ジャン・クリストフ 1 (新潮文庫 ロ 2-1)

制作 : 新庄 嘉章 
  • 新潮社
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本棚登録 : 58
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (549ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102128015

感想・レビュー・書評

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  • 生と世界をとらえるスケールがとても大きい。そのスケールに没入したとき、心が遠くへ放り投げられるような感銘を受けます。おそらく、ロマン・ロランが感得したことと、想像したことと、理論で導き出したことが総動員されている。それらが見事に融和していて、一巻ですでに名作の趣ありです。クリストフとゴットフリートのシーンがとても沁みます。

  • (昔書いた感想を引っ張ってこようシリーズ)
    父親がある年のクリスマスプレゼントに突如として「お前はベートーヴェンが好きだったよな」とくれた。うちのパパもかわいい人である。
    なんだかとってもカッコ良い、正義感にあふれ努力家で素晴らしい人間であるベートーヴェンがモデルの大河ロマン。まあ、好きな人がカッコ良く書かれてるので悪い気はしないぜ。
    これはまた親友のオリヴィエくんがカッコイイ!ていうか、ステキな美少年!!(笑)なんかジャンのオリヴィエくんに対する入れ込みようもなかなかすごいね!(いや、ヘンな目で見てるわけじゃ・・・)おねえちゃんのアントワネットともども薄幸の美人姉弟☆良い感じです。(ミーハー観点からしか本が読めないわたくし)

  • 現代(と言っても20世紀初頭)に投げ込まれた自然人とその友人の物語。そしてR.ロラン自身にとっての応援歌。古典音楽の知識があると違った角度からも楽しめます。

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著者プロフィール

Romain Rolland(1866-1944)1866年フランス中部のニエーヴル県クラムシーに生まれる。1880年パリに転居。エコール・ノルマル・シュペリウール(高等師範学校)卒業と同時に歴史の教授資格試験に合格。教鞭をとる傍ら戯曲や音楽評論を発表し、1913年に小説『ジャン・クリストフ』がアカデミー・フランセーズ文学大賞を受賞。1914年8月、スイス滞在中に第一次世界大戦が勃発、この地で戦闘中止を訴えた。1916年ノーベル文学賞受賞。戦後は反ファシズム活動に参加、第二次世界大戦中はナチスに抗しながら執筆を続けた。1944年没。代表作は他に『ベートーヴェンの生涯』、『戦いを超えて』、『先駆者たち』、『クレランボー』、『魅せられた魂』、『革命によって平和を』など。

「2015年 『ピエールとリュース』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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