第二の性 2 決定版 (新潮文庫 ホ 4-11)

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  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102124116

作品紹介・あらすじ

人は女に生まれるのではない。女になるのだ-この有名な書き出しは、文明全体が個々の女性を、今あるように作り上げたのだという強力なメッセージを伝えている。すべての女性は生まれた時から(男より劣った)第二の性になるよう仕向けられ、自覚しないままそれを受け入れる。それがどのような葛藤を生み、女性を苦しめるのかが、具体的な体験を通して女性の視点から語られる。

感想・レビュー・書評

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  • 大学の時に読みました。

    角度を変えて、たくさんの検証をしているため、
    「人は女として生まれるのではない、女になるのだ」
    についてどこかで納得ができる。

    現実的には、制度や慣習が追いつかず
    出産や育児は女の仕事です。
    仕事を続けたい、と思う女にとっては
    出産と育児は時間的なロスです。

    母性・母性本能について
    いったいどこから湧いてくるのか…
    子どもや血縁者にのみ湧くわけでない。

    きっと男性にも「母性」は少なからずあるはずです。
    ぜひ、内なる母性を発見して欲しいものだ。



  • 出口治明著『ビジネスに効く最強の「読書」』で紹介

    女とは何か。男と女はどう違うのか。様々な学術的見地から論じた女性論の古典。

  • はるか以前に読了したが『人は女に生まれるのではない。女になるのだ』という冒頭の言葉は今も私の中で生きている。

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