉も好き。
王子さまからそのバラに対しての後悔「ことばじゃなくて、してくれたことで、あの花を見るべきだった」も胸が痛くなる一言。人間関係において心に留めておきたい言葉よね。 -
星の王子さまは静かな湖面のようだ。湖に写った自分の顔と星空を見て感じるように、この本を読んだ人は誰でも今の自分が拘っているものと、本当に大切なものとの差に気づき、思いを馳せる。そして、そこに落胆や虚しさはなく、穏やかな気持ちでその現実を受け入れられる。
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有名な『星の王子様』
読むたびにこの本が伝えたいことがわかった気になって、何度も何度も読み返したくなる。
挿絵が可愛くて、絵本を読んでいるような気持ちになるけれど、伝えたいことは少し遠回り。
きっと読んだ人の数だけ、解釈が変わるのがこの本の良いところだと思っています。
『いちばんたいせつなことは、目に見えない(文中より)』
目に見えないから、壊れないように大切に大切に扱って、見えてきたら、相手をわかった気になって。
目に見えないものを知ろうとするって人生で一番大切なことだと私は思う。 -
学生時代に暇を持て余していた時期があり、今とは比べ物にならないくらい本を読みました。
本書は学生時代に初めて読み、「もっと子供のころに読んでおけば」と後悔した記憶があります。
同じ後悔をさせまいと、小2の息子に読ませるために先日、書店で買いました。
そろそろ読める年齢ですもんね。
と、親がこういう〝不純な動機〟で買い与えたものに見向きもしないのが子供というもの。
かわいい装丁を見せても、ほのぼのとした挿画を見せても、全く関心を持ちませんでした。
しょうがない、と、およそ20年ぶりにページを繰り始めたら、止まらくなって一気読みしました。
内容については、今さら説明する必要はないでしょう。
でも、ぼくは、やっぱり王子様とキツネのエピソードが好きです。
それまで自分にとって赤の他人だった人が、かけがえのない存在になっていく過程を、これほど印象深く、簡潔に示したエピソードを私は知りません。
そして、キツネが王子様に語った、あまりにも有名な一言。
「いちばんたいせつなことは、目に見えない」
この言葉だけでも素晴らしいですが、やっぱり、王子様がキツネとのやり取りを経て、再びバラたちに会いに行き、戻って来てキツネに云われる一言だからこそ、深く胸に刻まれます。
さて、では、どうやって息子に読ませようか。
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いつもありがとう(^-^)/
「星の王子さま」は私も大人になって読んだよ。
全然不思議な事じゃないよ。
それにた...
いつもありがとう(^-^)/
「星の王子さま」は私も大人になって読んだよ。
全然不思議な事じゃないよ。
それにたぶんこれは大人に向けた物語だと思うし、子供ではすべて理解できないような気がするよ。
私、最初は王子さまの言っている事がよくわからなくて(笑)
何度も何度も読んでいくうちに浸透していく感じ。
そして、「カールじいさんの空飛ぶ家」や「モモ」に似ているのは映画なんだ。
もし、いつか「星の王子さま」を読んで気に入ったら映画も見てみて(*^^*)♪
きっと面白いと思うよ。
うさちゃんも「カールじいさんの空飛ぶ家」を知ってるなんて嬉しいなぁ(⁎˃ᴗ˂⁎)
では、では。
読み返すたび、言葉の一つひとつに新たな命が吹き込まれているような感覚、ありますよね。
かつてeテレ...
読み返すたび、言葉の一つひとつに新たな命が吹き込まれているような感覚、ありますよね。
かつてeテレで100分で読む名著とかなんとかいう番組でも取り上げられていて、熱心に見た記憶があります。
素敵な一冊ですよね。
コメントありがとうございます(^-^)/
yumiさんにとても素敵な言葉を書いていただき、この作品がさらに大事なも...
コメントありがとうございます(^-^)/
yumiさんにとても素敵な言葉を書いていただき、この作品がさらに大事なものとなりました。
本当に素敵な奥の深い作品ですよね☆
私はブクログもFilmarksもまだまだ不慣れでこちらこそ迷惑をかけてしまいそうでドキドキしています。
でもyumiさんとフォローし合うことができてどちらも楽しみがとても増えました。
ありがとうございます♪